
記憶の本棚
@kioku-no-hondana
2026年4月11日

僕の神さま
芦沢央
読み終わった
芦沢央さんの紡ぐ物語、言葉たち、情景、全てが私の心の中を揺さぶる。それは時に感動という感情だったり、触れられると弱い部分にしっかりフォーカスされて「ひどい」「可哀想」「切ない」「やるせない」「悲しい」という感情だっり、胸をくすぐられるようなこそばゆさや、陽だまりような温かさを生みだす。
そしてさらにすごいのは、それらの感情が全て謎解きというミステリの構図の上に成り立っているところ。
ミステリはたくさん読むけれど、途中涙が溢れてきたり、心を揺さぶられ続けたり、読了後に温かいような冷たいような、このなんとも言えない気持ちになるのは芦沢央さんの本だけ。
