
ロトひろろ
@AI_authored_us
外に出ると不機嫌になるから仕方なく部屋で読書をする、
消極的よみんちゅ
- 2026年1月26日
ノルウェイの森(下)村上春樹読み終わったおもしろかった。けれど、今さら「おもしろかった」で総括するのはどこか味気ない気がして、「ノルウェイの森にマイナスイメージを抱く人は、なぜそう考えるのか」を考えていた。 たぶん否定的に感じる人の多くは、主人公ワタナベの視点でこの世界を体験するというより、別の人物や別の時代の価値観からこの物語を眺めている。その結果として、不快感や違和感、否定的な評価を持つのだろう。 この小説は、世界をワタナベの視点に寄せて描いている。他の登場人物の視点が直接語られるわけでも、全知の語り手が登場するわけでもない。だからワタナベ以外の視点からワタナベの語る世界を読むと、違和感や不快感が生まれることにも納得がいく。 ともあれ、良い読書体験だった。村上春樹を読まないのが格好いいと思っていたこれまでの浅薄な自分に腹を立てている。 - 2026年1月19日
日本人の幸せ ウェルビーイングの国際比較内田由紀子読み始めた「日本人は幸福度が低い」というニュースは、それ自体は真なのだが、予言の自己成就的な悪さをしうる気がして幾許かの嫌悪感があった。そんな幸福度ランキングとやらを虚仮にしたくて手に取ったのがこの本。 ビバヘイトドリブン読書! - 2026年1月19日
- 2026年1月18日
科博と科学【NFT電子書籍付】篠田謙一読み終わった科博の館長が執筆している。科学を他の芸術と同様に文化として日本に根付かせたいという思いから始まり、博物館としての役割に話が進み、最後に科博としての実践的な取り組みを紹介している。 それにしても大学終わりに上野の博物館にふらっと立ち寄るのは気持ちが良い。先月は科博になんの気なく行ってみたが、ワニの生態に関する企画展が小規模ながらも中々に面白かった。独りでワニの背中を触れるという体験コーナーの列に並んでいたら、遠足で来館していたであろう小学生数名に割り込みをされた。どうしようもないクソガキたちは楽しそうにワニの背中を触ってどこかへ行ってしまった。 今週は東博か西美にでも行ってみようかしら。 - 2026年1月14日
- 2026年1月14日
完全教祖マニュアル架神恭介,辰巳一世読み終わったあまりにも露悪的な目次なので中身もそうなのかと思いきや、ちょけながらも真面目に話を進めていてビックリ🤓 この本はは「教祖になって尊敬もされたいしお金儲けもしたい!そのためには信者をハッピーにすることを目的とすべきで、それを体現する思想と実践を教えるよ!」という内容だ。 下に、本書の結びの文章を引用しておく。 『本書は伝統宗教から成功法則を抽出して作られた極めて科学的なマニュアルです。そんな本書が後世に名を残す方法を示し、あなたはその通りに実践してきたのですから、あなたの名が歴史に残らないはずがないのです。信じるのです。本書を信じるのです。信じる者は救われます——-。』 - 2026年1月12日
- 2026年1月11日
完全教祖マニュアル架神恭介,辰巳一世読み始めた教祖になる必要がある時の備えとして手に取った。 という冗談はさておき、目次からもう面白い。 「大衆に迎合しよう」「教えを簡略化しよう」「弱っている人を探そう」「異端を追放しよう」など、小馬鹿にした言葉が無数に並んでいる。 僕が一番惹かれるのは「既存の宗教を焼き直そう」だ。 宗教(この本は新興宗教が対象?)に縁もゆかりもない人は、この露悪的な本に大きな不快感を覚えることはないだろう。 そうでない人は、なる早でこの本で暖をとろう。早くしないと春になってしまう。 それはそうと、「完全◯◯マニュアル」というタイトルは発明だと思う。おそらく、完全自殺マニュアルが先駆けとなり完全教祖マニュアルが追随したことで、この形式のタイトルは、「触れづらい内容をポップに扱う」という暗黙のメッセージを読者に伝える役割を獲得したのだろう。 逆に「◯◯完全マニュアル」を考えてみて欲しい。「完全◯◯マニュアル」はダークな話題を扱っているイメージがあるが、「◯◯完全マニュアル」と聞けば、自分が書店のPC/実用あたりのコーナーに立って本を選んでいるイメージが湧かないだろうか? - 2026年1月11日
すべての、白いものたちのハン・ガン,斎藤真理子読み終わった僕はレイトマジョリティか何ならラガードかもしれないが今さら単行本で読んでみた。 テーマは「白」や「死」で良いと思う。だからこそ補助線として「黒」や「生」などに着目すると味わい深いのではと思ったり。 そしてこれらは対立関係ではなく、相補的な関係として読むのが良いのだろう。 きっと少なくない人がこの本の特徴として余白で語っていることを挙げるだろう。文意の余白やページの余白で、言葉にするより鮮やかに伝わってくるものがあった。そういえば水墨画も余白が大事なんだっけ、などと読みながら気を散らしたりもした。 文庫本の解説やネットのレビューを見たい気もするが、今回は見ないで自分の感想だけを心に留めておくだけでも良い気がしている。そういう類の本だと思っている。 - 2026年1月9日
