

彩
@aya_toto
読んでばっか。
- 2025年8月3日キャロルパトリシア・ハイスミス,Patricia Highsmith,柿沼瑛子読み終わっためっちゃ文体が上手いパトリシア・ハイスミス。 初めてのハッピーエンドのレズビアン小説、とか最初は別名で発表、とか、 作者の実体験がモデル、とかそういうのを凌駕する職人芸のような文章の綴り方で、 この文章だったら、どんなストーリーでも読めそう、となった。 ハマりそうな作家。
- 2025年8月3日僕には鳥の言葉がわかる鈴木俊貴読み終わった
- 2025年7月13日復讐には天使の優しさをイサク・ディネセン,横山貞子読み終わったすごい厨二病なタイトルで笑ってしまうのだけど、雰囲気は「ジェイン・エア」とか「若草物語」みたいな少女小説みたいなかんじ。 二人の性格の違う女の子が、異国で頑張る話、といえばいいのかな。 相性抜群の二人が一生懸命に頑張って生きる姿が愛おしい。
- 2025年7月13日クロエとオオエ有川ひろ読み終わったジュエリーデザイナーのクロエと、宝石商の跡取り息子のオオエ。 ラブコメらしいけど、普段あまり読まないジャンルなので、ほぉーというかんじ。 ジュエリーはQRコードで読み取れば画像が出てくるのでイメージしやすい。 しかし、装飾が苦手でシンプルなものが好きな私は、この作品に出てくるジュエリーそのものが全く刺さらず、刺さらないジュエリーに夢中になる脇役たちと、イチャコラしつつ進展する恋愛模様を終始魅せられて何だかなぁという感じ。 こういうデザイン、苦手な人っていると思うぞー笑
- 2025年7月12日オルガベルンハルト・シュリンク,松永美穂読み終わった作品自体は意外性はあまりなく、しかしとても優等生的な作品で、再読するかどうかは微妙ですが、とにかく机の上とか、普段暮らしているお部屋の一角とかの絵や写真が好きな私には、表紙が大優勝でした。 こういう画角に弱い。
- 2025年7月12日オーラの発表会綿矢りさ読み終わった主人公の性格最高なんだけど、それは作中でちょいちょい素材がよい系の女の子であることが提示されるからではないかと思わないでもない。 同じことをブスがやってもいかんだろうな、という感じはする。
- 2025年7月12日ギンガムチェックと塩漬けライム鴻巣友季子読み終わったもともとNHK英会話のテキストに連載されていたものなので、文体とか英語の翻訳について中心的に書かれていてよい。 ある程度、有名どころのストーリーは知ってた方が分かりやすいと思う。 せっかく英語の翻訳者だし、英語のテキストなんだから、スコット・フィッツジェラルドとアガサ・クリスティは入れて欲しかった〜 どちらの作家も、英語という文体を生かしまくった作家だと思うの。
- 2025年7月12日我らが少女A高村薫,髙村薫読み終わったずーっと何となく社会と折り合いがつかないかんじしてたけど、主人公の二人がちゃんと公務員しながらもうすぐ退職というところまで来てきて、何というか厭世の感。 やり残した仕事や後悔、良心の呵責なんかが見えつつ、世代交代の波をかんじ、主役が変わりつつあるんだけど、やっぱりいいキャラクターなんだよね、合田も加納も。 ボーイズラブ界隈では有名な二人だと思うのだけど、最近はサービス描写もなく、うん、順当に歳をとってる感じがちゃんとしてよい。
- 2025年6月15日お嬢さん三島由紀夫読み終わった若尾文子主演の大映映画がとてもよかったので原作を。 昔、三島由紀夫の文体を読んでいると、こんなこと言う人いるの…とドン引きでハマれなかったのですが、若尾文子さんは映画の中でいきいきと三島の小説そのままの台詞を話していて、とても可愛らしかった。 若奥様のファッションも女子大生言葉も、時代を映し取っていてとてもいい。 三島由紀夫って、こういうエンタメもちゃんと面白い。
- 2025年6月15日約束された移動小川洋子読み終わった小川洋子さんの本は読んでいるとSNSに上げたくなるな。 装丁も美しいし。 小川さんらしい、静謐な文章で、危ういバランスを保ったまま思いもよらないところへ連れて行かれる。
- 2025年6月13日青い壺 (文春文庫)有吉佐和子今年、至る所で本当によく見る有吉佐知子。 ひとつの壺を巡って、繰り広げられる人間模様。いろんな人生のいろんな瞬間。 ドライな人間観察と軽い感じで読めるのも寝る前に最適でした。
- 2025年4月26日天使も踏むを畏れるところ 上松家仁之読み終わった
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