
Sanae
@sanaemizushima
2026年4月11日
ブラッド・コバルト
シッダルタ・カラ,
夏目大
読み終わった
人の命が、犬のように、モノのように扱われる現実。
シャベルのような簡単な装備しかなく「掘らないと食べていけない」ために鉱山へ行き、学校に通うべき子どもたちも危険な労働に従事する。義務教育は15歳までと定められているものの、政府が全く関与しないために5-6ドル支払わないと通うことができない、そのため学校に通えず鉱山に行くのだそうだ。
犯人と言えるのは、腐敗した政治家、子供たちや弱い立場の人々を採掘者へと追い立て、搾取する組合、兵士たち。だがそれだけではない。
鉱物を買い取り、テック企業に転売するバイヤー企業は今は中国に勢いがあり、コンゴ政府と中国企業が結びついて、コンゴ人採掘者の待遇が悪くなる一方のようだが、それで甘い蜜を吸っている者はその中の僅かで、多くは中国国内に仕事がなく、ようやく見つけた求人にもかかわらず、半ば騙されたような形で働く中国人も多いそうだ。
大手ブランドは綺麗事を言いながら、全く鉱山の現実には蓋をしたまま、そして何よりそれを消費する我々も共犯であることを見せつけられる。

