
ロトひろろ
@AI_authored_us
2026年4月20日
読み終わった
僕はビジネス書が嫌いだ。
高校生の頃は、ビジネス書は本ではないと思っていた。
大学生の頃は、ビジネス書はポルノだと思っていた。
なんで嫌いかって?
マインドセットとかいうものが掴みどころがなくてどうとでも言えるから?
根拠に乏しい適当なことが書かれがちだから?
職人でもないただのオフィスワーカーに仕事「術」という言葉を使うのは仰々しいから?
特に自己啓発寄りのビジネス書を書く側も読む側も痛々しいから?
中学生の時に電車で見かけたビジネス書に付箋を貼る人に痛々しさや恥ずかしさを感じたから?
じゃあなんで痛々しいの?
何者でもない僕たちが、それを読んでいる間だけ何者かになれたように錯覚できてしまうのが欺瞞的だから?
そういうことを書いている筆者は何を成し遂げた何者なの?
多くのビジネス書に書いてあることはバラバラでまるで足し合わせたら0になるみたいだから?
YouTubeで見かけた読書好きがビジネス書ばかり紹介していたから?
じゃあなんでそれが嫌なの?
僕は本をジャンルによって差別しているから?
じゃあ僕自身が普段読む本は僕に差別されない本なの?
名著とは言い難い本(悪書)が多そうなジャンルだから?
そういえばビジネス書はポルノ的だと前から思っていた。
だって人前ではみないのが普通でしょ?
権力欲とか性的欲求を最短距離で満たすものでしょ?
上手くいった人の事例とか、スタイルの良い美人、みたいな実態を反映しない上澄みの話でしょ?
どっちにもお決まりの型と流れがあるわけでしょ?
消費の後の虚無感もあるでしょ?
え?ただの謎かけじゃあないよ。
そんな僕でも就職して(すでに)圧縮の必要に迫られてきて、このタイトルを目にした時に読みたいと思ってしまった。
ビジネス書を読みたくて読んでいる人は実はそんなにいないのかもしれない。みんな出口を見つけたくてビジネス書を読んでは、また新しいビジネス書を読むのを繰り返しているのかもしれない。
そうすると、なんだか今まで自分が漠然と許せないと感じていたものが許せるようになった気がした。ビジネス書がたくさん陳列される書店の陰に、人生や仕事に悩みながら生きている人たちの営みが見えた気がした。
「尖り」がだんだん丸くなっていく。僕はありがちな人の中の一人だ。なんて誇らしいんだろう。
(この本はかなり真摯に書かれているしビジネス書の中でも良書に分類して良いなと思った。ただ久しぶりにこのジャンルの本を読んでみて、思い直したことがたくさんあった。倦厭してたものだって、意外と悪くないもんだね。)
