イン・ザ・メガチャーチ
702件の記録
冬ネッコ@Fuyu-Nekko2025年11月25日読み終わった今ブーム?である「推し活」の社会構造?を知るには、とてもおもしろかった。 推し活をしている人たちは楽しそうでいいなと思ってもいた。 しかし、あまりにものめりこみ過ぎ、信者になってしまうほどの精神状態が怖い。本人たちは幸せかもしれないが。。。 登場人物達の心情に理解できたものの、同時に吐き気がするほど気持ち悪く感じた。


enaco@ena_co2025年11月20日読み終わった借りてきた1日で一気に読み終わるほど、のめり込んでしまった。そう、全ては物語で成り立っている。 朝井リョウさんの作品、絶望すると同時に、救われる。


しおり@Kaffee58882025年11月19日読み終わった満足!しました! この文章量の物語に浸れたことに感謝! 物語を提供する作家がコレを読者に提供するっていう構造がおもしろいな、とか思ったりしつつ。 自分は国見の立場で物語や世間を見ているところがあるので、それぞれの立場に没入することは無かったのだが、推し活とは沼が深い…と思った。誰もが明日を生きていくために、幸せになるために教祖を探している。物語に飢えている。それは自分の足りなかったところを補うためや共感するためだったりと理由は様々で。確かに最近オーディション系の番組が増えたように感じる。そういうのって、信徒を獲得するための巧妙な罠だったのだなぁと思った。誰もが物語を求めていて、信じあえる仲間とコミュニティが欲しくて。みんな寂しくて。これだ、と見つけた物語に縋りつきたくて。寂しさは毒ですから。それを対処する方法を見つけていないとまずいぞ…とちょっとの危機感を覚えた。今は読書したりお菓子を作ったりと日々をのんびりひとりで謳歌しているのだがこれから歳を取ったら?とかちょっと怖い想像をした。もしかしたら久保田さんみたいな行動をとっちゃうかも…とか。 「神がいないこの国で人を操るには、物語を使うのが一番いいんですよ」p185 この言葉、今の日本を表していると思う。 この物語に入らせてくれたことに感謝。










ゆうな@una_10242025年11月18日読み終わった「生殖記」に続いて今年2冊目の朝井リョウさん。 やっぱりおもしろい、、、。 朝井リョウさんの作品はいつも読みながら心の中で「わかる」を連呼してる。 購入者特典のサイトもおもしろかった。


しおり@Kaffee58882025年11月18日読み始めた昨日から読み始めたのだけど、『今』の小説だな〜って感じです。面白い。自分は推し活をあまり本腰を入れてやっていないタイプなので「へぇ、こうなのか…」とか思いながら読んでいる。 それにしても今年、『物語』がキーワードになる作品が多い気がします。私の手に取るものがそういう傾向なのかしら。








よせいちゃん@yyy_8882025年11月17日読み終わったおもしろかった、けどおもしろいだけじゃ済まされない気持ちが残る 没頭しすぎて視野狭窄になるのを避けようとするとどんどんレイヤーが拡がっていって結局辿り着くのは虚無というか、「一旦どこかで間違うのを受け入れるしかない」っていう感覚はめちゃ覚えがあってウワ〜〜!!!となった こんなにボリュームあんのに読みやすすぎてどういうこと??



はー@hachihot2025年11月14日読み終わった読んでいる間ずっと「映画化されるでしょ、いやこのシーン映画でしょ、脳内に浮かぶわ、ほんと映画だ!」って思ってました。 朝井リョウさんの作品、ほんと映画にしやすいし、なりやすいの大納得。




秋山@akiyama6292025年11月14日読み終わった読み終わってしまった。 推し活を巡る3人の物語。正直あの後どうなったのかすごく気になるし、グイグイ読ませる筆力にうなるしかなかった…。 内容があの事件のことを刺しているのかな、とか、推し活のアルゴリズムについてそういうロジックなのか、とか、ああ、と声を出しそうになった。 孤独な、自分が確立されていない人ほど何かにすがりたくなる。それが推しだろうが、宗教だろうが。 しばらくこの余韻にひたりたい。

