
い。
@hon_i_read
2026年3月21日

懐炉
森本孝徳
読み終わった
いままでの詩集に較べて格段に言葉が分かりやすい
それなのに意味は朧気に現れてすぐにどこかへ消えていってしまう
分かりそうなのに分からないし、届きそうなのに逃げていく情景と言葉が、懐かしさという感覚だけをはっきりと残していく
有り得べき過去の断片を懐に入れて体を暖める懐炉、のような詩集でこれなら何度も読むと思う
そしてそのたびに、言葉ではなく直接感覚として熱情を感じるのだと思う
詩人本人も言うように「熱情を求める者は、行動しないために詩人になる。」
森本孝徳さんのnoteにこの新詩集のことが書かれていて、「懐炉」というタイトルの発想がブランショの文章を引用して説明されている