"ブラバン (新潮文庫)" 2026年4月17日

彩
@aya_toto
2026年4月17日
ブラバン (新潮文庫)
音楽小説のキモ中のキモである、演奏シーンを描かないまま、最後まで突っ走る筆力はあっぱれ。 ある弱小吹奏楽部であった高校生たちが成長し、中年となり、それぞれの挫折や事情を抱え、 部員ひとりの結婚式の余興のために、再結成するか…⁈というストーリー。 自身も吹奏楽出身で、大学まで音楽を続けた身としては、もう身に覚えがあることてんこもりで、深呼吸しながら、最後まで読みました。 あの頃、実は誰々と誰々が付き合ってたけど、実は同時進行で誰々とも…みたいな打ち明け話、あるあるなのかな。 練習時間が長くて、楽器やるとどうしてもお互いよく見えてしまって、くっつきやすいのは音楽サークルのお約束。 最後まで津原泰水さんの文章の上手さが際立ってました。
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