夕憂晴@whateveryouread2025年11月12日読み終わった・結婚や家庭を持つことが全員にとっての幸せではないという話は理解できるけれど、それならば、それとは全く別の形の、だけど同等の密度と質感を持つ幸せというものを、確実な証拠と一緒に知りたい。 ・視野を拡げれば拡げるほど、この世界が平和や平等からはほど遠くて、理想を叶えるための道のりがあまりに長すぎて、現在も未来も絶望に満ちているような気持ちになってしまう。様々な世界を知るほど、何をしても誰かにとっては本質的な行為ではないこと、誰にとっても正しいことなんてこの世に存在しないことも同時に知ってしまって、身動きが取れなくなってしまう。 ・人を動かすのは、広い視野を以て立証された完全無欠の正しさではない。狭い視野を隙間なく埋め尽くす、あらゆる正誤を撥ね除ける強度の思い込みだ。
🔖ぼう|読書記録@book_252025年11月10日読み終わった発売日に買ったにも関わらず、読み終わってしまうのが嫌で封印していた本📖 色々なところで話題になって、とうとう読み始めたら止まらなくなってしまい、あっという間に読了してしまいました。なんだか読み終わってしまって悲しい。 いろんな媒体で言われているけど、今のこの時代をものすごく丁寧に鋭く切り取っているなと思いました💭「推し活」の構造もそうだけど、各登場人物が抱える劣等感や悩みがリアルすぎて、グサグサと刺さりました… 個人的には澄香ちゃんと年代が同じなので、共感できる部分もありつつ、「そこらへんで止まって…」「本当にそれでいいの?」と読み進めるにつれて不安になってしまいました。 あと、国見さんの発言ひとつひとつがとにかく刺さったし、推し活の学問を習得している気分になりました🧑🎓 物語は今を鋭く捉えていたけど、数年後にこの作品を読み返したとき自分は何を感じるのだろうと思いました。

松岡美希@miki_jibunjikan2025年11月10日かつて読んだ2025年読んで良かった本。もちろんおもしろかったけどそれ以上に、心に重いものを受け取ってしまったな、みたいな感覚。物語の凄み。自分のなかに新たな思考フェーズがうまれる本はそんなに多くないので、大事にしたい。

こまつな@komatsuna2025年11月10日読み終わった俯瞰する視点が養われれば養われるほど身動きがとれなくなるから、何かしたいときには一旦バカになってえいやで進むしかない。その何かしたい動機を最も突き動かしやすいのは物語。 物語が宗教だったり推し活だったり形を変えてるだけ。少なくとも物語の作者を俯瞰する視点だけ持ち合わせてれば全てを失うことはないんじゃないか?

シマコ@_shi_ma_ko_2025年11月8日読み終わったずーーっと気になっていて、図書館の予約待ちを待ちきれず買って読んだ本 ・ 長期留学がしたくて大学を選び、大学時代はINFPで、オーディション出身の男性アイドルグループを推している身としてはかなり身に覚えのある描写があって朝井リョウ...!となった。 こんな風に受け止めてしまう私も、「物語」に操られやすいタイプだから 視野を狭めた場所に収まりすぎないように、 冷静に引いて見れる鳥の視点を逃さないように 気をつけねばならぬと身を引き締めた。 ・ 展開が気になってページを捲る手が止まらなかった!「推しには読んでほしくない話」というのも共感。面白かった。






もちこ@mochiko247242025年11月7日読み終わった朝井さんって何者なんだろう… ここまで年代も性別も違う人たちの心情や生活を、具体的に書けるのが凄すぎる。 私は久保田に一番気持ちを寄せやすかった。 「推し活」を冷めた目で見ているけれど、自分の子どもには惜しみなく気持ちやお金を注いでいる状態。 子どもが「推し」の対象になっている。 自分もこうなっていきそうなので、気が引き締まった。 ここに書ききれないくらい、「ぞくぞく」ポイントがあって、今回も「朝井リョウにやられた!」という読後感でした。









- ゆのか@marsgarden2025年11月5日読み終わったするする読める、身に覚えのある怖い物語。 なにかに夢中になっている、熱中できている人のことは羨ましいし、周囲と円滑なコミュニケーションがとれる人のこともやっぱり羨ましい、そんな穴を“推し活”と“正しさ”で埋めて、自分で自分の立ち位置と役割を決めた気になって、ひたすら一つの道に突き進んでいく人たちと、それを仕掛ける側でもある人を読者としての立ち位置で織りなされます。 どんどん見た覚えのある展開になっていき、苦しくなりますが、すでに本である以上オチは変わるわけないので、ずーっとジェットコースターで上でもあり下でもある場所を目指しているような、ここで降りたい、降ろしてくださいと願っているような不思議な読書体験でした。 どうして人間って熱狂や没頭に焦がれてしまうんでしょうか。







