丸子 "「イヤなことがなかなか忘れら..." 2026年4月6日

丸子
@maruko
2026年4月6日
「イヤなことがなかなか忘れられない人」のための本
メンタル系の本をたくさん読んできた。 大半は、「それが出来たら苦労しないよ」という感想を抱く。あるいは、書いていることの意味は分かるんだけど、心では全く理解できなくて、何回読んでも納得感を得られない。 本書は、スルスルと頭の中に入ってくる。「イヤなことがなかなか忘れられない人」のことを、本当によく分かって書いてくれている。 イヤなことを引きずってしまう人は、そのまじめな性格が災いし、まじめさ一本でものごとを処理しようとするために、どんどんイヤなことを引きずっていることがわかります。(p19) 原因は“自分”にあるのではなく“思考パターン”、忘れられない“心の習慣”にある。(p20) きっかけは、過去のトラウマとか、家庭環境とか、人によって色々ある。 でも、大切なのは、そのマイナスの思考を反芻してしまうかどうか。そして、反芻してしまうのは、“性格”ではなく“習慣”。習慣を変えるには、習慣で上書きするしかない。 本書では、とにかく、一時的に気を紛らわせる方法を、ずっと説明してくれている。 自分の性格に長年悩んできた身としては、「そんなことで何の解決になるんだ」と思うところはある。でも、著者は、読者がそう思ってしまうことも想定していて、それでも尚、問題は習慣なのだと訴える。 一時的に気を紛らわせることを何度も続けて、習慣化していく。イヤなことがなかなか忘れられない思考パターンを、上書きしていく。 そういう方法が、いくつもの事例と伴に紹介されている。 成功体験やプラス面に注意を向けること自体が、その人の能力を発揮しやすくさせ、失敗体験やマイナス面に注意を向けること自体が、その人の能力にブレーキをかけるのです。(p194) 残酷な話はやめてほしい。 人生がうまくいかないのは、自分の思考パターンと、それによって行動が抑制されているから。勿論、それだけが原因ではないにせよ、マイナス面にばかり目を向けてしまう習慣がある人とそうでない人とでは、人生を立て直す時間も労力も全然違ってくる。 習慣って恐ろしい。
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