
有
@saq_vv98
2026年3月21日
読み終わった
教え子が貸してくれまして。読了しました。
細胞のあたりの話が難しくて何度も読み返しましたが、とても興味深くて面白かったです。
体性ー自律神経反射の話が一番興味深かった。押すツボによって任意の臓器につながる交感神経/副交感神経が異なり、臓器の動きが抑制されたり促進されたりすることで整うと。
ほお〜〜〜ん……(難)
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手軽かつ即効性のある治療法ということで、米軍は鍼灸の知識・技術を採用しているというコラムも興味深かったですね。
こういうの、民間医療的なものだと感じてしまいがちですが、そういうものや長年謎だったメカニズムが科学の力によって解明されていく様はワクワクしますね。
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この本の中で「人為的にうつ状態に…」「人為的に老化を進めて…」ってうつ状態やアンチエイジングに漢方薬がどう影響するのかを調べた実験が紹介されていたのだけど、人為的にそういうことができるんだなってゾッとしたね……すごいや人類。脳の神経細胞やホルモン分泌に漢方薬の成分が作用するのだとか。
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『そもそも効くって何?』を説明する章もとても良かったですね。【医学的に「効果がある」と言える状態とは何か?】が理解しやすいと思う。
基礎研究は「なぜ効くのか?どのように効くのか?」というメカニズムの説明、臨床実験は「どれくらい効くのか?」の説明に用いられるって話も良かったね。
基礎研究や臨床実験の捉え方を改めて整理できたと言いますか。やはり両輪で進めていくことが大事だよなと。
両方の視点で説明されていたのだとこの本を通して実感できるので、そういう意味でもこの説明があったのはとても良いことなのかもしれないなと思う。実感する、身体に落ちるって大事だと思うので。
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ランダム化比較実験の
「どのような患者に(Patients)、
どのような治療をすると(Intervention)、
なにと比較して(Comparison)、
どのような結果になるか(Outcome)?」
という整理法も
「今後似たような内容の本を読むときも、こうあう視点で見たらわかりやすいかも!」と思った。
良い本でした。


