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記憶の本棚
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@kioku-no-hondana
ミステリーや推理小説、エッセイなどを主に読んでいます𓂃⋆。
  • 2026年10月8日
    西の魔女が死んだ
    魂は身体をもつことによってしか物事を体験できないし、体験によってしか、魂は成長できないんですよ。ですから、この世に生を受けるっていうのは魂にとっては願ってもないビッグチャンスというわけです。成長の機会が与えられたわけですから。  p119 ------------------------------------ 緑豊かな自然、おばあちゃんの温かい眼差し、ていねいな手しごとの暮らし、そしてほんのり漂う不思議な気配。読んでいるだけで心が浄化されるような世界観がとっても素敵だった。 最後の西の魔女から東の魔女へのメッセージはやばかった。涙なしでは読み進められなかった。 世界観も好きだし、生き方のヒントももらえる。 私この小説の愛蔵版買う!!! 【魔女の修行】 *何が自分にとっての幸せかを探すこと。 *早寝早起き。食事をしっかりととり、よく運動し、規則正しい生活をすること。 *わたし自身を支配するような感情が生じないように、自分でコントロールできるように修行すること。 そして魔女になるための必須条件は、「自分で決める」ことに尽きる。 私も魔女の修行する!!清々しく魂の脱出も大成功させたいし!!絶対愛蔵版買う!!!
  • 2026年10月6日
    地雷グリコ
    地雷グリコ
    面白かったー!ゲームのルールやどちらに有利な展開になっているのかとか、理解できない所が多々ありましたが、主人公の勝敗を見守る鉱田ちゃんも同じようによくわかっていない感じだったので、安心して読み進められました。笑 ゲームの攻略に気付けた人は、「おぉ〜、そんな戦略が!!」とゲームの流れや勝敗を楽しめるし、私みたくよく理解できてない人でも、青春ドラマの胸熱展開や人間ドラマを楽しめます。 脳みそ疲れた〜!でも面白かった〜!
  • 2026年9月21日
    いけない
    いけない
    第一章と第二章は、ヒントサイトを見ないと真相に気づけなかった。 それぞれの章の登場人物のその後の人生が、終章で絡み合い、一つの大きなストーリーに繋がっていくのが秀逸だった!
  • 2026年9月17日
    死ぬまで生きる日記
    「人はポジティブなことよりネガティブなことの方が記憶に残りやすくなっているので、ポジティブなことを記憶に残すことが重要です。 つまり、『幸せ』を認識するということですね。『幸せ』って、『不幸』より認識しにくいんですよ。だからこそ、『幸せ』を言葉にして捉えることで、確証・確信を得ることが大事なんです」 「自分がどんな時間を『幸せ』だと感じているのかを発見したり、一日の終わりに『今日あったいいこと』をリストにするのもいいですね。振り返り『幸せだった』と認識することで、その記憶を定着させることができます」 p77 --------------------------- 10代の頃から希死念慮を抱く著者が、2年間のカウンセリングを通して学んだことや、気づいたことを綴るエッセイ。 私は大病を患い、治療や手術に精神が苦痛を感じすぎて、心がおかしくなった時期がある。 だからこそ、この本の著者が抱く悩みや恐怖や絶望が痛いほどわかって、読みながらボロボロと涙が溢れてきた。 ここまで追い詰められた精神状態ではないにせよ、日常で感じる漠然とした不安ややるせなさなどの対処法などもいろいろ載っていて、実践してみようと思うことがたくさんあった。 何度も何度も読み返して、自分の生活の中に落とし込みたい。
  • 2026年9月9日
    わざわざ書くほどのことだ
