
生涯一学徒
@omuo
2026年4月8日

デザインについて
アニ・アルバース
読み終わった
デザイン
読みごたえはあったが内容自体はエッセイで、文体も柔らかいのでページを捲る手が止まらなかった。
私はテキスタイルよりバウハウスについて調べたく手に取ったが、バウハウスの様子が詳細に知れると言うよりかは、アニ・アルバースの説く教えと思案がバウハウスの教育を体現しているといった具合。人を介して理念を知るという意味では良い読書体験だった。
また、かなり男尊女卑(とジェンダーバイアス)が苛烈な教育機関であったのも事実だから、アニのような女性生徒の様子が知れたのは貴重なことのように思う。
「世の中、満足を得るために新しい需要が起きることや、新しいかたちが出てくることに慣れきっています。私たちの所有欲は絶えず、ぐんぐん育っています。歴史を通じて繰り返し、所有欲は戦争の根本原因になっています。自分たちの持つものの影響に対して、もっと敏感になり、所有が引き起こす結果を意識しなければいけません。」p128.
この文は特によかった。作り手には生み出す責任、物を増やす責任が伴うことを留意して制作に取り組みたい。

