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記憶の本棚
記憶の本棚
@kioku-no-hondana
ミステリーや推理小説、エッセイなどを主に読んでいます𓂃⋆。
  • 2026年6月8日
    ハラヘリ読書
    ハラヘリ読書
    『食』にまつわるイラストエッセイ📔 𓂃⋆。 絵のタッチがさくらももこみがあって、かわいい&ユーモラスで見ているだけでとても楽しく癒される。 読んだことある本もでてきて、「本当そう!私もそう思った!!」と共感できるのもまた面白かった。 まず作者の『めんどくさがり屋でゆる〜く生きたいけど、丁寧な暮らしに憧れるしお洒落なひと時も味わいたい』というスタンスが共感できるし、とても好き。 手元に置いて、ちょこちょこ眺めていたい一冊。
  • 2026年6月8日
    早起きのブレックファースト
    自分の眼が澄んだ光や空気とその中のものをしっかり捉えたり、自分の足で気ままに歩けたり、おいしいものを感動して味わえるのがよけいにうれしい。 年をとるというのはこういうことなのか……。 不便なことは増えるかもしれないけれど、私の持っているいろいろな感覚が、とても大事に思えてくるのは悪くない。(p162) ------------------------------------ 日々の生活も、一食一食の食事も、お部屋の家具や雑貨の選び方も、そして窓から見える景色にまでも、自分の「好き」「心地良い」という感覚を大切に選んできたものが、作者の生活を、人生を形作っているんだなぁと、読んでいてすごく穏やかな気持ちになった。 それでいて適度に肩の力が抜けていて、ゆる〜い心地良さもあって、そこがまた素敵だった。 この本を読んでから、朝ごはんにひと工夫つけて、「おっ、この組み合わせ、手軽でおいしいぞ♪」という実験をやっている。 生活を楽しむたくさんのきっかけをもらえる一冊だった。
  • 2026年5月27日
    パリのキッチンで四角いバゲットを焼きながら
    「日々の生活で、どのようなときに幸せを感じますか?」 「私にとって、暖炉の火、友人たち、シャンパン、おしゃべり……そして、花々のある一角や、花が満開の林檎の木が、もうこれ以上はないと思う、人生の喜びです」 こんな文章、私には書けない。もの心ついたときから憧れていた人。その叔母に近づく日は、未だ遠い。 p173 ------------------------------------ 毎日楽しみに、少しずつフランスに想いを馳せながら、味わうように読んだ本🧸🥖 フランス人は、頑張らない、無理してやらない、ケセラセラ……。でも必要があれば、どんどんチャレンジもするし、楽しみながら目的も達成する。 そして「自分」という感性を大切にして、自分が今やりたいこと、心が求めること、それに導かれて行動する。 その生き方自体がフラットでおしゃれだな…と思った。自分の生活にこのマインド取り入れたい ̖́-‬
  • 2026年5月24日
    ねことじいちゃん(2)
    ねことじいちゃん(2)
    ほっこり、のんびり、幸せは探すものじゃなく気づくもの。 そんな優しい世界が、ほんわか可愛いタッチで描かれる。 ネコちゃん、飼いたくなる𓂃𓈒𓐍︎( ´•ᴗ•ก )
    ねことじいちゃん(2)
  • 2026年5月23日
    ねことじいちゃん
    ねことじいちゃん
    絵のタッチが可愛くて、とっても好きな世界観‧₊˚ 何気ない日常の中の小さな幸せが、とっても愛おしく感じる作品でした𓇬
    ねことじいちゃん
  • 2026年5月19日
    椿ノ恋文
    椿ノ恋文
    「この世界って、遊園地みたいなものかもしれないわね。 ジェットコースターで恐怖を味わったり、メリーゴーラウンドでロマンスを知ったり、みんな、人生を謳歌するために遊園地に来るんじゃない? 遊園地で、思いっきり楽しむのが人生の醍醐味。怖いことや苦しいことも全部全部ひっくるめて、経験そのものを、楽しむってこと。 遊園地でどれだけ楽しめるかが、人生の真価のような気がするわ」 バーバラ婦人が話してくれるひとつひとつの言葉の粒が、宝石のようだった。 幸せは、日々もがく泥の中にあるのかもしれない。 はたから見たらその姿がどんなに無様で滑稽でも、私はそんな自分や、大切な人達が愛おしくなる。  ------------------------------------
  • 2026年5月14日
    ツバキ文具店の鎌倉案内
    失くしたものを追い求めるより、今、手のひらに残っているものを大事にすればいいんだって。 それに、誰かにおんぶしてもらったなら、今度は誰かをおんぶしてあげればいい。 p26 --------------------------- とってもおしゃれで美味しくて魅力的な、鎌倉のお店や場所が、しゅんしゅんさんの素敵な絵とともにたくさん紹介されています。 いつかこの本片手に、鎌倉の街をお散歩したい!!