成功者の味方は怠慢な他人@No_Read_No_Life2025年11月4日買った読み終わった視野を広げる事が良いとされている世の中ではびこっている「推し活」という名の視野を狭める行為。その行為を助長させる為に働く、推し活を仕掛ける側の視野の広い人間。先述の通り視野を広げる事が良いとされている中で、仕掛ける側の視野の広い人間が孤独を感じ視野を狭めて快楽を求めてしまう姿からは、物事に正解などないのだと感じられた。 依存症を治すには別のモノに依存させるのが一番手っ取り早いという話を思い出した。結局、楽を求めている生き物である人間は皆何かにすがりたい。だからこそ例えそれが馬鹿にされたとしてもそれを信じ、身を捧げる事で、自分を保つ。 全体を読んだ感想として一番感じたのは、苦しさだった。それぞれ異なった立場でファンダムに関わっている3人の中で、自分は同い年で同じINFPの武藤澄香に特に感情移入して読んだ。澄香がファンダム経済に取り込まれる前の、親の期待に応えられていないことや周りとの意識の差に疲れ、自分が下に見ている人と話すことが楽であるという感覚が自分にも当てはまり、だからこそ現実逃避の手段として無意識のうちにファンダムにのめり込んで自信を正当化する姿に自分を置き換えてしまい、読む手が止まらなかった。 2000円




もちこ@mochiko247242025年11月4日読み始めた223ページまで。 人が仕掛けた「物語」に嵌っていく恐ろしさの入り口にいる。 これからどうなるんだろう…本の分厚さが気にならないくらい、ぐいぐい読める。

- dada@dada___s2025年11月4日読み終わった推し活 日常に溶け込んでるこの概念。 いろんな角度から開いて言語化するとここまで人の心を惹きつけ離さない媚薬のようなものなのだなと。 一言で言ってしまうと怖い。 フィクションのはずなのにノンフィクションに見えて仕方がない。日本はどうなるのだろうか。



しましょ|サイエンスライター穏健派ゆるふわ系@shimasho2025年11月4日読み終わった朝井リョウさんは初めて読んだけど心がえぐられた。 “物語”がキーワードになっているから物語の強さと脅威に興味が沸いたらノンフィクションの『ストーリーが世界を滅ぼす』がおすすめ。


かのうさん@readskanokanon2025年11月3日読み終わった読み終わって寒気がした。これ、ホラーよりホラーしてる。こわっ。(特に一番最後、これ怪談話じゃん) ファンダム経済(推し経済)を作る人、それにのめり込むオタク、過去のめり込んでいた人。 それぞれの立場で書かれているのだけれど、三者三様の立場、それぞれ言っていることがわかる。 かつて私はオタクとは縁遠い人間だった。 が、しかし今はアイドルのオタクだし、実際大学でマーケティングの勉強もしてきたので、経済的な戦略も、すごく興味深く読んだ。 私ってそうだったのか!なるほど、そんな人間だったのかと、自分のことを視野狭窄で浅はかだと思ったし、いや、その浅はかさも必要だとも思った。 結局、視野が広いということはどういうことで、それは何を意味するのか。 何が今最も本質的かというのは、いくらでも反転させられるということ。 今、この多様性の時代、何が正解かわからない時代はひとつの物事を信じきるという行為自体に憧れだったり、深みがあること。 うーむ。それ自体にも本当にそうか?と考えずにはいられない。 この社会への解明度がすごい。 だから、この題名なんですね。 最後のほうに行くにつれて思考がごっちゃになって、いったい自分はどの立場で物事を考えてるのかわからないけれど、集約して言えることは、最後の久保田さんが思ったことなのかなぁと。 結局さ、どんな世の中になろうがそこが大事ですよねと思います。








り@rior10382025年11月2日読み終わった@ 自宅胸が痛い。朝井リョウさんの作品はどうしてこんなに抉られるのだろうか。エッセイはあんなにお腹を抱えて笑えるのに。 ファンダム経済、という耳慣れない言葉。もともとの先入観で、難しい話なのかな?と思っていたのだけど、推し活の話だった。心当たりがありすぎる。 アイドルの推しがいたことはないけど、長く応援している人はいる。確かになにかにのめりこめているときの方が人生は辛くない。「中毒症状があるほうが苦しくないのだ、人生は」がささりすぎている。 「自分を使い切る」なんて考えたことないけど、そうなんだろうなあ。出てくる3人の人物全員に思うところがあって、読んでいて苦しい。でも面白くてページをどんどんめくってしまった。 この苦しいきもちを消化するには、エッセイを読むしかない…😂






zzz@oownow2025年11月1日読み終わった自分を使い切らない生き方をわたしもまだ模索中だなと思う。 どこかで見たことのあるような、そして自分も重なるような人たちばかり出てきて、うっとなりながらも一気読み。

