
鷲津
@Washizu_m
2026年4月14日

アンダーグラウンド
村上春樹
わたしの本棚
当時、震災の直ぐあとだったので、酷いショックを受けたことを覚えている。日本でこんな凄惨な事件が起こるなんて想像もしていなかった
村上春樹が本の執筆動機を最後の章で書いている
『一九九五年三月二〇日の朝に、東京の地下でほんとうに何が起こったのか?(略)もっと具体的に述べるなら、「そのときに地下鉄の列車の中に居合わせた人々は、そこで何を見て、どのような行動をとり、何を感じ、考えたのか?」(略)でも不思議なことに(あるいはそれほど不思議でもないのだろうか)、私が知りたいことは誰も教えてくれなかった。それはどうしてだろう?
震災でも感じた、数字の大きさやキャッチな言葉で煽る感じが嫌だった。そこに存在したひとりひとりの状況は何も語られない。そうして一過性の事件として取り上げられ、そのまま風化していく
村上春樹がここに残したインタビューの数々。ここにしかリアルは存在しない





