
rio
@rio_hon86
2026年3月29日

雨と夢のあとに
柳美里
読み終わった
何年も前にドラマ化されて大好きだった作品。
ドラマは雨が中学生か高校生くらいの設定だったなとか、物語の展開、ラストもしっかり覚えていたけれど、小学生の主人公・雨の視点で、雨の心の声として語られて物語が進んでいくのが新鮮でおもしろかった。
小学生だからこその、雨の切実さ、真っ直ぐさが、あの文体によってより際立って伝わってきた。「わたし、車にはねられて死にかけた猫を見て、気持ち悪いって通り過ぎるひとより、かわいそうって通り過ぎるひとのほうがぜったい許せない。だって、関わるか、関わらないかでしょう?」とか、ハッとするような言葉が多くて。
美しいだけではなくて、大人のドロっとした部分も描かれていて、父と娘の感動物語で収まってないところがすごく好き。
ようやく原作を読めてうれしかった…本は紙派なので、もう半分意地になって探してた本だったので…笑 ドラマも見返したい。



