
きらた
@kirata
2026年4月3日

よろずを引くもの
西條奈加
読み終わった
お蔦さんと暮らす神楽坂を舞台に、高校生男子·望の周囲で起きる騒動を描いた7つの短編を収録した連作短編集、シリーズ第4弾
今回は事件性が薄く、まさしく“騒動をおさめる”話が連なる作品集でした
推理ものであり、粋な人情ものでもあり、そして料理もの(高校生男子·作)でもある、1作で3度おいしい(!?)作品
前3作と比べると、今回は穏やかな雰囲気が漂う感じ、ホッとしながら読めました
望やその周りの人々の心根の良さと言ったら!!♡(๑>᎑<`๑)
とは言え、「孤高の猫」の様に考えさせられる(気付かされる)内容もあるので、胸の中に苦味が全く生じないなんてことは無いのですが
.。oO “あなた(読者)はどうしますか?どう考えてますか?”と問われてる感があるって感じですかね‥
また、シリーズが重なるに連れて、飯テロ度が高まって行く気がするので、寝る前とかに読むのは割と危険かも知れません(*´ヮ`)
今作では、あのお蔦さんを慌てさせる人物が現れたのが、びっくりだったり微笑ましかったり(?)
お蔦さんにも苦手な人が!? (*´艸`*)
最後の話の最後の方で奉介おじさんが名台詞を言ったので書いておきますね
「不完全で傾いてるからこそ愛おしい。幸せって、そういうものだろ?」
こんな感じに様々な気付きを与えてくれる作品だと思います