    実家に帰ったとき、私の髪がグラデーションカラーになっていることを誰も指摘しなかったのにはさすがに痺れた。皆、グラデーションカラーよりおむつのおしっこサインに夢中である。やはり初孫が家族に与える影響は絶大だ。  p17 「空き箱を見ると、ここに何入れよう⁉︎ってワクワクしない?」 目を輝かせながら空き箱の無限の可能性について同意を求められたが、残念ながら私はクッキーの空き箱を見てもクッキーがもうないとしか思えない。 p55 離れて住む叔母(父の妹)のところには、地元の同級生から「おい、おまえの実家燃えてるぞ!」という電話がかかってきたらしい。同級生からの電話史上最も嫌かもしれない。 p69 「だって、大抵の後悔や心配事は自分さえ忘れてしまえばなかったことになるじゃん」 幼少期から心を快適にするための工夫は惜しまなかった。 叱られるのが確定しているのなら、そのことで頭をいっぱいにして過ごしたところで精神が削られるだけで得るものがない。提出物の件は一旦なかったことにして、午前の授業を受け、給食をおいしくいただき、あとは叱られるときに叱られるのみ。これで憂鬱な時間を最小限にできる、という論法である。 p73 ------------------------ さくらももこ、朝井リョウのエッセイが好きな人は間違いなく好きだと思う。 ユーモアが効いた言い回しの巧さや、日常の中に突如として起こる数ミリの面白い出来事を見逃さずに その数ミリを何キロメートルもの面白いエピソードに落とし込む、そんな筆者の才能に脱帽であった。 私もこんなふうにユーモアある視点を持って人生を生きたい。 ユーモアって、人生を輝かせるための一番のエッセンスだと思う。
  • 2026年8月28日
    人にはどれほどの本がいるか
    『誰の心の中にも筆を折った詩人がいる』というのが私たちの座右の銘であった。 p14 このままの調子では結局、題名に「整理整頓」とか「断捨離」とかを含む雑誌や随筆を片っ端から集め、それがまた一山を築くなんてことになってしまいかねんぞ、と思っている側から、もう足は本屋へ向かっているのだった。 p24 根本的に、読書家としての私と蔵書家としての私は違うんだな。そして、私はずっと愛書家になりたかったんだ。 p38 ------------------------------ この本に掲載された3つの短編作品、そのどれもが好きな世界感で、読んでいる時ずっとわくわく、穏やかな気持ちになった。 読書が好き、本という存在そのものが好き、文学の世界が好き、言葉そのものを敬愛している、辞書を読むのが好き、聖書に興味がある、こんな人たちには刺さりまくる一冊。 もうこの作者の文学、言葉、歴史に関する知識量が凄まじいのが読んでいてひしひしと伝わってくるし、提供してくれる知識がどれも興味深いものばかりで、調べながら、それに派生してあれもこれもと気になってくることも調べながら読むのがまた楽しい読書体験だった。 世の中、面白いことばかりだ。
  • 2026年8月22日
    楽園
    楽園
    解決によって、犯人ではなく、探偵が追い詰められる。そんな訳の分からない事件の中に僕らはいた。p263 --------------------------- 最高だった。『方舟』『十戒』ときて、この二作品に勝るくらいの作品ってできるの?と思っていたけど、期待以上だった。 最後謎が一つずつ紐解かれていって解決へと向かっているはずなのに、「えっ……」という重苦しさや絶望を感じるような、想像の上をいく展開はさすがでした。
  • 2026年7月28日
    秋雨物語
    秋雨物語
    『人間のどろどろした思いがあるからこそ、それが幽霊という形をとって現れた時にぞっとする。人間の怖さと幽霊の怖さは、表裏一体のものだと思うんですね』 --------------------------- これは作者がこの作品のインタビューにて話していた言葉。まさにその人間の業がもとになって、主人公たちは否応にも逃れられない恐怖の世界に引き込まれていく。 4種類の不条理な運命にもてあそばれる絶望が味わえる。 収録作は「餓鬼(がき)の田」「フーグ」「白鳥の歌(スワン・ソング)」「こっくりさん」の4編。扱われているモチーフは多彩だが、主人公が抗えない運命に翻弄され、苦しめられるという共通点がある。 中でも「フーグ」は読み終わってからじわじわと恐怖が増してきて、最高だった。
  • 2026年7月25日
    目が
    目が
    人間は不思議な生き物です。常に誰かの視線を恐れながら、その誰かに見られたがってもいます。 他人からどう思われるかを気にしつつ、SNSでは不特定多数の人間に生活を晒す矛盾をはらんだ生き物。 他者の視線を通してしか、自己の存在を意識できない。 --------------------------- 『誰かに見られている気がする』って、怖いしすごいストレスだよね。でもその恐怖が、次第に希望や快感へと変わっていく様が、なかなか恐怖だった。 前回の“口に関するアンケート”ががっつり心霊的な怖さだとしたら、今回のは得体の知れないものに魅入られていく恐怖…でしょうか。 最後の章で関係ないと思っていた謎と謎が繋がっていき、一つのストーリーが見えてくる背筋さんらしい仕掛けもあって、そこがまた面白かった!!