  • 2026年5月14日
    キラキラ共和国
    私達は、いつだって美しい光に包まれている。だから、きっと大丈夫だ。 私にはキラキラがある。 p328 ------------------------ 血が繋がっていても心では繋がれない家族。 血の繋がりはなくとも心では繋がっている家族。 家族としての幸せを決めるものは、きっと血の繋がりは関係ないのだ。そう気づかせてくれる、とても暖かい陽だまりのような一冊だった。 そして小川糸さんの紡ぎだす情景描写が、とっても美しくユニークな表現で、そんな言葉たちに出会えたのも読んでいて楽しかった。
  • 2026年5月12日
    ツバキ文具店
    よく考えると、自分で自分の姿は見えないのだ。手や爪先は簡単に見えるけれど、背中もおしりも、鏡に映さないと見えない。いつだって、自分よりも周りの人の方がたくさん私を見ている。だから、自分はこうだと思っていても、もしかしたら他人は、もっと別の私を見出しているのかもしれない。 p288 ------------------------------------ 終始、物語の空気感がおしゃれで、読んでいてすごく心地よかった。 自分の心の中を言葉にすることって、さらには文にして、その意のままに相手に伝えることって、本当に難しいことなんだなと、改めて思った。 でもそれが叶った時、次なる世界に一歩踏み出せたり、くすぶっていた気持ちがふわぁっと軽く弾みだしたりする。 そのお手伝いを、主人公は代書屋という形でしているけれども、代書屋に限らず、みんな何かしらの違った形で、ちょっとしたヒントや手助けを他人に与えたりしているよなぁと思う。そうやって、少しずつ支え合って、少しずつ成長していける人生であったら、幸せだなぁと思った。 お気に入りの作品が増えました🧸✒️ 𓂃𓈒𓐍︎
  • 2026年5月8日
    六人の嘘つきな大学生
    おそらく完全にいい人も、完全に悪い人もこの世にはいない。一面だけを見て人を判断することほど、愚かなことはきっとないのだ。 ------------------------ さりげない言動に潜む伏線の見事さと、伏線が回収されるごとに善と悪が二転三転とひっくり返る、印象操作の鮮やかさ、ドキドキハラハラ感が、スピード感溢れる展開で面白かった。 『就職活動』=『将来的に何をやらせるのかは決まっていないけど、向こう数十年にわたって活躍してくれそうな、なんとなく、いい人っぽい雰囲気の人を選ぶ儀式』という皮肉まじりの説明も、就活を乗り越え、実際に何年も働いた今思い返せば、「本当その通りだよな」と苦笑してしまった。 人は、目の前で起こった事実からしか物事の良し悪しを判断できない。しかし、目の前で起こったことのみでは、本当の物事の良し悪しはわからない。 だからこそ、想像力をもって、「この事実からこんなことも読み取れるのではないか?」「ひどいと思った言動だったが、こういう善意からこの行為をとったのではないか?」と、物事を多面的に捉えて考えることの大切さを改めて気づかせてくれる一冊だった。
  • 2026年5月1日
    本なら売るほど 3
    当たるも八卦、当たらぬも八卦…… “正解”が担保された読書なんぞクソ食らえだ! --------------------------- 読んだ本の集合体って、かなりあけすけに「その人」なんですよね。 ずらっと並んだ背表紙が「持ち主はこういう人です」って本人以上に雄弁に語るんです。 普段無意識に隠しているアンタッチャブルな部分までも……。 ------------------------- “正解”が担保された読書ばっかりで、猛省!! 読書ってお金も時間もかかるから、つい面白いと話題の本とか、何かの受賞作品だとか、誰かのおすすめだとかに手が伸びがち。ハズレないだろうと思っちゃうんだよね。 でも今度からは、あまり話題にもなっていない本だろうとも、ひっそりと本屋さんの本棚に佇んでいるような本だろうとも、気になったら手に取って読んでみようと思った!! 自分にとっての、とっておきの一冊に出会うために!!
