海辺で読書 "脇道にそれる" 2026年4月19日

脇道にそれる
生きにくい。 社会ではあまりにも使えない奴、これくらいも出来ないダメな奴 と言う評価をされて 確かにそういう一面もある。 その評価を気にして生きにくさをかんじているが、 実は最初だけで自分で生きにくさを育ててしまっている方が大きいのかも? 浦河町のべてるの家、鹿児島のしょうぶ学園 よく目にする。行ってみたい。 p.40私の中に起こる不安は、私と私であろうとする隙間に生まれる。現実と現実らしさの間に恐怖の根は広がる。よくできた贋物が共感を求めてくる。それを拒絶することは孤独をもたらすだろう。私はそれを恐れている。 p.146 解決されることのない問題が日々勃発しているのは、健常者と言われている側も同じで、ただ、私たちは普段はそれを巧みに隠し、価値観の違いということにして他者に責任を転嫁している。病を自覚していないことにおいて、こちらの方が重篤であると言える。 べてるの家の理念のひとつに「べてるに来れば病気がでる」がある。これは精神障害という現行の医療制度で名付けられる状態が、症状として現れるという意味ではない。自他を理解し、受け入れることを阻害する究極の時に生じる、自らの内に現れる病を指す。 p.161なぜ私たちは現にいま自分がやりたいことやできることを無視してまで、他者との優劣を測り、差をわざわざ見出した上でそれを埋めたがるのか。ひとりとして同じ人間などいないのだから、誰かのようになりたくてもそもそもなれはしないのに。福森さんは言う。「健常者は他人に感化されてしまいますが、それはひとつの障害と言えるんじゃないでしょうか。他人からの感化を受けさせようとするのが教育だとしたら奇妙な話です」
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