
けんたろ
@kentaro
2026年3月25日

読み終わった
大正時代の大阪が舞台ということで、読みにくそうだなぁという先入観がありました。この先入観から、本作のみならず、古い時代設定の作品をこれまで避けてきた者としては、読み始めるまでのハードルが高く感じていました。
しかし、朝宮運河氏の「ベストホラー2025」の国内部門第二位にランクインしていた本作、これがモチベーションとなり重い腰を上げて読みました。
結果、懸念は杞憂でした。
多少、大正時代特有の単語などがありますが、読めないほどではありませんでした。ただ、意味を理解できた方が良いことには変わりありませんので、知らない単語が出てくる都度調べながら読みました。
ストーリーはもちろん面白かったです。あらすじとか第1章とかを読んだ時点では見当も付かない方向に進みます。
ある真相が判明した時、「そうきたか」と感心し、俄然読書スピードが上がりました。
メインの題材も中盤の転換も好印象です。
終わり方も、好きでした。ちょっとだけですが、想像の余地を残されているのが良かったです。
ホラー小説としての恐怖度としては低い方だと思います。なので、ホラー小説苦手な人にもおすすめです。