
六花
@rikka-momohana
2026年4月1日
遠の眠りの
谷崎由依
読み終わった
大正末期から昭和の敗戦までの、福井を舞台とした物語。父親の支配的な家、女工、「青鞜」、百貨店、少女歌劇団、看板女優の「少年」、労働争議、戦争。自我を目覚めさせ、お話(テクストという織物)をつくる絵子。焼け野原に立つ絵子は、最後、どこに向かったのか。学校のようなものを想起しつつ、「どことも知れないところへ」。女たちは「難民」であり、この物語には達成感はない。「この戦争が終わるまで、生き延びて、逃げ切りましょう」。