
ハツ
@camellia_no7
2026年4月4日

チマチマ記
長野まゆみ
読み終わった
紙の本
Twitter(現X)で見かけた文庫交換会で私のところへやってきた本。私にとって長野まゆみといえば『少年アリス』をはじめとする初期作品の印象が強いもので、最初はちょっと意外に思ったのだけど、つぶさに描かれる情景やちょっとクセのある人物に「あ〜そうそう、これだ〜」ていう感触を得て懐かしくなった。昔よく読んでた作家さんと再会して面影を感じるの、とても良いものでした。
もちろんお話そのものもすごく良くて、いろんな人物が好き勝手に登場して好き勝手にふるまい、また去っていくその様子が自由でのびのびとしていて、でも誰のことも害しない。淡々とした優しさと距離感があって、読んでる間中なんだか風通しが良くて息がしやすくて居心地がよかった。あとめちゃくちゃお腹すく。
たぶん自分では手に取ってみることもなかっただろうと思うので、この本が手元に来てくれてとても嬉しい。こういう縁もあるんだなあ。