

Tomy
@books_tomy
ミステリとSFが好き
いいねは以前読んで面白かった本もしくは気になって読んでみたい本
- 2026年7月2日
ミレニアム 1 ドラゴン・タトゥーの女 下スティーグ・ラーソン,岩澤雅利,ヘレンハルメ美穂読み終わったとても面白かった。 ヴェンネルストレムに反撃して成功したところなんかは痛快だったし、ミカエルが事件の真相を世間に公表しない(できない)という決断を迫られた場面では、ジャーナリストとしての矜持に反する行いをしなければならない状況に読んでて一緒に苦しい気持ちになった。 事件の方も当初考えていたものよりも規模が大きく根が深い犯罪が隠されていて、それが判明していく様はとても鮮やかで引き込まれた。 また最後の方のハラハラする展開にも手に汗握ったりと、とても満足度の高い一冊だった。全世界でよく売れたのにも納得する面白さだった。 この後の2部、3部ではミカエルとの関係を通して人間として成長していくリスベットの姿が見えたりするのだろうか。 次作も楽しみ。 - 2026年6月29日
ミレニアム 1 ドラゴン・タトゥーの女 下スティーグ・ラーソン,岩澤雅利,ヘレンハルメ美穂読み始めた - 2026年6月28日
ミレニアム 1 ドラゴン・タトゥーの女 上スティーグ・ラーソン,岩澤雅利,ヘレンハルメ美穂読み終わったすごく面白い。 最初は冒頭のヴァンゲル家の家系図と登場人物のあまりの人の多さに面食らったけど、本編を読み始めたらそれが全く気にならないくらいスラスラ読めた。 下巻ではリスベットとミカエルが一緒に事件の調査をしていくんだろうか。リスベットの活躍が楽しみでワクワクする。 - 2026年6月24日
ミレニアム 1 ドラゴン・タトゥーの女 上スティーグ・ラーソン,岩澤雅利,ヘレンハルメ美穂読み始めた - 2026年6月24日
時をかけるゆとり朝井リョウ読み終わったサクサクスルスル読める。 noteの投稿を読んでるような感覚で非常に読みやすい。 また著者とは完全同世代のゆとりなので世代感覚に大変共感した。 一方で著者やご学友の見切り発車でなんとかなるだろというチャレンジ精神や好奇心というプリミティブな衝動に突き動かされる姿は、心配性で石橋を叩いて結局渡らないタイプの自分は持ち合わせていない感覚だったので読んでて新鮮だったし羨望の念さえ抱いた。 著者の小説は読んだことがなく本作のエッセイが初めてだったけれど、小説の方も俄然気になってきたのでちょっと読んでみようかなと思った。 - 2026年6月22日
時をかけるゆとり朝井リョウ読み始めた - 2026年6月21日
百年の時効伏尾美紀読み終わった面白かった。553ページもあるけれどそれを感じさせない構成でグイグイ引き込まれるように読んだ。 非常に重厚な警察小説でありつつ、未解決事件にかける刑事たちの熱い想いが昭和、平成、令和と時代を超えて引き継がれていく様が人間ドラマとしても胸を打つとても良い小説だった。 読後感も良いしタイトルの『百年の時効』もそういうことかと納得。 捜査手法は関係者への聞き込みから事件に関連する事実や人物を探り当てていくthe昭和の足で稼ぐスタイル。そのため、メインの佃島一家殺傷事件の他にも関連した事件が多々発生し登場人物がたくさん出てくるのでこの人誰だっけ?ということがちょいちょいあった。当方は読了後に登場人物一覧がついていることを発見したのでこれから読む人におかれましてはぜひ参照されたい。 - 2026年6月15日
百年の時効伏尾美紀読み始めた - 2026年6月15日
極夜の灰サイモン・モックラー,冨田ひろみ気になる - 2026年6月14日
禁忌の子山口未桜読み終わったガッツリネタバレ感想 自殺はミステリーの禁じ手というか、殺人と思ってたら実は自殺でしたーという筋書きは作者として心理的に忌避感があって普通は避けがちだと思う。それをストーリーや演出でここまで面白く持っていけるとは。 自殺と判断する論理が明確で鮮やか。エラリー・クイーンのよう。 顔の全く同じ遺体という部分に関しては、肉用牛生産で母体が違う一卵性双生児は可能であると知識として知っていたため、そこに関しては推測でき衝撃度は低かったけどタイトルの「禁忌」の子とまでは言い難いよなあと思ってたら衝撃の事実。 確かにそれは間違いなく禁忌の子だし京子先生の行動や自殺の動機としても腹落ちするし、犯人の行動にも納得感がある。 ところどころ手がかりの散りばめ方に不親切さを感じた部分もあったけれどとても面白かった。 けど真相が生理的な嫌悪感を催すもので作品の面白さはそれはそれとして物語の根幹を成す真実が受け付けなかった。あと結末も個人的にはモヤモヤして意見が分かれそうだなあと。 すごく良くできたミステリーだけど人を選ぶ小説かもしれない。 - 2026年6月10日
