
ふぶき
@efb_0407
2026年4月21日
イン・ザ・メガチャーチ
朝井リョウ
読み終わった
…すっごかった。
自分もかつてドルオタに足を突っ込んでいたことがあるので、澄香の行動に思い至る点が多々あり「そういう推し活はやめとけ」なんて上から目線で思ったり、かつての自分の熱狂を俯瞰で見るような怖さが途中まであった。しかし、熱狂に正しいもの間違いもないのだ。自分が今正しいと思っている・間違いと思っていることも視点を変えれば簡単に逆転する。要は何を信じ「狂えるか」どうかが自分の行動の正否になるのだ。国見じゃないが「正解のない時代」には、より強固な自分軸が必要なのかもなと思った。何かに熱狂している誰のことも冷笑できないし、誰も自分のことを冷笑できない。その果てになにもなかったとしても、破滅があるとしても「熱狂」のない人生にはきっと楽しみはない。すごい作品だった。これは賞取るよ。