- たるたる@miyabi2025年10月31日読み終わった小説星5推しファンダム@ ホテル『イン・ザ・メガチャーチ』 朝井リョウ 率直な感想として一番大きいのは、「どえらいもん読まされたなぁ」という感覚でした。初読み作家さんでしたが、買って正解でした。 これから読む人も多いと思うのでネタバレ抜きの感想です。 推し活ファンダム沼にハマる女子大生 推しの若手俳優の自殺報道から陰謀論にハマりこんでいく非正規OLたち アイドルグループのファン達を操る運営側スタッフ 意識高い系のSDGs多文化コミュニティ K-pop界隈だけでなくなってきたオーディションサバイバル番組の闇 こういうものを解像度の高いままでごった煮にしつつ、現代日本人がそれぞれに死ぬほど「孤独」で死ぬほどの切実さで「居場所」「仲間」を求め、「自己肯定感」「承認欲求」に囚われている姿を描いているのが本作だと思います。 ある意味救いのない話でありますし、読みながら薄ら寒い気持ちになる人が殆どだと思います。 自分は推しもいないし、人や組織に嫌われるのも気にしないし、何かに熱狂できるほどはまれない、ある意味ちょっと残念な冷めたタイプの人間です。けれど、それでも上のような人やコトが身近なところであるのは毎日見ますし、この本を読んでると気がつかないうちに世界全体がそうした事に巻き込まれていく、或いは裏側ですでにそんなカラクリで動いているのではと気持ち悪さを感じました。 このあたり、すでに読まれた方はどう思われたんだろうなどと久々に他の方の感想が気になる一冊でした。 あと、作中では宗教のない日本人には物語が効くというロジックが語られますが、それは良くも悪くも非常に正しいと思います。 (このあたりは実は村上春樹なんかも繰り返して描いているテーマだったりもします) また技術的な部分では後半に顕著ですが、内心と他の人の会話文やネットに流れる文章が同時進行で流れ込み、本人の気持ちが混乱していくのを表現している箇所などは技巧的にも上手いなと感じました。 追記、某俳優の死からの陰謀論については誰がモチーフかあからさますぎるのですが大丈夫だったのかな









東風@reads-ko32025年10月30日読み終わった推し活のお話&エッセイが面白いと最近話題になっていて気になっていたのもあり、朝井先生の作品を初めて手に取ってみた。 恐ろしいことに、自分は現在進行形で視聴者投票型オーディション番組出身のアイドルを推している。CDを大量に買って、ファンダム内で呼びかけをして、タグイベや動画再生を頑張っている同士がたくさんいる。作品内の描写があまりにもリアル過ぎて、うちの界隈の話ですか???ほんともう勘弁して!分析しないで!!(泣)と、心身共にゴリゴリに削られながら読んだ。 同じ界隈にいるファン側の人にはちょっと読ませられないなぁと思ったけど、推しの事務所と運営には是非読んで勉強していただきたい(学級委員気質?笑) そして離れて暮らす実母が作中のTomoyoさん気質で…こちらの解像度も高過ぎて、正直アイドルの話よりすみちゃんいづみさんが絡め取られるように落ちてゆく姿の方がブッ刺さって苦しかった。 私も何回か説得を試みたことがあるけれど、母からしたら「まだ誰も気付いてないこと、隠されていることを大切な娘に教えてあげなきゃ!」の100%善意だから、暖簾に腕押しというか。なんにも響いてなかったなぁ。 本を読む楽しさを教えてくれたのは母で、それに対してはとても感謝しているけど、私がそちら側に行くこともないし、母がこちらに戻ってくることも無いだろうなと思うと切なくなる。







- 🐈🧶@neeeeko00lily2025年10月30日読み終わった少し自分のことを。 私にも好きなアイドルや芸能人がいて、イベントやライブに行くことがある。好きという気持ちは確かにあるけれど、その対象のために再生数を上げたり、グッズを買ったり、ランキングに貢献したり――そういった行動を積極的にしてきたわけではない。 単にそういった活動に関心を持てなかったというのもあるけれど、「ファンならそうするのが当たり前」という感覚が自分の中に生まれなかったからだと思う。 周りから見れば、そこまで熱中できていないように見えるかもしれない。でも私は、それを良いとも悪いとも思わない。ただ、そういう自分としてそこにいるだけだ。 「こういう理由があるからこの人が好き」という明確な説明はできない。ただ、その人のパフォーマンスを見たときに心が震える感覚や、「素敵だな」と感じる瞬間を、また味わいたいのだと思う。 私はいわゆる“信者的マーケティング層”には属していないし、消費者としては面白みのないタイプなのかもしれない。 それでも、この社会の中で迷いながらも見識を広く持ち、自分の軸を保ちながら生きていたい、ただのひとりだ。





Mei@maple_uqu62025年10月29日読み終わった本作も、うぐぐ、、、という苦しい読後感。 できれば気付きたくなかった少し嫌な共感を伴って、新しい感覚がインストールされた感じ。 私自身はこれまで推しがいた経験がないから、推す対象がいる人や何かに夢中な人を羨ましいと思うことは確かにある。 他方で、行き過ぎた信仰の怖さもまざまざと感じた。 皆何かを信じていたくて、国見でさえ、『搾り取っているんじゃない』『使い切らせてあげている』と、国見にとって都合の良い信じるべき物語の中にいるように思えた。








