龍神リウズ "涙の箱" 2026年4月10日

涙の箱
涙の箱
きむふな,
ハン・ガン
現実では上手に泣くことができず、 自分でも無自覚なうちに、心の中でだけ涙を流している。 そんな状態に陥っている方には、このお話は刺さるかもしれないね? お恥ずかしながら、 私はわりとすぐにスススーっと涙を流してしまうタイプなこともあって、 今回の読書では「突き刺さるような衝撃」までは感じなかったかな。 でもね、この本Amazonで結構評価が高いようで。 それだけ現代には、 「現実を懸命に生きるあまり、心の中で泣いていることすら自覚できないほど、頑張りすぎている人」が多いってことなんだと思うよ。 とはいえ、私としては童話というものはそもそも、 読んだ今の感想も大切だけど、 それ以上に「心の片隅にぼんやりと置いておくもの」だと思っています。 いつの日かなにごとかを体験したとき、 ふとした瞬間にお話とリンクして、新しい気付きをくれるもの、 そんな役割を担っている気がするんだよね。 なので今の自分には「刺さる本」ではなかったけれど、きっといつか、別の形で意味を持つはず。 そんな一冊として、大切に心に留めておこうと思います。
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