

海底
@kaitei
'97
3歳のぼうやを愛で、夫に愛でられ暮らす。
人間の心理や生活に纏わる本、エッセイなどなど。
雑多。読み終わった本について滔々と語ります。
- 2026年2月20日
毒物ずかんくられ,姫川たけお読み終わったTwitterで誰かが読んでるのを見かけて、え〜、ちょっとかわいいなあと思って読んだ。 適正量を超えれば何でも毒になるとか、アセチルコリンを阻害する毒とか、猛毒リシンの話のくだりでヒマシ油が乳児に下痢を起こすとか、少し前に個人的に勉強した登録販売者の内容とリンクする部分がちょいちょいあって、読んでて楽しかった。 戦争は本当に誓って大大大嫌いなんだけど、"人類が愚かに競争した結果、異様に加速して発達した歪んだ科学文明"にめちゃくちゃロマンを感じるので、兵器の章が特に刺さった。風の谷のナウシカの原作を読んだ時の昂りに近いものがあった。困る。心がふたつある。 - 2026年2月19日
小さなエンジンで暮らしてみたら一田憲子読み終わった少し前に読んだ、"丁寧に暮らしている暇はないけれど"よりも、更に読みやすい。 あんまり無理しすぎず、コンパクトに生きていこうねという話なんだけれど、「また新しい一日が始まる。今日どんなにいいことがあっても、明日はまたゼロから始まる。」「その日一日だけを見つめて、何かを得たり、積み上げたりしなくてもいい」と、還暦を超えている著者が言ってのけているので、すげ〜〜なと思った。この感覚の新鮮さって、年齢重ねても保てるんだ。すごい。 「私はもうこれができるから、と自分にピリオドを打ってはいけない。」の引用も好き。ゆるく知的好奇心を持ち続けることで得られる、わくわくした気持ちを私もエンジンにしているので、すごく同意した。 - 2026年2月15日
もぎりよ今夜も有難う片桐はいり読み終わった読めるタイプの愛。 エッセイ内のタイトルがなんと全て映画のタイトルをもじったもので、著者の映画への熱量と知識量がダイレクトに伝わる。 文章がずっと上手い。熱い。面白い。 ページを捲るたびに、映画館の煙草の煙が染みた壁の匂いや、ドリンクをこぼしてベタベタした床の感触、古いストーブで温まった滞留する空気、ポップコーンのスカスカした軽い食感を思い出す。 「家で映画を見るのが億劫になった。 いつでも観られると思ったら、いつか観ようと思うようになった。何度でも観られると思ったら、何度も観なくてよくなった。」の豊かさ故の怠惰さの表現がさみしくて大好き。 私は物事を極めるには狂気が必要で、自分が何に狂っているのかを把握することが肝要だと思っているので、この本はまさにそうだと思った。 はいりさん、終始一貫して映画に狂っている。 私は映画ではなく文章に狂っているけれど、映画狂いの熱い文章が読めてありがたい気持ち。 - 2026年2月10日
- 2026年2月6日
新版 手ぶらで生きる。 見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法ミニマリストしぶ読み終わったミニマルな暮らし方をしているけど、人間関係は広く浅く、を意識してる理由について、熊谷晋一郎の「自立とは、依存先を増やすこと。希望は、絶望を分かち合うこと」という言葉を引用していて、後者はあんまり考えたことない視点だったので新鮮だった。言ってることが常に合理的で良かった。手元に欲しい。 - 2026年2月6日
- 2026年2月5日
だれでもわかる ゆる仏教入門松崎智海,松﨑智海読み終わった色んな宗派の説明がわかりやすくされてて良かった。だいたい共通して「他人と比較するな」「他人の幸せが自分の幸せに繋がる」と説いてるような。昔も今も、みんな大体悩むことは一緒だよねえ。白隠禅師の「当処即ち蓮華国、この身即ち仏なり」(今目の前にあることをベストだと思え。そうすりゃ幸せになれる。)がすごく良かった。かっこいい…。めちゃくちゃロックだ。 - 2026年2月3日
そして生活はつづく星野源読み終わった地図が読めないし割り算ができないし生活能力がない。あとうんちと金玉の話しかしてない。私の子供が成長で躓いた時に、「なんかこんな人もいたな」と記憶の片隅から持って来れると、事態の捉え方がかろやかになる気がする。「自分のことを考えすぎることが自分を滅ぼすから、自分をなくした方がいい」とか、「日常から素晴らしさを見出すには、物事を拡大したり新しい解釈を加えたりして、一生懸命生きなきゃ毎日は面白くならない」あたりが良かった。真面目と不真面目のバランスが2:8くらい。あとはちんちんの毛を剃る話とかしてた。温度差で風邪引く。 - 2026年1月30日
静かな働き方シモーヌ・ストルゾフ,大熊希美読み終わったGoogleのソフトエンジニア、ミシュランの星付きレストランのシェフ、ウォール街の幹部の話とか。めちゃくちゃ優秀な人たちが、ガンガン働いた後に仕事の自分以外の"自分"を見つける過程を取材していて、人の人生を覗き見てるみたいで面白かった〜。実話なのに映画みたいだ。 - 2026年1月13日
- 2026年1月13日
- 2026年1月9日
- 2025年12月22日
1ミリの後悔もない、はずがない一木けい読み終わった登場人物の気持ちを想像すると、心が捻じ切れそうになる本。悲しいことも楽しいことも自分を構成するパーツになり得るし、現状歩んでる人生が一番幸福だったりするよね。そう思いたいね。読んだあと葬式みたいな気持ちになる。 - 2025年12月16日
僕たちは言葉について何も知らない小野純一読み終わった宇多田ヒカルから哲学者サルトルの言葉まで引用されてた。幅すげえな。たわいのない雑談でも人は幸福感を感じられるとか、言葉にしなくて良い事を正しさだけで放つのはナンセンスだとか。使う言葉と使わない言葉が人間を形作るし、柔らかい言い方が柔らかい人間を作るよねえ。もっと言葉に対してセンシティブでありたいにゃ〜。 - 2025年12月9日
- 2025年12月6日
する、しない。伊藤まさこ読み終わったキッチンに何も置かないとか、いつ人が来てもいいようにを基準にして部屋着を選ぶとか、こんな風に暮らせたらな〜が詰まってた。することよりもしないことの方が人間性がよく反映されるような気がする。冷たい水は飲まないとか、下着は黒しか付けないとか。それは私の話なんですけど。年齢と共に縛りプレイが増えていくのって個人の美学でもあるよね〜。おもしろい。 - 2025年12月6日
- 2025年11月30日
ナナメの夕暮れ若林正恭読み終わった「キャラクターの操作方法は"自分探し"だし、ゲームの攻略法は"社会探し"だ」という文章に度肝を抜かれた。言葉を扱う職業柄なのかほんとに秀逸な表現が多くてすごい。でも自慰行為のことを自分磨きって表現で何度も書いてあって、それは普通にキモいなと思った。ごめん若林。 - 2025年11月30日
- 2025年11月22日
孤独の愉しみ方ヘンリー・ディヴィッド・ソロー,Henry David Thoreau,服部千佳子読み終わった森で一人暮らししてるおじいちゃんの本。「自由をもっと求めよ。本物の知識は、自由になるためにある」が好き。他人の言葉や本から知見を得て、それが自分を照らす光になったり、行き先を差し示すコンパスになり得ることがじんわりうれしい。
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