
積読山脈
@book_mountain
2026年3月27日

【新装版】かかわると面倒くさい人
榎本博明
読み終わった
思ったよりもすらすら読める著書。
身近な面倒くさいひとを思い浮かべながら読むだろう読者の気持ちを代弁する合いの手が豊富だからだと思われる。あと具体例が多め。
「というよりも、面倒臭さにうんざりしている。」
「無駄な儀式をしているようで、ほんとうに面倒くさい。」
「できることならかかわりたくないと周囲のだれもが思っている。」などなど。これは爽快。
うんざりさせられている側としては同意できて読みやすい。ただし、自省するならその言葉は自分に刺さるため、どうか事実と感情とを切り離して読むべし。
本書の核は第二章・第三章、面倒くさい人の心理とそのメカニズム。
面倒くささは結局価値観等の相性で決まるので、相手の背景を読み解いて自身の解釈を変えることで対処するしかない。そのために相手の理解が重要なのだ。
本書を役立たせるには、思い浮かべた奴がどのタイプを内包するか分析して精神的な優位に立つことじゃないかしらと思う。
自分の上長は、相手の視点を想像する能力・自分の感情をコントロールする能力に乏しい、自己モニタリング傾向の貧弱な例かな。多くの人と相性悪いんじゃないかな。
