208
@208steps
2026年3月14日
太陽諸島
多和田葉子
読み終わった
急に終わってびっくりしたけど、完結!て書いてるし完結なんだろうな。正直全然日本に近づいてないので引き続き旅を続ければよいと思う。
何で素盞嗚と蛭子だったのかがずっと謎で、特に蛭子はよく知らなかったのでちょっと調べたら、イザナミ・イザナギから生まれたが不具の子だったので捨てられた(=原始の捨て子)が、海の神として復活し恵比寿さまになった(だから蛭子をエビスとも読む。) 古事記と日本書紀で結構違うみたいだけど、素盞嗚の姉とも言えそう。
うわ―そういえば「お前ふにゃふにゃしてるな」的なことをスサノオから言われるシーンがあった気がする…。
「不具はフグ、フグの子はフグの卵巣。猛毒だけど寝かせると珍味になる。
海にいるけど河の豚と書く。」みたいなパンスカ語りを想像してしまう。フグの子、新潟辺りの名産みたいですし。
…みたいな感じで、調べ始めるとどんどん想像が広がってゆく。惜しいな、何でHIRUKO?と思った時点で調べればよかった…!
解説も初読時はピンとこず、「ジャパン」への言及も(日本であることは自明だったしジャパンは単なる著者の言葉遊びの1つでは…?)と思った。が、今後の翻訳版のことも加味するなら、日本人以外にとっては自明ではなく(消えた国って多分JAPANのことよね…)くらいの感じで読み進めるのかもしれない。波の音は英語版ではJAPANと訳されるのだろうか。
