
読書日和
@miou-books
2026年4月5日
言志四録 心を磨く言葉
佐藤けんいち,
佐藤一斎
読み終わった
恥ずかしながら、このエッセンシャル版で初めて知った一冊。
幕末の志士や明治の偉人に大きな影響を与えたのに、なぜ今まで知らなかったのだろう。
佐藤一斎が、就寝前に書き続けた「瞑想記録」をまとめたもの。
1813年、数え42歳から始め、約40年間。いわゆる日本版の『自省録』。
もともと出版を前提としない、自分自身のための言葉だからこそ心に刺さる。
西郷隆盛が引用した言葉や、『中庸』に通じる思想などの背景も興味深い。
今回は超訳で読んだので、
次は書き下しで、志士たちが辿ったように読み直したい。
——自分のためのメモ——
3-13:自分一人でも前に進め
一燈を提げて暗夜を行く。暗夜を憂うこと勿れ。只だ一燈を頼め。
2-70:人生は旅のようなもの。ゆっくり急げ。
4-139:心の持ち方ひとつで時間は長くも短くもある。
4-219:他人の言動は鏡に映った自分。
2-239:知識だけでなく内省が必要だ。
めちゃめちゃ刺さりました。。
読書家だった一斎でさえ、
晩年には内容を忘れてしまったことを悔やみ、
「本は選び、熟読し、繰り返すべき」と説く。
……少し耳が痛い。