  • 2026年7月19日
    プレゼント
    プレゼント
    ウッドペッカー荘事件 伊坂幸太郎 二つの宇宙 江國香織 真実のトランク 宮部みゆき きっとあの日の光と同じ 町田そのこ 無明 米澤穗信 見越しのマツ 梨木香歩 伝説の季節 恩田陸 ------------------------ スニーカーではなく、玄関にあったサンダルをつっかけている。僕はなんだかどきどきした。茉莉加の足が僕の家の一部になったみたいで。 p84 夕暮れの風が、ゆるやかに木々を揺らし、熱されていた空気をかきまぜる。 p300 ------------------------ 『夏』をテーマに、それぞれの作家さんたちが描き出す夏の物語。 時に切なくほろ苦く、ノスタルジー。 時に不思議な刺激を生み出す、あわあわしい季節。 時に救いを求めたくなる程の酷な季節。 どの物語も最高に面白かった。 本好きの人へ送る、この夏最高のプレゼント。
  • 2026年7月9日
    もしもし、こちらは夜です
    食後に花火。 子供達がねずみ花火にはしゃぐかたわら、祖母たちが静かに手持ち花火に興じる姿は、熟練の魔法使いのようだった  p42 いよいよ年明けが近づいた頃、二年参りをしに近所の神社に向かう。 毎年この時間に出かけることを全員知っているはずなのに、なぜかいつも支度がばたつき… 神社の風紀を乱しそうな雑な装いでの出発となる。 p53 ------------------------------------ 誰もが幼い頃経験したことだったり、何気ない日常のほんの些細な出来事だったりを、こんなにも鮮やかに優しく、時に面白おかしく、ノスタルジーたっぷりに描き出すこの世界観…大好物です。 平成はさくらももこの作品でこの世界観を味わっていたけど(もちろんこれからも大切に大切に作品を味わいますよ✨)、令和は宮田ナノさんがいてくれたら、新たにまたこの世界観を味わえると喜んでいる。
  • 2026年6月8日
    ハラヘリ読書
    ハラヘリ読書
    『食』にまつわるイラストエッセイ📔 𓂃⋆。 絵のタッチがさくらももこみがあって、かわいい&ユーモラスで見ているだけでとても楽しく癒される。 読んだことある本もでてきて、「本当そう!私もそう思った!!」と共感できるのもまた面白かった。 まず作者の『めんどくさがり屋でゆる〜く生きたいけど、丁寧な暮らしに憧れるしお洒落なひと時も味わいたい』というスタンスが共感できるし、とても好き。 手元に置いて、ちょこちょこ眺めていたい一冊。
  • 2026年6月8日
    早起きのブレックファースト
    自分の眼が澄んだ光や空気とその中のものをしっかり捉えたり、自分の足で気ままに歩けたり、おいしいものを感動して味わえるのがよけいにうれしい。 年をとるというのはこういうことなのか……。 不便なことは増えるかもしれないけれど、私の持っているいろいろな感覚が、とても大事に思えてくるのは悪くない。(p162) ------------------------------------ 日々の生活も、一食一食の食事も、お部屋の家具や雑貨の選び方も、そして窓から見える景色にまでも、自分の「好き」「心地良い」という感覚を大切に選んできたものが、作者の生活を、人生を形作っているんだなぁと、読んでいてすごく穏やかな気持ちになった。 それでいて適度に肩の力が抜けていて、ゆる〜い心地良さもあって、そこがまた素敵だった。 この本を読んでから、朝ごはんにひと工夫つけて、「おっ、この組み合わせ、手軽でおいしいぞ♪」という実験をやっている。 生活を楽しむたくさんのきっかけをもらえる一冊だった。
  • 2026年5月27日
    パリのキッチンで四角いバゲットを焼きながら
    「日々の生活で、どのようなときに幸せを感じますか?」 「私にとって、暖炉の火、友人たち、シャンパン、おしゃべり……そして、花々のある一角や、花が満開の林檎の木が、もうこれ以上はないと思う、人生の喜びです」 こんな文章、私には書けない。もの心ついたときから憧れていた人。その叔母に近づく日は、未だ遠い。 p173 ------------------------------------ 毎日楽しみに、少しずつフランスに想いを馳せながら、味わうように読んだ本🧸🥖 フランス人は、頑張らない、無理してやらない、ケセラセラ……。でも必要があれば、どんどんチャレンジもするし、楽しみながら目的も達成する。 そして「自分」という感性を大切にして、自分が今やりたいこと、心が求めること、それに導かれて行動する。 その生き方自体がフラットでおしゃれだな…と思った。自分の生活にこのマインド取り入れたい ̖́-‬