たぬぽこ@tanupoco19892025年10月29日買った読み終わったファンダム経済の描写がえぐかった…そんなハッキリ書く〜?!と思った。自分は推し活にはあんまりのめり込めないタイプなのでそこよりおじさんの孤独が響いた。ウマ娘より自分の娘を見ろよ…とかつて夫に思ったことが重なるなど。やってこなかったことが還ってくるのこわすぎ。






キマグレ ニカエル@sjtky01942025年10月28日読み終わった初・朝井リョウ作品。 情報量が多過ぎて疲れた(苦笑) 推し活の世界に少しだけ踏み入れた事があるのでその描写の見事さに驚いた。 最も印象に残ったのは「今後還ってくるのは、これまでやってきたことよりも、これまでやってこなかったことのほうなのかもしれない」という一文。 パンチ力が凄過ぎる。 自分にはこの先何がどういう形で還ってくるのか…と思うと一抹の不安を覚える(苦笑)





nessie@nessieayako2025年10月27日読み終わったうわあああああ!…って読後感。 おもしろかった!! 中盤くらいまでは、刃がしっかり研がれていて明瞭な話……って印象だったのだが、最終的には、いい意味で気持ちが掻き回され、視野を広げるか狭めるか、どうするのが自分には適切なのかわかんなくなっちゃった。妙に青木という存在が気になる。あと、味噌玉を作りたくなった。




ずっけ@sasu_082025年10月21日読み終わった男性ですが、お茶のできる関係性を物語以外で持ち続けることの難しさを痛感。父親は私がやっていたサッカー友達の親同士でフットサルをやるようになって、お茶はしなくとも定期的に会ってたわいのなく盛り上がれる健全性の強いコミュニティがあって幸せそう。 ママサンバレーとかが流行るのもそういうことだったんだ。コロナ以前の推し文化圏に属さずお茶できる関係性を作ることのできるコミュニティはスポーツ? とはいえ、観るスポーツではこの推し文化に絡めとられるのも昨今のJリーグの風潮。 彼らが引き返すことができたとすれば、日記を書くことだった気がする。一人で現実に振り返る内省の時間。などなど




- white bird@shiawasenina__re2025年10月20日読み終わったかつての自分がたくさん散りばめられててあ゛ーーーーと頭抱えながら読んだ。ファンダムという題材でこんなにも感情が動かされることあるの?!と。





Riho@rhp__b2025年10月19日買った読み終わった学び!感想紹介読書日記友人に薦められ、初めて、出版されて間もない本をリアルタイムに読むということをした。なんだか新鮮な気持ち。 色んな物語にのめり込んで暴走していく主人公たち、フィクションではあるものの、どこかあり得そうで怖かった。 割り箸のくだりとか、恥ずかしながらいまだよく分かっていなかった現代社会の問題や用語は普通に勉強になった← 何より()購入者特典の映像が最高だったので本当にみんな買ってほしい。 朝井さん作家15周年、おめでとうございます!







- ひゅっける@huckel2025年10月19日読み終わった朝井リョウさんの作品を読んでいるときの、あまり踏み込んで欲しくないところをライトで照らされ中身を穿り出されたような感覚を味わえてとても嬉しい…… 本筋に特に関わらないようなさりげなさを纏った一文まで刺さったりしがちなので 自分にとってのやってこなかった/やっていないこととどう向き合うか考えていきたいです










- スミモ@sumimo2025年10月19日読み終わった最後の1行、久保田のその後を考えて頭を抱えた。一心不乱に推し活に励んだり、どこかのコミュニティに属していたいと真剣に悩み苦しむ様を「使い切る」「使い切りたい」と表現していて、朝井リョウ天才かよとなった。









おんぷ♩@onp_bookchan2025年10月18日読み終わった5時間ぶっ通しで読んでて読み切った。 本当に怖かった、、 途中とか読んでてめっちゃ動悸した(笑) これ人生で1回でもオタクを通ってきた人達は震えながら読むよねきっと、ほかの読了した人たちの感想めっちゃ聞きたい。 朝井リョウさんなんでこんな物事に対する目線が広くて的確なの?すごすぎる。なにもの??







