まなお
@manao
何年も実用書しか読まない時期がありましたが、また小説に戻ってきました。
- 2026年8月17日
耳に棲むもの小川洋子読み終わった見たくないもの、目を背けたいものを、遠くの演劇で見ているような気分にさせられる話。 近づきたくないのに目が離せない。ファンタジーでありリアリティもあり、小川洋子さんの世界に引き込まれます。 いつも小川さんの文章は命に対する愛情に溢れていてすごいなと思います。 「今日は小鳥の日」と、「選鉱場とラッパ」が好きでした。 - 2026年8月16日
東京日記 他六篇内田百間読んでる読み始めた「サラサーテの盤」「白猫」「南山寿」をまず読みました。 深淵を覗き込む直前の怖さ。。。みたいなものがあり、でも全部は分かりきらなかったです。 文章は軽快で心地いい。なのに不穏。この対比が魅力なのでしょうか。 他も読んでみようと思います。 - 2026年8月16日
雪国川端康成読み終わった国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。 この冒頭の一文から、さいごの1ページまでずっと美しく繊細な描写が続き、圧倒された。 大きなことは起きず、始終明るいトーンでもあるのに、ずっと物悲しさがつきまとって離れない。 主人公が一切この物語に力を加えておらず、ただ物事が移り変わっていく様を見ている。最後天の川が流れ込むところは、その虚無が極まったということなのかな、と思った。 舞台になったのは新潟県の湯沢温泉らしいですが、いつかゆかりの場所を巡ってみたいな。 - 2026年7月26日
傷を愛せるか 増補新版宮地尚子読み終わった再読。最初に読んだ時より静かな感動があった。 もしかしたらその時は、まだ生々しい傷が自分にあって、縋りたい気持ちがあったのかも。 傷を愛せるか。 難しい問いだと思う。 愛したい、でも、そんな簡単に答えは出せない。 でも少なくとも、傷付いたことに気づきたいと思った。それをちゃんと見て、傷付いたのは弱いからだと決めつけることなく、傷が治っていくことを信じ、その過程を見続けたいと思った。 - 2026年6月11日
夜と霧 新版ヴィクトール・E・フランクル,池田香代子読み終わった人間とは何か、精神的自由とは何かと言うことを考えさせられた。 作者と直接交流のあった旧版訳者のあとがきから、作者の穏やかさや聡明さの奥にある消え去らない悲しみのようなものが感じられ、それもしみじみとして良かった。 - 2026年5月10日
きことわ(新潮文庫)朝吹真理子読み終わったちょっと良くわからなかった! やりたいことの仕掛けみたいなものが、分かるようで分からない。 記憶や現実って曖昧だよねっ、てことだけでもないんだろうけど。 あと多分意図的なんだと思うけど、ひらがなも多くて読みにくい箇所あり。 再読する必要ありそうですが・・・、するかな? - 2026年3月31日
妊娠カレンダー (文春文庫)小川洋子読み終わった買った二編目の『ドミトリイ』がすごく好きだった。 色々な解釈ができそうだけど、蜂の巣は先生、もしくは主人公たちを含めた登場人物の隠された感情、情欲のようなものが見えないところで膨れ上がったものなのかな、というのが私の感じたところ。 小川さんの文章は、静謐という表現がよくされるけど、加えて官能的で、ちょっとコミカルなところが好き。 - 2026年3月31日
ある愛の寓話村山由佳買った読んでる読み始めた - 2026年3月31日
自分の小さな「箱」から脱出する方法アービンジャー・インスティチュート,冨永星買った読んでる読み始めた - 2026年3月31日
序の舞宮尾登美子読み終わった買ったKindleが見つけられず、古本を買ったけど、やっぱり紙の本はいい! 文庫で700ページを超える長編で、読めるだろうか。。。と不安になったけど、一度読み始めたら夢中になって止まらなかった。 女性で初めての文化勲章を受賞した日本画家の上村松園をモデルとした話で、古い京都の言葉や風習も情緒があり、面白かった。 150-100年前の話だけど、今の話だと言われても違和感ないぐらい、同じような悩みややるせなさ、迷いを感じられる。 男性を介して、女性が苦しみ、分断され、だけど連携し、救いあっていく様は、いつの時代も変わらない気がした。 主人公の中にある、業火のような飼い慣らせない情熱と浅はかとも言える純粋性に翻弄されながら、それでも一心に芸術を追求していくのを読んでいて、やっぱり人の人生はその人を究極的に愛しているんだろうなと思った。 - 2026年3月27日
叫び畠山丑雄読み終わった買った第174回令和7年下半期芥川賞受賞作 テンポよく読めたけど、登場人物に共感するところがあまりなかったのと、出てくる女性の関西弁に、そこまで親しくもない人に女性がこんな言葉遣いするかな?っていうのが疑問で、なんかよく分からないうちに終わってしまった。 芥川賞の選評も読んだけど、要は、モチーフとどんどんズレながら転がっていく感じが面白さなのかな?という受け取り方をしました。 読み取れてないところがいっぱいありそう。。。 - 2026年3月25日
夜市恒川光太郎読み終わった買ったホラーとあったが、怖くなくて良かった。 ふんわりと懐かしい気持ちになれる話だった。 こう言う本を読むと、言葉の力を信じようと言う気持ちになれる。 独りだけど、独りじゃない。 【メモ(ネタバレを含む)】 これは成長の物語ではない。 何も終わりはしないし、変化も、克服もしない。 道は交差し、分岐し続ける。一つを選べば他の風景を見ることは叶わない。 私は永遠の迷子のごとく独り歩いている。 私だけではない。誰もが際限のない迷路のただなかにいるのだ。 - 2026年3月23日
よだかの星宮沢賢治,浅野薫読み終わった - 2026年3月23日
時の家鳥山まこと読み終わった買った第174回令和7年下半期芥川賞受賞作 ほとんどが家の描写ですが、その中に差し込まれる、その家に住んできた人たちの折り合いのつかない感情みたいなものが静かに表現されていた。 <言葉メモ(ネタバレを含む)> -見つけられないことにも慣れて、何をしても何にも繋がっている気がしないことにも慣れて、慣らされて。 -自分はこれまでの時間の中で何かに目を凝らし、その細部に丁寧に思いを寄せ、掬い上げようとしたことがあっただろうか。いつだって遠目に見て、そのままに判断し、置き去りにしてきたのではないだろうか。 -「意匠」という言葉があります。「意」とは心を意味する語であり、「匠」とは形作ることを意味する語。つまり「意匠とは心を形づくるもの」。 -夫は二匹のうずくまる猫を覚えているような人ではなかった。 ↑ウケた - 2026年2月24日
薬指の標本(新潮文庫)小川洋子読み終わった買った色んな解釈ができ、人を惹きつける不穏さがある。 なぜ主人公がその世界に足を踏み入れていくのかが明確に説明されないからこそ、自分の中に、辿ってきた道に、同じような分岐点がなかったかを顧みさせられる。 心の作用のバグのようなものに気付かされる一冊でした。 小川さん、他も読んでみたいです。 - 2026年2月24日
- 2026年2月24日
- 2025年12月30日
- 2025年12月30日
- 2025年12月30日
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