
ぱちか
@pachica
2026年4月16日

肩をすくめるアトラス 第三部 (AはAである)
アイン・ランド,
Ayn Rand
読んでる
同意も反対もせず、絶対的なものなどないと言いきって判断をくだそうとせず、自分には責任がないと思い込んでいる人間は、世界でいま流されている血のすべてに責任がある人間だ。
すべてのことがらには二つの側面がある。
一方は正しく、もう一方は誤りだが、中間は常に悪である。
誤っている人間はまだしも、選択の責任を引き受けるだけではあっても、真実へのいくらかの敬意を保っている。
だが中間の人間は、選択肢や価値など存在しない振りをするために真実を抹消し、どんな戦いにも関与しないことをよしとし、無実の人間の血で金儲けもすれば罪人のととへ這いつくばっていくこともいとわず、強盗と被害者の両方を刑務所へ送りこむことで正義ゆ分かち、思想家と愚人に歩み寄りを命じて争いを押しのける悪党である。
P.575