はづき@paroles11182025年10月18日読み終わった面白すぎる〜〜〜〜〜〜〜〜!!! 仕事に打ち込みすぎた結果離婚され、いまは第一線の部署からも離れている47歳の慶彦。 インスタントの味噌汁をすする、一人の夜に沈んでいく日々。 慶彦の娘である大学生の澄香。 親の影響で洋楽が好きで、留学、ゆくゆくは海外で働くことを視野に大学進学するも、本当の自分は内向的で、ただ海外志向の自分、を演出しているだけなのではと悩む。そんなとき、自分とよく似た考えを持つアイドルに出会う。 非正規で働く絢子。 推しを通じて仲間や拠り所を見つけるも、突如推しの死を知らされる。何かが絶対におかしい、と調べる中でこの世界がいかに真実を隠蔽し、日本国民を騙しているのかに気づいていく。 正直、どの人物も私の中に少しずついてとても居た堪れなかった。私も私の教会の中にいる。安らかな空間で、美しい音楽が流れている。









- きゃほ@kk_120jk2025年10月17日読み終わったアイドルの推し活をしている自分にとって耳が痛い部分も多々あったけど、読み終えて、なんだか気持ちがスッキリした。勿論推し活は続けます。しばらく経ったら、もう一度読み返そう。




葉@leaf_litter2025年10月16日買った基本小説を読まないのだけど、最近ラジオや動画で朝井リョウさんがお話しているのを聴いて言葉選びや話し方が素敵だなと思っている。ので、彼の文章をよんでみたいな〜とぼんやり思い始めて手を出してみた。 かなりひさしぶりの小説なのでハードルが高いな…と店頭でうろうろしちゃったけど、帯の一文が良すぎるな…ファンダム経済には興味あるな…ということでエイヤッと購入。





はぐらうり@hagurauri-books2025年10月16日読み終わった流石、の一言。でも読んでいるあいだずっとしんどい。推す側の小説はだいぶ増えたが、推し活ビジネス側の目線はかなり新鮮。 自身は推しという概念がいまいちわかっておらず、振り返っても誰かを推した記憶がなく、まして推し活にも縁がない。好きな作家とか、野球選手とか、ミュージシャンとかはいるんだけれど。 推し活をしている様子は今のSNSをそのまま切り取っているかのよう。どんだけ解像度が高いんだ。雑談についての考察も面白かった。女性たちの、情報共有による連帯。とくに気にしていたわけではないけれど、可視化された感じ。 MBTI診断も避けていたけれどやってみたいと思ってしまった。わかってもしんどいだけなんだけれど。




- みかん@minori_32602025年10月13日読み終わったおじさんの孤独の描写が切ない。内向的な大学生の堕ち方や派遣社員のどんづまり感も。 物語は宗教と同じく人生に意味を与えてくれるというのがテーマ。ただ、その物語の正しさはいったい何が担保してくれるか、と問いかけるお話。一気に読み切った。





ふくとみー@fukutommie_books2025年10月12日読み終わった凄いもん読んだ... 芸能人の推し活に限らず、なんらかの孤独や不安を感じていて、逃れるように何かに熱意を向けている人にはグサリとくるかも。 ファンダムと非ファンダムの対比もエグい。 ラスト1文で悲鳴あげそうになった。









Ariadne@yu_ka2025年10月12日読み終わった旅行で行ったサントシャペルの表紙に惹かれて購入。かつて1人のアイドルを推していた自分に重なって胸が痛かった。厳しい現実から目を逸らして逃げ込む場所が欲しかったんだと今はわかる。




yarn3@yarn32025年10月12日読み終わったあっという間に読んでしまった。朝井リョウ初めてだったけど読みやすいなー。 自分の話だが、私は何かにはまるのがだいたい6年周期で、別に嫌いになるわけではないが普通にしてたらだんだん熱は冷めていくし、そのあとはなんとなく好意的に眺めて手軽に見られるものがあれば見る、くらいになる。私はそれを「気が済んだ」と表現しているのだが、この小説でいうところの「自分を使い果たす」に近い感覚なのかもなと思った。 自分の中の熱狂が終わったあと覚えているのは、見たライブの内容ではなくて、そのあと友達と行ったスーパーのこととか、遠征の早朝に友達と行った銭湯であることはもう知っている。連帯や繋がりはファンダムの内側のこととしてコントロールされ得ることではあるのだけど、でも運営はあのスーパーのことも銭湯のことなんて知りっこないだろ、とも思っている。 見てきたように書くのが作家の仕事とは言え、当事者ではない人の手によってここまで「見たことある」ように活写されるオタクの布教活動は、そのくらい単純化類型化していて、誰にでも模倣できて利用されやすいものであるということの証明なのかもなと思った。





yarn3@yarn32025年10月12日買った読み始めた@ 丸善 丸の内本店読みたいが長編小説読みきらんし……と悩んでいたのだが、こんなに読みたいなら買おうと意を決した。身近な話題なのでするする読めて、もうすぐ半分。



fumikam___@fumikam___222025年10月12日買った読み終わった朝井リョウすげぇの一言です。ファンダム関係ないしな〜とか思ってたけど、全然そんなことないです。私たちが生きてる世界の物語です。