- 2026年1月4日
読み終わった諸悪の根源は出版社か?取次か?書店か?再販制度か?公取か?黒船のAmazonか?本を読まなくなった消費者か? 半年ほど前に話題になった本を今更読んでいる。 「飯田さんといえば、この前三宅香帆さんと『なぜはた』に関してバチバチしていたなぁ。」くらいの感覚で手に取った。 結論、別に誰も悪くない。あまりにもステークホルダー間の利害調整がうまくいっていないのだ。 町から本屋が消えていく、より大きく言えば本にまつわる構造的な問題の原因としては①再販制度(価格決定権が小売側にない)や、②見計らい配本や書店からの高い返品率をはじめとした物流の課題の2点がよく指摘されているが、この本では「書店は何と闘ってきたのか」を切り口に10程度の章で解説をしている。 既に多くの感想がネット上にあるので、ここではあまり触れられていなそうな点に関して、素人の戯言をメモしておく。 この本が出版されたのは2025年4月だそうだが、その後6月に経済産業省から「書店活性化プラン」なるものが公表されている。 そこでは「経営における効率化・省力化に関する課題」への打ち手としてRFIDの活用が言及されている。おそらく補助金を投入して今後普及させていくということなのだろう。 RFIDとは、ユニクロのレジで商品が魔法のように読み取られるアレを支えているものだ。このRFIDは、漫画を紙媒体で買っている人や一部の図書館ユーザーには既に馴染みがあるようで、漫画以外にも徐々に導入が進んでいるらしい。一方でこの技術の活用は書店レベルでは有望視されつつも前途多難なようで、誤作動やコストの問題などがまだ残っているそうだ。(要出典) さて、僕は前から書店で購入した書籍を電子でも読みたいと思い続けてきた。 奥付にでも「PDF版はこちら!」なんてQRコードを案内してほしいと思い続けていた。それが無理なら袋とじでPDF版へのアクセスキーを配布してほしいと願っていた。 けれどどう考えても無理だ。売り手にとって面倒でコストはかかるのに、なにより本が売れなくなる。だって新品で買って電子でアクセスしたら、紙はすぐに売れば新品同然で売れてしまうから。 けれどRFIDの利活用が進めばどうなるのだろう?今は物流や在庫管理の最適化が導入の主眼だと思うが(つまり、消費者よりもサプライヤー側のメリットのため)、購入したらその情報がRFID経由で送信されて、それによってアクティベートされる形で電子版にアクセスできるようにはならないのか。レジを通した段階でRFIDを無効化しないでおけば、購入者が中古市場に本を流した段階の情報も収集できて、そのタイミングで電子版へのアクセスも無効にすることはできないのか。 有識者からすれば鼻で笑うような話かもしれないが、「紙か電子か」ではなく、1度の購入でどちらでも読めるようになる日が来れば良いなあと思っている。とどのつまり、ただの消費者の妄言である。 - 2026年1月2日
読み終わった「意思決定」と口にしがちだが、カッコつけワードで終わらせたくない。ということで読んだが、期待通り面白かった。 ブルーバックスなので内容は信頼できつつ、追加コンテンツも充実しており、補論や実験プログラム、意思決定理論の実験の体験サイトなどが利用できる。 前半は、「期待値」→「期待効用理論」→「プロスペクト理論」と変遷するに従って、『確率×効用』が「客観×客観」→「客観×主観」→「主観×主観」になっていくと理解。 後半は、時間選好性(宿題の先延ばし)や社会選好性(自分と相手のお金の分配ルール)、認知能力テストなどの話題があったが、ここは大学や「知性の罠」で聞いたことがある内容が多く発見は少なかった。 それにしてもこの手の本で簡単な数式でもミスがあると本当に読みづらいのが玉に瑕。 だが内容は良いので、意思決定理論の実験サイトで素っ頓狂なオサル↓に小馬鹿にされたい人にはオススメしたい。
- 2025年12月31日
高い城の男フィリップ・キンドレッド・ディック,フィリップ・K・ディック,浅倉久志またいつかカタカナ名を覚えきれず挫折…😭 「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」は登場人物も少なく理解しやすかったけど、これは自分の許容限界を超えた。 - 2025年12月30日
- 2025年12月30日
- 1900年1月1日
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)カズオ・イシグロ,土屋政雄読み終わったまた読みたい子供時代の描写は「あー子供ってこういうことやるよね!」という言葉になっていなかった小さなあるあるの連続。 ノーフォークでなくしたテープを探すシーンが実は一番印象に残っている。
- 1900年1月1日
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