

彩
@aya_toto
読んでばっか。
- 2026年4月7日
- 2026年3月31日
吸血鬼遠野遥読み終わった面白くなさすぎて死ぬかと思った。 こんなの読んだの久しぶり。 ディストアな世界観も設定だけされてて、現代と何にも変わらないし、 主要人物の書き分けすらできてない。 コロナや衛生観念を徹底する描写があるのに、後半で拾う気配もない。 誰ですか、芥川賞あげたひとは… - 2026年3月30日
アイヌ文化で読み解く「ゴールデンカムイ」中川裕,野田サトル読み終わった - 2026年3月28日
皇帝のかぎ煙草入れジョン・ディクソン・カー,駒月雅子読み終わった - 2026年3月14日
ねじの回転 デイジー・ミラーヘンリー・ジェイムズ,行方昭夫ヘンリー・ジェイムズの中でも特に有名な二作品。 デイジー・ミラーはアメリカ対ヨーロッパの対比が明確で、とても読みやすい。 ヘンリーはアメリカの若い女性をたくさん描いているけど、デイジーの複雑さや大胆さ、無邪気さは瑞々しくて、慣習にがんじがらめになったヨーロッパで暮らすアメリカ人たちの間で、異彩を放っている。 ねじの回転は、幽霊話なのだけど、ジェーン・エアのオマージュかと思うようなシーンもたくさんあって楽しい。 しかし、ヘンリー・ジェイムズの真骨頂は、その会話文の上手さと、流れるような人物、情景の描写の上手さなのでは… こんな風に何でも描くことができたら、そら小説書いてても楽しいですよね、という種類の上手さです。 もちろん、行方昭夫先生の優れた翻訳に依拠する部分も大きい。 単純に文章のいい小説って読んでて脳みそが喜んでる感じがして、幸せを感じる。 - 2026年3月10日
モーム短篇選(下)ウィリアム・サマセット・モーム,行方昭夫読み終わった行方昭夫先生訳のモームの文章を読むと、上質で、元気な赤血球たっぷりの血が全身に行き渡る感じがする。 のびのびしていて、気負いがないのに、最後までブレずに文体が整っていて、変なつっかかりや間違ったところがないのに、よく鞣された皮みたいにスムーズで美しい。 モームの洞察力が光る短編集は、人物の造形描写が本当に見事で、違う国、違う時代のひとの物語なのに、すぐ目の前に現れそう。 悪の中に善を、善の中に悪を見出す。 ひとは誰かを憎しみながら愛することもできる。 人間の矛盾を矛盾のままに現すモームの作品が大好き。 - 2026年3月7日
非色有吉佐和子読み終わった日本で黒人軍人と結婚し、戦争花嫁としてニューヨークに渡った主人公。 そのニューヨーク行きの貨物船で知り合った同じ戦争花嫁たち。 主人公と同じくニグロと結婚したもの、イタリア系アメリカ人と結婚したもの、プエルトリコ人と結婚したもの、 その中でも、人種の序列があり、階級があり、差別がある。 白人はニグロを、ニグロはプエルトリコ人を差別し、白人の若いメイドは、雇い主の教授であるユダヤ人を差別する。 至る所に差別があって、それは肌の色だけでは決まらない。 特に同じ肌の色を持つもの同士が、差別する描写は現実的でなかなか辛かった。 書き手のテーマはとてもはっきりしているのに、そこに優劣や良し悪しをつけるのではなく、ここに差別がある、という客観的で突き放した描き方がドライでよかった。 - 2026年3月2日
女二人のニューギニア (河出文庫)有吉佐和子読み終わったやっべー。 超面白かった。 有吉佐和子も面白いけど、一緒にパプア行った文化人類学者の方も相当にヤバい。 とにかく生きて帰れてよかったね、の一言。 ちなみに有吉さんは結構早めに亡くなったけど、文化人類学者の方は高齢だけどまだご存命。 1960年代のパプアなんて、かなり未開の地だったはずなのに(そして実際そうなのだけど)、 この怖いもの知らずな二人のやりとりが面白かった。 - 2026年2月28日
閉店時間有吉佐和子読み終わった高度経済成長の中、デパートに勤めて頑張る女の子三人の物語。 出入り業者の青年に恋をして、格差を感じさせないように気を使う節っちゃんが健気。 テープライブラリーの社会奉仕も頑張る紀美ちゃんは、仕事も恋も自己実現も!で意識高め。 サユリちゃんはイケメン広告マンと不倫中で新しい道を見つける…。 女性の権利やストライキの話がちゃんと描かれててしっかり社会派だし、フェミニズム小説の要素もばっちり。 でもそれをあまり感じさせないくらい、デパートガールの3人が、三者三様健気に頑張って成長するので、頑張れ!と応援しなくなる。 こういうフェミニズム的思想が前面に出ないのに、ストーリー的にはその要素がとても効いている、という作品、大好きです❣️ - 2026年2月24日