Yuri@yuririri682025年10月11日読み終わった「推し活」、「ファンダム経済」を消費者側、創作側、傍観者側の複数の視点で捉えた物語 ただの推し活の話じゃなくて、 孤独で何か、誰かに縋りたい気持ち、現実世界の居心地の悪さ、とか絶対誰でも感じたことのあるネガティブなところに触れて描かれてる感情が細かくてリアルだった 最近読んだ村田沙耶香の信仰を思い出しながら読んでた 「一番のタブーは、自分が余ることなんです。自分を使い切ることが今の時代に手に入れられる唯一の正解であり、”幸せ”なので」 ここのセリフがすごい読んだ後も残る


ayu@hkd_aym2025年10月10日読み終わったあらゆる界隈のオタクとして、グサっとグサっと。 えっじゃあどうしよ、、、 となった。 さぁ朝井リョウの本を読み返して、文庫でたら買おうかな?サイン本と布教用と。新刊本屋で買わないとね。会えるイベントあるかな?



わびすけ@tamayura-19232025年10月9日読み終わったあなた と わたし の境界なんて取っ払って 生まれ育ち出会い すべてに感謝する 寂しさ? 欲? とんでもない 崇拝 そのもの こんな世界で あなたがいる それだけで

おもち@omochi____s2025年10月9日読み終わったファンダム経済を築く者、のめり込む者、のめり込んでいた者の3者の視点で進む物語。 私自身、かつて澄香ほどではないにしろのめり込む者だったからとても痛かった。救いがない感じ。でも当時はそれが幸せだったんだもんなと照らし合わせながら読んだ。 かなりボリュームがあるけど一気飲みした。


lucy@lucy1002025年10月8日読み終わった以前から推し活に励み、ここ数年は自分の中でそれがヒートアップしてきたなと感じ、それと同時に違和感も覚えていたタイミングで本作と出合った。凄かった。本当に面白かった。 なんとなく居心地が悪かったモヤモヤが言語化されていて恐怖と同時に清々しさもあった。自分の思考が整理された気分になった。 何かに縋りたい、縋るものがあった方が楽だし苦しくない、そうしないと生きていけない、悲しくも共感。でもそれが人間というものなのかな。各々のチャーチの中で生きている。私は今後どんな信徒になるんだろう。





停好@ODAQ2025年10月7日読み終わったキャラクターの相関図が理解できてから、グロいぞ、これはヤバいぞとなって、そのままエンディングへと加速していくストーリー。 ランダム商法とかSNSでのファンの発信とかの推し活の描写を読むのが好きで、奇妙だと笑えるが自分も他所から見れば奇妙なのかなという親しみがあるから。


- はまっこ@misumi_a2025年10月6日買った読み終わった気になっていた本。『あの本、読みました?』で朝井リョウ特集があり、やっぱり読もうと思った。わたしもささやかながら、推し活してるわけだし。


- キクオ。@mu_san2025年10月5日読み終わったこの本は推し活について肯定も否定をしてないように思える。 でも登場人物皆気づかない内に何かしらに縋っているように感じた。国見さえも。 過去、未来など何も考えず今目の前のことに縋っている方が楽だろうな。冷静になりたくないよな。その方が楽しいもんな。 自分もそんなふうになれたらといつも考えていたからある種答えを提示してくれたように感じた。 自分を余すことなく使い切る経験が今までなかったから、澄香がほんとに楽しそうに見えて羨ましかった。 読後、自分のMBTIを調べたらINFPだった。



ran@ranraranruran2025年10月5日読み終わったアイドルグループに対して、友達でもなく会社の同僚とも違う「メンバー」という関係が羨ましいと思ったことがある。共感し合える誰かとの繋がりは、時代と共に種類が増えて複雑化しているように思えて、それが面倒だけどでもやっぱり安心が欲しいよね



みぞれ@Mi_ZoRe_2025年10月5日読み終わった好きなアイドルグループがモデルにされている 私も彼らの“物語“を応援している節があるので、 操りやすい1万人なんだろうな 全面的に救いはないです 生きていくことは救いがない中で自ら選択する勇気をもつこと その選択が正しいとか正しくないとか考える前に 全ての主人公が私自身と繋がっているようで、これからの自分の選択次第でだれかになってしまうような感覚がある そういうリアルさを表現するのが本当に上手い 朝井リョウがえがくそういうリアルさに耐えられず、自分が「何者」を古本屋にすぐ売ったことを思い出した



もぐようび@mogumottie2025年10月1日気になる対象に熱狂する、推す、というのができない体質で、わからない怖いものを見てみたいというのと、日経の読者(ファンダムエコノミー作ってる方々もいるであろう)方向に向けて日々矢を放ってたんか、とそいつはますます怖いなっていうので気になる。



