
Tomy
@books_tomy
2026年4月7日
ギリシャ棺の秘密
エラリー・クイーン,
北田絵里子,
越前敏弥
読み終わった
国名シリーズ4作目の本作は時系列的にはローマ帽子、フランス白粉、オランダ靴より以前のエラリーがまだ若い頃の事件。
上記3作でも自信家ぶりは目立っていたけれど、今作での若さ故の自惚れぶりや生意気さを考えると年齢を重ねてだいぶ丸くなったんだなと思えてちょっと面白かった。
度重なる犯人による濡れ衣工作に何を信用すればいいのかわからなくなり、途中で推理することを放棄してしまったところ想定外の人が犯人でビックリした。
どれが本当の証拠でどれが犯人の残した偽の手がかりなのか判断が付かなかったけれど、解決シーンでの推理は納得感があり犯人が二転三転する筋書きはエンタメとして楽しめた。
個人的にはロジックの美しさで言ったらオランダ靴の方が好み。