  • 2026年5月1日
    本なら売るほど 2
    古本屋に寄った帰り道、鞄の中に買った本がある。   帰ったらこれを読もう    飲み物は何にしようか     本棚のどこに置こうか そんなことを考える。 ただそれだけで、世界は少し輝いて見える。 --------------------------- こんなに泣ける漫画だなんて予想だにしてなかった〜!! 1巻に引き続き、随所随所泣きながら読んだ。 本を生みだす者の苦悩だったり、人生の辛い時期に出会った本に救われた者の希望だったりを通して、この世に生まれた全ての本と全ての人との巡り合わせが、奇跡のように感じる。
  • 2026年5月1日
    本なら売るほど 1
    一冊の本はそれ自体が宇宙だ。 紙の厚さ、手触り、インクの匂い、活字の大きさ、色とりどりの背表紙、魂を感じる装丁。 僕にとっては全てが物語の一部です。 --------------------------- 積ん読3000冊の人の話が出てくるんですけど、本を愛する人はみな仲間だなぁと深く感動。 『本の内容、紡がれた言葉の美しさ、作家さんそれぞれが創り出す世界観』そういうものを愛する本好きさんと、『内容うんぬんより、まずは美しい製本や魂が込められた装丁、本の大きさや紙の質感、そして活字のフォントの違いや大きさ、もはや本という存在そのもの』を愛する本好きさん。違うようでいて、でも両者とも並んだ本の背表紙を眺めているだけでわくわくするという共通点を持つ。そんな愛書家たちが愛おしくって愛おしくって。 本っていいな、好きなもので繋がるっていいな、そんな気持ちになる一冊でした。
  • 2026年4月28日
    乙霧村の七人〈新装改訂版〉
    襲ってくる犯人の正体も予想通りだったし、怪しいメンバーの素性も予想できた。ミステリ小説を結構読んできて、推理力がついてきたかな…などと思い上がるも束の間、「え!?語り手の正体そうだったの!?」「え?最後の終わり方何を示唆してるの??」とまだまだ推理力及ばず。 考察サイト見て「そういう結末を示唆してるのか…こ、怖くない!?」となった。 ミステリというよりザ・ホラーな小説を予想していたけど、伏線回収の多さと鮮やかさ、人間の表と裏の顔、そして誰もが持つ腹黒い部分をまざまざと思い知らされるミステリで面白かった!!
  • 2026年4月23日
    ユージニア
    ユージニア
    不穏な空気が終始張り詰め、少しずつ新たな真実が見えてきて、霧が晴れそうになるも、それでも真実が掴みきれない、かなり読み手に解釈をゆだねられる作品でした。 他の方の解説や解釈を読んでみて、「うわ、その記述さらっと読み流してたけど、そういうことか⁉︎」と思う部分多々で、読み手の捉え方によって主犯と思われる人物が変わるという面白さ。 --- 緋紗子の存在そのものが奇跡ではなかったのか。あたしの奇跡であっても、奥様には奇跡ではなかったのか。 わからない。--- p406 そう。誰も真実を確信持って教えてくれないのだ。 “存在そのものが奇跡”であるかのような少女を、崇拝し、その存在になってみたいと懇願し試行錯誤するも、結局ただの鑑賞者でしかなかった。でも私だけが唯一あなたの全てを見透かした鑑賞者であり、その事実を本人に気づいてもらうことによって生まれる二人だけの絆みたいな関係に喜びを感じる。 あぁ、人間そういう感情もあるよな… …あるか? でもわからなくはないぞ…  という怖さも感じた。崇拝するあまりの狂気。 作者の恩田陸さんはこの作品を『読むと不安になって、読み進めるとさらに不安が深くなるお話』と言っておられます。この不穏感、背筋に迫る薄気味悪さ、絶妙な「よくわからなさ」加減。が、ザ・恩田陸の世界観という感じで、とても好きな作品でした!
