来夏 "星旅少年1" 1900年1月1日

来夏
@raika_b
1900年1月1日
星旅少年1
星旅少年1
坂月さかな
帯分にあった「そこに確かにあったものを記憶するのが僕の仕事なので」というセリフに惹かれて購入。なくなってしまうものを残そうとする、という行動や思考に私は弱い。買って数日なんだかもったいなくて取っといてしまった結果、寝たくない明日にきてほしくないとうだうだしていた深夜に「私はもう今日は寝ないんだ本読んでやる」という謎勢いで手を出してしまった。早く読んどけばよかった。読了後、スッキリした気持ちになって「寝ないんだ!」と1人勝手に地団駄踏んでいたことも忘れてすぐ寝た。 物語の全体として、切なさというか物悲しさというか、どうしようもない悲しみのようなものが流れていて肌寒いのに、その中の人々とのドラマがほんのり淡いぬくもりを持った光を見てるようで、じんわりと沁みる。感覚的に「蛍みたいだなぁ」と思ったけれど、この本的には「星みたい」と思う方が正しいんだろうな。 なだらかで心地よい日々が続くのかと思っていたらしっかりミステリー要素もあって、想像以上に自分好みの作品でした。続きが楽しみ。
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