タタール人の砂漠

タタール人の砂漠
タタール人の砂漠
ブッツァーティ
ディーノ・ブッツァーティ
脇功
岩波書店
2013年4月1日
23件の記録
  • 白粉
    白粉
    @00_neumond
    2025年5月6日
    「いつか」を夢見て無為な日々を過ごしていくドローゴが現代社会を生きる我々のようで、恐ろしかった。 環境に慣れると、それまで抱いていた強い意志も弱まり皆と同じくズルズルと同じところにとどまってしまう。「明日こそ」「まだ若いから」と思っているうちに、どんどんやらずに終わったことが増えていき、歳を重ねるごとに時の流れは加速していく。最後はやっとのところで掴んだチャンスは泡となって消えてしまい、老人が掴んだ希望は安らかな死だった。 気づかないうちに通り過ぎた、選ばなかったチャンスがいくつもあると、人は晩年までずっと後悔してしまうのだろう。今を生きるために必要なことが散りばめられていた。
  • hn
    @hn__87
    2025年4月7日
  • mkt
    mkt
    @mkthnsk
    2025年3月15日
  • 水色
    水色
    @aotoshirode_
    2025年3月15日
  • luli
    luli
    @azoth-shark
    2025年3月12日
  • 🌦️
    @restgoogoo
    2025年3月12日
  • シクロ
    シクロ
    @sicrobei
    2025年3月11日
    解説文を読む前に感想を書くべきだったな。外国の小説を読んだのは初めてかもしれない。多かれ少なかれ繰り返しの日々の中で、みんなドローゴだけど、今のいや今までの自分はあまりにドローゴ。自分だけは違う、まだ若いという気持ちと、でもそうでないことを感じて、立ち止まる今。おれは砦から出てきたのか、砦に入ったのか。習慣は美しいものなのか。ドローゴと比べるなら、今まででもすでに多くを得たような気もするが、まだまだのようにも思う。死の美しさや平等さを感じるのはまだまだ先でいい。
  • 白雨
    白雨
    @nocturnalism
    2025年3月11日
  • Cota
    Cota
    @Cota-CAT4rd
    2025年3月11日
  • orange10s
    @orange10s
    2025年3月10日
  • さんつみ
    さんつみ
    @santsumi
    2025年3月10日
  • tony
    tony
    @tony
    2025年3月10日
    人生で一番読後にズシンときた一冊。学生の時、社会人になりたての時、役職がつくようになってきた時。それぞれの人生のフェーズで読んだが全部が重い読後感。
  • ブッツァーティーはどれもあつい。だらだら2、3年読み続けてる。あと100ページくらい
  • fuyunowaqs
    fuyunowaqs
    @paajiiym
    2025年3月7日
    書店で10分ほど立ち読みしてしまったのでそのまま購入した。すべてのページが美しく、惨めで愛らしいと思う。この物語をずっと読んでいたい、この場所に留まっていたいのにそれが叶わないことも分かって、安らぎと寂しさを覚えた。 はじめから終わりまでひとりの人間を丁寧に描きながら、題名に「タタール人の砂漠」を選ぶセンスがすばらしい。こんな優しい話はない。また読む。
  • sr
    sr
    @sr_orc
    2025年3月7日
  • ふみ
    ふみ
    @fh49rsgf
    2025年3月7日
  • vocalise
    @vocalise_007
    2025年3月7日
  • osio
    osio
    @ssio___6
    2025年3月6日
  • 茅野
    茅野
    @mizuumis
    2024年12月28日
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved