

Moonflower
@Moonflower0226
音楽|読書|映画|美術|写真|紅茶|珈琲|水辺|記憶|忘却|夢|花|詩
- 2026年1月11日
光と糸ハン・ガン,斎藤真理子買った - 2026年1月11日
1月の本 (12か月の本)アンドレ・マルロー,向田邦子,堀田郷弘,大下宇陀児,宇野千代,川上弘美,渡辺温,獅子文六,西崎憲,須賀敦子買った - 2026年1月11日
- 2026年1月10日
ヘリオガバルスまたは戴冠せるアナーキストアントナン・アルトー,多田智満子読み終わったかつて読んだⅠ 精子の揺籃 Ⅱ 原理の闘争 Ⅲ アナーキー 【感想】 23年ぶりの再読だった。 澁澤龍彦に導かれて手に取り、わけがわからないなりに妙な高揚感に包まれて読了した覚えがあるものの、あらためてアルトーの特異すぎる思想/文体/論理に翻弄されるばかりだった。 評伝でも歴史小説でもなく、「狂帝」ヘリオガバルスに材を採ったアルトー流「アナーキー序説」とでも呼ぶべきテキストなのだが、明晰な哲学的言辞と豊穣な詩的イメージが境界をもうけることなく溶けあっているため、難解というより本質的に読解が不可能であり、それゆえに「読める」パートの喚起力が異常に高い。(それがアルトーなのではあるが) それにしても、ヘリオガバルスの何と奇特な人生であることか。これほど存分に古代シリアの宗教的世界観を背景として辿っているのに、この少年皇帝の人間としての悲哀ばかりが不思議なくらいに迫ってくる読後感があり、アルトーは彼と自らとをどれくらい重ね合わせていたのだろうか、などと思ったのだった。 - 2026年1月9日
- 2026年1月8日
ハドリアヌス帝の回想マルグリット・ユルスナール,多田智満子読み終わったかつて読んだ厳しい修練 忍耐 作者による覚え書き 【感想】 20年ぶりの再読だった。 当然のことながら、感じ入る場面の違いにその後のわたしの足跡を見る思いがしたのだったが、異様なまでに密度の高い文章のなかをゆっくりと泳ぎまわるかのような読書体験をふたたびできたことが、何よりも嬉しかった。これぞ文学。これぞ言葉の力。 凡百の作家なら、この内容を5倍いや10倍(あるいはそれ以上)の長さにして絢爛豪華な波瀾万丈の物語をものすだろう。しかし、ユルスナールの美意識と才能はそれを許さなかった。簡潔にして濃密な文体ゆえに凄まじい情報量がものの見事に凝縮されていく。それも、ハドリアヌス帝の「声」によって。何たる文学的達成、芸術的精華だろうか。歴史小説として比類なき傑作だとあらためて感嘆するほかなかった。 いつか再読せねばと思っていたが、今このタイミングでよかったのかもしれない。「帝国」が崩壊しつつある現代世界からするとハドリアヌスのような賢帝の登場を期待したくもなるのだが、そういう時節的なものだけでなく、いわゆる「中年の危機」的な観点からも感じるものが多々あったのだ。 若い頃はハドリアヌスの表面(皇帝としての活躍)に反応していた気がするが、今回はむしろ裏面(人間としての葛藤)にこそ惹かれた。終盤の静けさが胸に沁みてならなかった。そして、あの結び。あまりに見事すぎる。永遠に脱帽。 - 2026年1月7日
- 2026年1月6日
- 2026年1月5日
- 2026年1月5日
読み終わった第五章 都市機能の充実-五賢帝の時代 第六章 王朝都市-セウェルス朝の目論見 第七章 永遠の都-都市に刻印される歴史 【感想】 ローマという都市を、カエサルの登場前史からコンスタンティヌスの遷都まで、簡潔に描いてみせた通史。(図版も多くて助かったが、年表は欲しかった) 面白いのは、皇帝たちの「政治的言語」として造営建築事業を説明していく視点で、単なる皇帝列伝(エピソード集)にはなっておらず、一貫して「都市ローマ」に叙述を集中させているため読みやすい。 また、歴代の皇帝を描いていく、その挿話の出し入れも多すぎず少なすぎずと絶妙で、どの皇帝もその個性・能力・偏差がよくわかった。なので、ローマ皇帝列伝としても面白く読める。コンパクトに通覧できるので今後も重宝しそうだ。 それにしても、斜陽を迎えたローマのくだりを読んでいて、現代世界を思わずにいられなかった。とくに、「パンとサーカス」だけを求めるローマ市民の姿に、わたしたち現代人が重なって見えてきたのだった。 - 2026年1月4日
- 2026年1月4日
- 2026年1月3日
- 2026年1月3日
- 2026年1月2日
- 2026年1月2日
- 2026年1月1日
- 2026年1月1日
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