
海底
@kaitei
2026年4月18日
医者の父が息子に綴る 人生の扉をひらく鍵
中山祐次郎
読み終わった
外科医である著者の人生における失敗と、その対策の話。
担当編集と、「お互いの子供に読ませたい本を作ろう」と話し合って作られた本なだけあって、ページ数の割に読みやすかった。
「お金とは贅沢ができる武器ではなく、嫌なことから身を守る防具であり、嫌なことを減らす道具である。」超好みの文章。こういう指針に基づいて消費活動をしたい。
「選択とは、何かを選び取ることではなくて、選んだ選択肢を正解にするために現実世界を無理やり捻じ曲げる覚悟と努力のこと。」良すぎる。素晴らしい文章。
「好きなことだけをして生きていても三日で飽きる」は意外だったけど腑に落ちた。これが念頭にあれば好きな事してる以外の時間も肯定出来そう。言われてみれば色んな経験をミルフィーユみたいに折り重ねた方がより豊かな気もする。
とにかく著者の仕事への熱意が伝わってきたし、医療現場の激務ぶりや人の3倍努力する(物理的に)エネルギーも伝わってきて凄いな〜と思った。
「人間の死亡率は100%」も良い。とんちみたいだけど、自分がいつ死ぬか誰にも分かんないんだもんねって我に返らされた。外科医が言うからこその重み。