  • 2026年5月24日
    ねことじいちゃん(2)
    ねことじいちゃん(2)
    ほっこり、のんびり、幸せは探すものじゃなく気づくもの。 そんな優しい世界が、ほんわか可愛いタッチで描かれる。 ネコちゃん、飼いたくなる𓂃𓈒𓐍︎( ´•ᴗ•ก )
    ねことじいちゃん(2)
  • 2026年5月23日
    ねことじいちゃん
    ねことじいちゃん
    絵のタッチが可愛くて、とっても好きな世界観‧₊˚ 何気ない日常の中の小さな幸せが、とっても愛おしく感じる作品でした𓇬
    ねことじいちゃん
  • 2026年5月19日
    椿ノ恋文
    椿ノ恋文
    「この世界って、遊園地みたいなものかもしれないわね。 ジェットコースターで恐怖を味わったり、メリーゴーラウンドでロマンスを知ったり、みんな、人生を謳歌するために遊園地に来るんじゃない? 遊園地で、思いっきり楽しむのが人生の醍醐味。怖いことや苦しいことも全部全部ひっくるめて、経験そのものを、楽しむってこと。 遊園地でどれだけ楽しめるかが、人生の真価のような気がするわ」 バーバラ婦人が話してくれるひとつひとつの言葉の粒が、宝石のようだった。 幸せは、日々もがく泥の中にあるのかもしれない。 はたから見たらその姿がどんなに無様で滑稽でも、私はそんな自分や、大切な人達が愛おしくなる。  ------------------------------------
  • 2026年5月14日
    ツバキ文具店の鎌倉案内
    失くしたものを追い求めるより、今、手のひらに残っているものを大事にすればいいんだって。 それに、誰かにおんぶしてもらったなら、今度は誰かをおんぶしてあげればいい。 p26 --------------------------- とってもおしゃれで美味しくて魅力的な、鎌倉のお店や場所が、しゅんしゅんさんの素敵な絵とともにたくさん紹介されています。 いつかこの本片手に、鎌倉の街をお散歩したい!!
  • 2026年5月14日
    キラキラ共和国
    私達は、いつだって美しい光に包まれている。だから、きっと大丈夫だ。 私にはキラキラがある。 p328 ------------------------ 血が繋がっていても心では繋がれない家族。 血の繋がりはなくとも心では繋がっている家族。 家族としての幸せを決めるものは、きっと血の繋がりは関係ないのだ。そう気づかせてくれる、とても暖かい陽だまりのような一冊だった。 そして小川糸さんの紡ぎだす情景描写が、とっても美しくユニークな表現で、そんな言葉たちに出会えたのも読んでいて楽しかった。
  • 2026年5月12日
    ツバキ文具店
    よく考えると、自分で自分の姿は見えないのだ。手や爪先は簡単に見えるけれど、背中もおしりも、鏡に映さないと見えない。いつだって、自分よりも周りの人の方がたくさん私を見ている。だから、自分はこうだと思っていても、もしかしたら他人は、もっと別の私を見出しているのかもしれない。 p288 ------------------------------------ 終始、物語の空気感がおしゃれで、読んでいてすごく心地よかった。 自分の心の中を言葉にすることって、さらには文にして、その意のままに相手に伝えることって、本当に難しいことなんだなと、改めて思った。 でもそれが叶った時、次なる世界に一歩踏み出せたり、くすぶっていた気持ちがふわぁっと軽く弾みだしたりする。 そのお手伝いを、主人公は代書屋という形でしているけれども、代書屋に限らず、みんな何かしらの違った形で、ちょっとしたヒントや手助けを他人に与えたりしているよなぁと思う。そうやって、少しずつ支え合って、少しずつ成長していける人生であったら、幸せだなぁと思った。 お気に入りの作品が増えました🧸✒️ 𓂃𓈒𓐍︎
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