光のとこにいてね (文春文庫)

46件の記録
卯月@milky_drops_2026年4月8日読み終わった@ カフェ紙の本にて。優しい物語だったなという印象。もちろん中には優しいだけでは無い感情も、暴力も描写されているんだけど、それでも優しい物語だと感じた。果遠と結珠の幼き頃の出会いが、まさかこんなに人生に影響するものになるとは。直くんの物語も、どうなっていくのか少し気になる。短編でもいいから読みたいと思ってしまった。





キキララ@29290002026年4月7日濃密な百合...。 ふたりの関係性が変わってく中で口に出すのは苗字になっても、こころのなかではゆづちゃん、かのんちゃんと呼びあっているのがいじらしくて切なかった。 互いをどれだけ必要としているか、どれだけ相手を尊重してあげたいか...。 それなのに2人を遠ざけることは無限にあって、叶わない願いと知りつつも望んでしまう2人の、あつく焼けるような思いが呼び方にこもっている感じがした。 そして2人を取り巻く雨や潮や光の描写が素敵。 ほんとうに匂いたつような巧さで息苦しかった。 居た堪れない、はやるような気持ちにさせられる。 恋愛とは別の局面では、 子供ながらに自分の母親はどこかおかしいと思っているけれど、そのおかしいを受け入れるしかなくそんな母親からでも好かれたいし嫌いになれないという、子供の満たされなさも印象的だった。 どうして?と訊ける大人になっても欲しかった言葉は返してくれないから期待する自分を諦めるしかなくて......。 でも諦めて受け入れるんじゃなくて、諦めて私が解き放たれるに変われてたのが、精神的に大人になれたなと思ったり。 あとはこの単行本で唯一、隣人のお姉さんの語りで紡がれる掌編もすごく良かった。 青い雛が正しく飛び立つのを見届ける、置いてかれる側の独白は、リズと青い鳥と似ているけど、それよりも物悲しさがあって、それをお姉さんのあっけらかんとした直截な物言いで語られるさまが、かっこいい表面の裏にある哀しみが透けてくるから逆にとっても弱々しく見えて、 お姉さんがこの哀しみや昼夜逆転の生活から抜け出すことはできなくとも、せめて飛び立った青い鳥を想うことがこころよい青空を見る代わりになったらいいなと願ってしまった。 ほんとうに読んで良かった本









そそまる@sosomaru_os2026年3月22日読み終わった愛の矛先は誰でも良かったのかもしれない。けど、どうしてもある人を想い続けてしまうことの美しさとその危うさが鮮やかさをもって表出していた。


藤間あわい@awai_moji2026年3月14日読み終わった読後、感想が出てこない本は久しぶりだった。 何も感じなかったからではない。胸の裡に言葉や感情が数多渦巻いて言葉にならなかったからだ。 言葉にできない関係性、想い。何もかもを言葉にする小説であえて言葉にされないもの、されなかったもの。 しばらくただ余韻に浸っていたい。
茂木あやめ@till_un_till2026年2月15日読み終わった@ 飛行機ラストで涙が引っ込んで、この先を読ませて〜! いや、読ませないで〜!! ってなった 泣きそうなんだけど、最後まで泣かなかった すごく面白い


sea@whitetshirtmoon__2026年2月15日読み終わった光のとこにいてほしい そうやって相手のことを想えるってすごいことだなと 結珠と果遠がそれぞれにそれぞれを想う姿に心打たれ、 本当の気持ちがなかなか伝えられなかったり、何回も離れてしまぅたりするたびにもどかしい気持ちになった 最後の方、結珠の夫の藤野さんの気持ちに涙が出た ふたりがふたりで、幸せにあるためにはどうするべきなんだろう 好きに生きてほしいな
さな@trafficuuu2026年2月8日読み終わった登場人物の全員にどこか共感できるところがある作品だった。 水人さんの兄貴の行動が、物語の中で特に重要な点ではなかったかもしれないけど、それが最後の水人さんの選択にも影響してるんだろうなと思うと、すごく印象的だった。 きっと次に読み返した時は、今回とまた違うところにグッとくるんだろう。串本の情景描写も好き。

ヒノヒカリ@hinohikari2026年1月31日読み終わった『カノンの元々の意味なら、植物の葦。まっすぐ伸びるから、規則とか規範って意味で使われるようになったんだって』 『わたしたちは互いが互いのお守りだった。会えない時も、それぞれの生活に必死で思い出さえ見失う時も。』

本と珈琲@yukiko7112026年1月25日読み終わったとても良かった。島清恋愛文学賞受賞とのことだか、恋愛というより、帯にあるように美しく、激しい愛の物語だった。光のとこにいてね、という言葉が年月を経てもずっと二人の中に残っている。読後、心が満たされる感じがした。感動なのか切なさなのか暖かさなのかよく分からないけれど。ラストの情景も好きだった。

人工芝@_k55y2025年9月19日読み終わった切ないなぁ、苦しいなぁ、残酷だなぁ。と思わせる作品。友情とも恋愛とも呼べない二人の関係、お互いがお互いの支えになっている。 私にとって「光のところにいてね」というワードは祈りでもあり呪いでもあると感じたなぁ。
エヌ@mh_uv41900年1月1日読み終わった”光のとこにいてね”という切ない祈りが一貫してあって、互いが互いを想う気持ちに理由なんていらないんだなあという感想。 恋愛でもない友情でもない、もっと高貴で純な関係なところが良かった。

































