イイヤン "とらすの子" 2026年3月21日

イイヤン
イイヤン
@h_d_d
2026年3月21日
とらすの子
とらすの子
芦花公園
コロナを患っているので家にこもっている。リビングに出ると「うわ、出てきた」と、障りのあるものがやってきたように家族から言われる。わしゃ祟り神か。そんな日々なので、ほとんど部屋から出ず本を読んで過ごしている。そんな状態で昨日、芦花公園の本(みにくいふたり)を一気に読んだら精神に悪すぎて頭がおかしくなりそうだったが、本を読むことで生活にフィードバックがある状態は、それがバッドバイブスだとしても非常にインタラクティブ(夜にホラー映画を観た方が雰囲気が出るようなもの)なので、もう一冊、芦花公園を読むことにする。 イジメ被害者など他人から酷い目に遭わされて、生きることに困難を抱えた人々が集う「とらすの会」。美しい人物・マレ様に殺したい人間の名を告げると不思議な力で殺してもらえるその会はひどく歪んでいて、被害者として集まった人々は、自分にとって邪魔な人間をマレ様に消してもらうことに躊躇がなくなっていく。謎の無差別殺人事件の捜査上に上がったとらすの会。女刑事は、その成り立ちを調べる中で信じられない真実に辿り着く。 いじめの描写、底辺を生きる人の心理、謎の力、読んでいるとぐんぐん具合が悪くなる。病気で閉じこもっているときに読むのに最適(最悪)でした。
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