舳野
@henomohe
2026年3月26日

暗黒の瞬間
エリーザ・ホーフェン
読み終わった
夏樹静子的なリーガルサスペンス。
強姦が一番よかった。
11人の男が独身最後パーティーで女の子を襲った。
うち一人が輪姦が始まる前に帰って行ったという証言があるため推定無罪の原則に従うと全員無罪になってしまう。
うちひとりだけでも崩せたらお互いが密告し合うのに彼女は頭にふくろかぶせられたり、怪我をしたりそもそもこんな酷い目にあい、確かな証言は難しい。
そしてこの話、帰って行った男は間違いなく犯人を知っているのに警察に協力しようとしていない、犯人を庇っている、これを前提にしてこの話は読んだ方がいい。
ふと日本の集団強姦が行われた部屋にいたが加わっていないと不起訴になったサッカー選手がドイツのリーグにいることや、事件の関与について代表監督の言い草を思い出し、この小説のくずたちの家族の様子も重ねてなんとも言いがたい気持ちになる。