星を掬う

18件の記録
- umi@hontowatashi2025年3月19日読み終わった苦しくてページを閉じたり、涙で読めなかったり、久々に体力のいる読書だったけれど、読んでよかった。 寄り添うことがときに乱暴になることも覚えていたい、家族でも親子でも結局は違うひとりの人間同士で、それぞれの思いや考えがあって、でも全部理解し合えるわけがなくて。 いつだって「分かりたい」と「分かるわけない」の狭間でもがいてなんとなくの落としどころが固定化されていく。どうしたって複雑で難しくて怖い。それでも向き合って、自分の人生を自分のものにしていかなくちゃいけない。 星を掬うという表現が素敵だな、最後はあたたかくてよかった。