ネガティブ・ケイパビリティ帚木蓬生読み終わった私は早生まれで体が小さくて、 周りの子よりできることが圧倒的に少なかったのだけど、 多分そのおかげで、いつか必ずできるようになる、いつか必ず分かるようになる、 というような力は養われた気がする。 逆に初めから器用にできてしまう子は、飽きるのも早くて、結局遅くにできるようになった私より遠くに行けなかったりして、何でだろう、とは思っていた。 分からないこと、解決できないことをそのまま持っておくのって、結構エネルギーがいるし、根気がいるけど、 それを堪えて続けていくことができるのも、また能力のひとつ。 『大丈夫、そのうちできるようになるよ』と励ましてくれた母には本当に感謝。 - 2026年2月15日
モーム短篇選 上モーム,行方昭夫読み終わったかなりしっかりアウトラインを引いていて、ちゃんとオチを分かりやすく用意するのに、 肩の力が抜けていて、その余裕に、モームの上手さを感じる。 翻訳者である行方昭夫先生の最後の解説で、 短編小説の類型説明をしているんだけど、 なるほどなぁ、と分かりやすかった。 2008年の文庫本なのだけど、良心的な価格設定で定評のある岩波文庫であることを加味しても 700円は安すぎて、実質タダなのでは…と有り難く読んだ。 - 2026年2月7日
ある婦人の肖像 上ヘンリー・ジェイムズ読み終わった - 2026年2月7日
傷を愛せるか 増補新版宮地尚子読み終わった - 2026年1月20日
苺をつぶしながら田辺聖子読み終わった三部作のラスト。 乃里子は剛と離婚し、気楽な一人暮らしに戻っていた。 お金もあり、仕事もあり、毎日を楽しそうに生きる同じような独身女性の友達とご飯食べたり、旅行したり。 ちょっと知り合った男性といい仲になったり。 前夫の剛もまたちょっと会ったりして、楽しく人生を謳歌してたけど、 お仲間の独身女友達が交通事故に遭い、ひとり寂しく死んだ友人に自分を重ね合わせる… これからどうなったかは書かれていないけど、 元気で頑張る乃里子のことなので、きっとひとりでも誰かといても、 幸せに暮らしてるんじゃないかな、と思わせてくれるラストでした。 - 2026年1月17日
私的生活田辺聖子読み終わった剛と乃里子が結婚して、夫婦生活をメインに話が移る。 乃里子が剛の家族付き合いや、成金的な趣味にうんざりする様子、よく分かる。 剛の機嫌が悪くなって、ご機嫌取りをするのに、心底疲れたと思ってるところとか。 剛の相続争いを有利になるように振る舞うように言われ、嫌だなぁと思う乃里子。 結婚するってこういうことだよなぁ、と思うと同時に、 隣に誰が特定のひとがいる心地よさも。 結婚することのいいところと悪いところ。 田辺聖子さん、さすがだなぁと思う、 - 2026年1月16日
言い寄る田辺聖子読み終わった久々に読みたくなって再読。 主人公の乃里子が、真面目なんだけど、自立心が強くて、好きな男には全然相手にされなくて、 金持ちのボンボンには、一歩も引けを取らなくて、ちょっと花より男子みたいで面白い。 三部作なので、まだまだ序盤。 道明寺ポジションの剛が、今どき見ない感じの野生み溢れるイケイケ男子で結構好きです。 - 2026年1月12日
- 2025年12月31日
服従ミシェル・ウエルベック,大塚桃読み終わった - 2025年12月27日
ノーサンガー・アビー (光文社古典新訳文庫)オースティン読み終わった巻末の解説が詳しくて素晴らしい〜。 初心者でもちゃんと読み切れるように工夫されてる。 訳者の仰る通り、ノーサンガーはコメディであると同時に風刺小説でもある。 しかし、本来風刺しているのは、お決まりのストーリー展開や小道具が出てくるゴシック小説そのものではなく、そのゴシックの世界観に囚われて、現実との境がなくなってしまう、よくある読者的傾向をさらけ出す主人公。 相手役のヘンリー、優しくて本当によかったね、と思うほど危なっかしい主人公なのだけど、 自身の過ちに途中で気づいて、本流に戻ってくる健全な精神を持った人物造形もオースティンの小説の大きな魅力。 訳者が変わってもやっぱり大好きオースティン。 - 2025年12月25日
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