禁忌の子山口未桜読み始めた - 2026年6月9日
一億年のテレスコープ春暮康一読み終わったやっと読み終わった。 「エルゴ領域」のようなわからない用語を調べたり、文章の意味するところを咀嚼したりするのに時間がかかった。けれどそこに負担感をあまり感じなかったのはストーリーの面白さとスケールの大きさ、読んでいると浮かび上がってくる謎が魅力的だったからだと思う。 この小説の時間軸は「大始祖」の足跡を追う母と子を描いた遠未来、この物語の主人公である「望」の人生を描き小説の中心となる時間軸の(広い意味での)現代、謎多き「飛行体」と宇宙に点在する文明を描いた遠過去の3つから成っていて、最初はそれぞれの時間軸がどう繋がっていくのか頭に疑問点ばかりだったけれど、最後まで読むと全ての謎がきちんと解消された。最終章のタイトルにもあるようにまさに環が閉じるように時間軸が繋がった様は快感だった。 全編を通して、春暮氏が描く話のスケールの大きさに頭の中で描くイメージが追いつけなくて置いてけぼりにならないよう必死にしがみつくような感覚で読んでいたけれど、それ自体が他では中々得難い読書体験だなと思った。 あとタイムトラベルSFで起こりがちな邂逅シーンを「量子複製禁止定理が破られる」と表現するのはわかりにくいけどなんか良くて好きだと思った。 - 2026年5月31日
- 2026年5月30日
誓願マーガレット・アトウッド,鴻巣友季子気になる - 2026年5月30日
侍女の物語マーガレット・アトウッド気になる - 2026年5月29日
一億年のテレスコープ春暮康一読み始めた目次を見たら章タイトルごとにページだけでなく1から24の番号がバラバラな順で振られてるのに気付いて「おや?」と思う。 章タイトルに遠未来や遠過去とあることから時系列順に番号を振ってくれているのかなと思料。非線形の語り口で構造を把握しながら読む小説は大好物なので目次を見ただけでウキウキ。 あと同著者の「オーラリメイカー」では時間軸が行ったり来たりで時系列を整理するのが大変だったのでこういう気配りはとても助かる。 - 2026年5月29日
不死の島へクリストファー・プリースト,古沢嘉通気になる - 2026年5月29日
僕には鳥の言葉がわかる鈴木俊貴読み終わった面白かったしびっくりするぐらいサクサク読めた。学術的な内容を一般の人でもわかりやすいように噛み砕いて書かれていて自分の想いを広く世に知らしめたいという気概を強く感じた。 研究で得た成果をアカデミアだけでなく社会に広く知ってもらい関心を集めて世界をより良いものにしたいという気持ちが強いのが新しい世代の研究者という感じがしてとても頼もしい、今後の研究成果や出版書籍が楽しみな研究者。 - 2026年5月27日
僕には鳥の言葉がわかる鈴木俊貴読み始めた - 2026年5月26日
瞬きすら許さないジョー・キャラハン,吉野弘人読み終わったとても面白かった。 AIを活用した犯罪捜査を描いた少し未来の警察小説。でも個人的には本作の見どころはAIではなく、パートナーを癌で失って一人息子も親離れの途上にあり孤独を感じている主人公キャットの心情描写にあると感じた。キャットの心の揺らぎや感情の昂りを丁寧に描いていてとても感情移入して読むことができた。 またチームメンバーもそれぞれに自身や家族にのっぴきならない事情を抱えていて、そのバックグラウンドに基づく意思決定や行動によりメンバー間の不和が発生したりと、キャラクター面からも没入しやすい小説だと感じた。 時折挟まれる監禁シーンの不穏な描写にもとてもハラハラして、キャットが捜査している事件とどう繋がるのかが気になってどんどん読み進められたし、「人工知能捜査体」のロックという飛び道具のおかげで他の小説の警察捜査では人海戦術で対応して時間がかかりがちなカメラ映像やSNSなどの情報収集や分析がサクサク進むことで、物語の遷移もスピーディーでテンポよく進む。 事件の犯人と真相が判明する場面は急転直下というか急ハンドル切られた感があったけど私は楽しめた。 小説の雰囲気がM・W・クレイヴンの「ストーンサークルの殺人」に少し似てるなあと感じたのでそちらが好きな人にはハマるかも。 本国では第4作まで出ているらしいので今から続編が楽しみ。
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