古屋 いつか "昭和探偵物語 平和村殺人事件" 2026年3月19日

古屋 いつか
古屋 いつか
@ameyuki
2026年3月19日
昭和探偵物語 平和村殺人事件
角川映画みたいだなあと思ったら、それを狙って書いたそうで、ふふッと思いました。 事件は戦後しばらくして起きたもので既に解決済みだけど、その事件の発端・経緯・発生の全てが戦争と戦後の混乱のせいと言っても過言ではなくて、それを令和のおじいちゃんの目線から、今の、この、きな臭くて生きづらい閉塞した時代はあの頃に端を発しているのではないか、私たちは間違えた道を歩んできたのではないか、と問いながら思い返す形式が心に迫りました。 天童荒太作品は「永遠の仔」と「孤独の歌声」以来です。行間から感じられるなんとも言えない誠実さというか、書き手を信じたくなるような筆致が好きだったことを思い出しました。
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