Moonflower "日本の思想" 2026年4月19日

日本の思想
日本の思想
丸山真男
Ⅲ 思想のあり方について Ⅳ 「である」ことと「する」こと 【感想】 久々に通読して読み返した。あらためて丸山の鋭い洞察力と圧倒的な筆力に驚かされる。 本書における丸山のマルクス主義の捉え方は忘れ去られて久しいものと思われるので、「昭和」を考える際にはこの視点(政治経済だけでなく、文化芸術ひいては生活全般にまで敷衍されたものーまさに「全体主義」なのだがむしろ「全生活貫徹主義」とでもすべきものーとしてのマルクス主義)を想起する必要があると思った。 さておき、本書の白眉はⅣであると思う。この「である」ことと「する」ことの(認識上の)切り分けの不備はSNS時代となってから日々あらゆる領域において見受けられるものであり、それゆえに「実用的」であるとさえ言えるのでは。
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