麦茶
@reads-0410
2026年4月19日

光のとこにいてね (文春文庫)
一穂ミチ
気になる
やっぱり一穂ミチさんの描く物語は秀逸であると再認識させられました
物語の展開はこれといって変わり種なものではありませんでしたが、2人の心情描写においては流石のひと言に尽きます
2人の関係を既存の言葉で表現してしまうのはあまりにもったいないほど、物語全体を通して精巧に人を思う気持ちが描写されていたように感じます
だからこそ登場人物への感情移入が容易であり、容易であるがために、読み進める最中に何度も心が苦しく、張り裂けそうな思いをさせられました
人が抱く他者への感情をとてもよく言語化した作品だと感じました
