
きらきら
@kirakirakira
1900年1月1日
傷を愛せるか 増補新版
宮地尚子
読んでる
「幸せになんてなれるはずがない」と思い込んでいた人、「幸せになんてなってはいけない」と思い込んでいた人には、過去の呪縛から解き放たれるための言葉が必要になる。恐怖にすくんだ人が足を伸ばし、歩きはじめるには、未来を補捉する言葉が必要になる。
実際の命綱やガードレールがどんなに頼りなくても、人はなにかが、もしくはだれかが、自分の安全を守ろうとしてくれていると感じるときにのみ、人として生きられる。現実のもろさや危うさの中で、未来を補捉することは実際にはできないからこそ、希望を分かち合うことによって未来への道筋をを補捉しようとする試み。予言。約束。願い。夢。
明日、天気になあれ。みんな、幸せになあれ。そう思い、そうつぶやく。そう囁き、そう歌う。
