まなお
@manao
2026年3月31日

序の舞
宮尾登美子
買った
読み終わった
Kindleが見つけられず、古本を買ったけど、やっぱり紙の本はいい!
文庫で700ページを超える長編で、読めるだろうか。。。と不安になったけど、一度読み始めたら夢中になって止まらなかった。
女性で初めての文化勲章を受賞した日本画家の上村松園をモデルとした話で、古い京都の言葉や風習も情緒があり、面白かった。
150-100年前の話だけど、今の話だと言われても違和感ないぐらい、同じような悩みややるせなさ、迷いを感じられる。
男性を介して、女性が苦しみ、分断され、だけど連携し、救いあっていく様は、いつの時代も変わらない気がした。
主人公の中にある、業火のような飼い慣らせない情熱と浅はかとも言える純粋性に翻弄されながら、それでも一心に芸術を追求していくのを読んでいて、やっぱり人の人生はその人を究極的に愛しているんだろうなと思った。