  • 2026年4月11日
    僕の神さま
    芦沢央さんの紡ぐ物語、言葉たち、情景、全てが私の心の中を揺さぶる。それは時に感動という感情だったり、触れられると弱い部分にしっかりフォーカスされて「ひどい」「可哀想」「切ない」「やるせない」「悲しい」という感情だっり、胸をくすぐられるようなこそばゆさや、陽だまりような温かさを生みだす。 そしてさらにすごいのは、それらの感情が全て謎解きというミステリの構図の上に成り立っているところ。 ミステリはたくさん読むけれど、途中涙が溢れてきたり、心を揺さぶられ続けたり、読了後に温かいような冷たいような、このなんとも言えない気持ちになるのは芦沢央さんの本だけ。
  • 2026年4月9日
    ゆうずどの結末
    【あなたの身に恐怖が迫る、体験型ホラー】 私にも黒い栞が見えるんです…… 最後のページのお決まりの文言『この物語はフィクションです』に、こんなに心救われたことはないです。 都市伝説、怖い話が好きな方、怖いながらも読む手が止まりません。おすすめです!!
  • 2026年4月8日
    スワン
    スワン
    呉勝浩の9作目。 第73回日本推理作家協会賞 長編および連作短編集部門 受賞作 第41回吉川英治文学新人賞 受賞作 第162回直木三十五賞 候補作 --------------------------- 不思議なものだ。世間にあふれるコメントのなかの、ほんの一部の、もっともくだらない反応ほど、目に残り、記憶に焼きつき、心を削られた。どれだけ無視しようと思っても、駄目だった。やめておけばいいのに、まるで傷口をえぐりにいくように、下劣な言葉を探してしまった。 (p240) --------------------------- 全員が嘘を言っている。証言のどこからどこまでが本当で嘘なのか。誰の何を信じれば良いのか…… ただの犯人探しのミステリーとは一味違った、主人公が善なのか悪なのかもわからず、嘘がさらなる嘘を生み、人は自分の意思とは関係なく善にも悪にもなり得るという恐怖を感じる物語だった。 とにかく面白くて一気読み。 そして犯罪に巻き込まれ残された人に「助かってよかったねぇ」などと間違っても言えなくなるような、生き残った被害者について深く考えずにはいられない一冊だった。
    スワン
  • 2026年4月4日
    こんな日は喫茶ドードーで雨宿り。
    「あなたは実際にその方々の言葉で傷ついた。それが全てよ。よかれと思ってかけられた言葉かどうかじゃなくて」 「言葉って曖昧よね。摑みどころがないから、なんとなく気に障ったように感じても、するすると通り過ぎてしまうの。それをしっかりと心に留めて考えるようにすることも大切なのかもね」  p111 ------------------------- 「生きる意味って何でしょうね」 「こうやって考えるその時間こそが、生きていることなのかもしれませんね」 誰のためでもなく、何かを見出すのが目的ではなく、ただそのときを見つめること。いまという時に存在し、考えることが生きることなのではないか、とそろりさんなりの考えを教えてくれた。 「存在することに意味を求めるのではなく、意味があるから存在している。ぼくはそう思うんですよね」 p194 ------------------------- 日常の生活の中で、自分に関わる周りの人によってもたらされる、チクっとした感情や、ちょっとした違和感。その場ではなんとなく流しても、ずっと心の中でモヤモヤ。そのうち心の澱となり、気づけば自分ではもう堰き止められないほどのものになっている…… なんてことない、ほんの些細な相手の言動なのだけど、誰しもが日常でチクっとやモヤモヤを感じながら生きている。そこを受け流すことなく、そっと手を当て、優しく棘をぬいてくれるような、そうな物語たちでした。 読み終わった時には、自分にもっと素直に優しくなれる、そんな一冊。
  • 2026年4月2日
    おさまる家 井田千秋 作品集
    本棚にあるだけでいい。 ほっこり可愛いエネルギーが漂う𓂃𓈒‧₊˚ 大切に、ゆっくりゆっくり読んでいる📖
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