
サヤ
@sayaemon
2026年3月20日
春宵十話
岡潔
読み終わった
以前kindleで読んだものの、今回改めて紙ベースで再読
小林秀雄との「人間の建設」もそうだったけれど、この手の頭をしっかり使って噛みしめながら読む本は、やっぱり紙に限ると思った。集中力が段違い
岡が繰り返し主張する情緒や真智について、今回もすべて理解できたかどうかは正直怪しい
でも「種を撒き、自然の力と時間を注いで無から有を生み出す」という考えや、「発見は、膨大な研究・思索の後の緩んだ瞬間にやってくる」という実感は腑に落ちた
教育者としての考え方や、戦後批判のすべてに贅同するのは、現代人としてなかなか難しい部分もある
とはいえ、いつの時代も「斯くあれ」と願い、知性の目を開き、世界や人間がより良くあるために発信する大切さは変わらない
それにしても、この時代の方々の教養の深さは素晴らしい…「物が分かる」のレベルがちがうと感じる
また数年後に読む、そういう読み方が合う本だと思う