
柿内正午
@kakisiesta
2025年3月16日

定本 映画術 ヒッチコック・トリュフォー
フランソワ・トリュフォー,
アルフレッド・ヒッチコック,
山田宏一
読んでる
昨日の日記より②
“やはり頭がぼんやりして読めそうになく、映像のほうの『映画史』を見てヒッチコックの気分になったのでU-NEXTで『ヒッチコック/トリュフォー』を再生しながら夕食を作る。豚キムチと豚汁、冷凍コロッケにビール。食べ終える頃には『ヒッチコック/トリュフォー』を終え、『映画史』のあれもこれもヒッチコックだったか、と改めて思う。ヒッチコックは僕にはなんといっても小学生の頃に母と見た『鳥』で、それ以外は覚えていないか、そもそも見ていないものの方が多い。カントが読めない時はヒッチコックだな、と思う。昨年は来年は映画をやるぞという気分で『定本 映画術——ヒッチコック・トリュフォー』も買ってある。それで『サイコ』を見る。初めて見る。めちゃ面白い。クライマックスに差し掛かったところで階下の玄関で奥さんが帰ってきた音がする。スクリーンで音を大きくして見ているから、緊迫した音楽や悲鳴が奥さんにも聞こえている、だから静かに一階で過ごしてくれる。その気遣いが嬉しい。あっさり種明かしですぐ終わり、階下に降りていく。眠くて眠くて仕方がない。”







