ゆき
@yu-ki
p223
「ママに、腹が立つことないのって聞いたことがある。無理難題を吹っかけてくるひともいたし、〜。ママは出会えたからには大事にしたいでしょって笑ってた。せっかくなんだから寄り添いたいんだって。だけど、無理に近づこうとはするな、って」
ゆき
@yu-ki
p223
誰かを理解できると考えるのは傲慢で、寄り添うことはときに乱暴となる。大事なのは、相手と自分の両方を守ること。相手を傷つける歩み寄りは迷惑でしかないし、自分を傷つけないと近づけない相手からは、離れる事。
ゆき
@yu-ki
p237
「ひとってのは、水なのよ」
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「触れあうひとで、いろもかたちも変わるの。黄にも、緑にも。熱いお湯にも、氷にも。真っ白いかき氷に熱いいちごシロップなんて、あわないでしょう。離れるなり、タイミングを計るなり、姿を変えるなり、よ」
ゆき
@yu-ki
p137
「そりゃ知らないけど、知っててもいうよ。不幸を親のせいにしていいのは、せいぜいが未成年の間だけだ。もちろん、現在進行形で負の関係が続いているのなら話は別だけど、彼女に関しては、そうじゃないだろ。こうして面倒見てもらってるわけだし」
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「だいたい、何十年も前のことをいつまで言うつもりでいるの?まさかおばあちゃんになっても、聖子さんの墓の前あたりでぐちぐち言うわけ?だったら逆に感心するかな。すごい執念だ。」
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「だから、そういうのは十代で整理しておけって」
結城さんが呆れたように口の話を歪めた。
「せめてこの二十代の間でどうにかしたほうがいい。いい加減、やめな。ていうか君、あんまりにも幼稚すぎるんだよ」

