昼夜 "タタール人の砂漠" 2026年3月28日

昼夜
@chu-ya05
2026年3月28日
タタール人の砂漠
タタール人の砂漠
ブッツァーティ,
ディーノ・ブッツァーティ,
脇功
ただ漠然とあるかどうかもわからないものに期待し続けるだけの日々を送る男の話。 何も起こらない、と聞いてはいたがガチで主人公の身には何も起こらない。およそ物語の盛り上がり、急展開などというものがほぼない。でも不思議と飽きずに読み進められた。砦から望む砂漠の描写から風景を想像するのは楽しかった。 劇的な展開などない。だからこそ最期の虚しさが際立つ。ラスト数ページがいちばん心にきた。 物語としては平坦すぎるかも知れない。でも人生ってこれかも。
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