ふんばり温泉@s_aka_gami2025年10月1日読み終わった人間の感情の機微を捉える解像度が相変わらず秀逸。繊細な人じゃないとここまで色んな人物の視点で1つのテーマ書けないよなって改めて思った。 そして、人工的だったり人が歩んでいる物語よりも、僕は自分が作っていく物語に没頭したいなと。 それが難しい世の中になってるんだけどね。




F@piyo12002025年10月1日読み終わった読んだ、正解が無いっていう落とし方が現代を感じる。若者からおじさんまでの生活にリアリティがある。雑音とメインの会話が交互にきて反転していく書き方が印象的。ほんで生殖記に続きギリギリ理解できる文書なところが論文っぽい。自分にはこの様な文章は書けない。 (箇条書き感想) ・現代を生きる上で皆自分自身のリソースを使い切るために生きてるから、使い切らせるのが推し活 ・物語にのめり込むことって嬉しい/本物の気持ち/だけど視野が狭くなると失敗する/視野がずっと広くても[[間違わない]]だけ?◀◁◀ここぐるぐるループしていくので答え出ない ・最後終わり方綺麗。 ・難しくてほええとなる ・マーケティングの話楽しい。☆チャーチマーケティング ・推し活している人達/趣味や思想にのめり込む人達を一概に馬鹿にはしなくなった ・自分も出来れば物語にのめり込ませたい派だけど、そんな自分もまた主人公のパパみたいにのめり込んでる側になってるよなーと思う。人間


Koh@tnsm02232025年9月30日読み終わったいやー、怖すぎた。 人はそれぞれの物語を生きているようで、誰かの創り上げた物語に操られているだけかもしれない。一方で物語への囚われを避けようとすれば、それはそれで無味乾燥な生となる。俯瞰と凝視の往復。バランスだなー ユヴァル・ノア・ハラリが『サピエンス全史』で語ったような人間の「虚構を信じる力」が引き起こしてしまう事象。物語なしには生きられない、が、物語に呑まれても悲劇である。 積読中の『物語化批判の哲学』もあわせて読みたい。


- 萌@macmac_03152025年9月30日読んでる好きな朝井リョウの新作、しかも、アイドルオタクをしている自分にはグサリとささる帯分、我慢できずに迎えてしまった。案の定グイグイ読み進めてしまう語り口と“物語”(こう言い表さざるを得ない)。全ての積読を差し置いて、隙間時間を捧げて貪り読んでいる。チェンソーマンレゼ編を見た日に読み始めてしまったのは、自分にかわいそうすぎると思う。ずっと、変😂





ヒナタ@hinata6251412025年9月29日読み終わった推し活にハマって日常を逸脱していく人、推し活転じて陰謀論にハマっていく人、推し活を仕掛ける側でありながら一線を踏み越えていく人、ファンダム経済をめぐる三者三様の物語が交錯する。良い小説は社会の鏡でもあると思うのだけど、その中でも朝井さんはほんとうに社会の空気を小説という形に正確に落とし込むのがめちゃめちゃうまいなって思う。それに「推し活」って人によって程度の差はあれどエンタメを享受する人間なら誰しも無関係ではいられないわけで、今回のテーマはとくに他人事ではいられない引力がある。 朝井さんはインタビューで「おじさんがおじさんを救う物語があまりない」というお話をされてるけど、今作では若い男の子との会話でおじさんが救われるというエピソードがあってそれ自体はとても良かったのだけど、やっぱり年齢差があるとそこに危険性が忍び込む。おじさんがおじさんに救われるのがきっと一番平和。そんな物語が増えていくといいねって思いました。





- みつまめ@mitsumame2025年9月29日読み終わったフィクションなんだけど、現実にある、隣り合わせの感じがずっとうっすら気味悪くてすごかった。確かにオタクでいることって視野を狭めていて、それが幸せで、でもそれによって新しい人との出会いもある。そしてオタクの解像度がすごくてびっくりした...



瀧本緑@takimotogreen2025年9月29日読み終わった2023年からこれ書いてるのほんとうに怖い 時代はこうですと差し出されて、それはそうだけど、それで希望はないんすかね、と立ち尽くす気持ちにはなった


たま子@tama_co_co2025年9月29日読み終わったもう寝たいのに〜〜この先を読まねば眠れない〜〜の読書。おもしろかった。 推しへの信徒化、過剰な消費を仕掛ける物語の功罪、連帯による狭窄、それとは逆に世界を俯瞰することで何も選べなくなる感覚、道徳や正義への信徒化、狭窄しないが孤立…… 気づけば物語に飲み込まれないように冷静に読むぞと思っている自分がいて、だけどそれはもうすでに「物語を俯瞰する自分」という物語を推していることでもあって、すでに一種の信仰なのだったからもう、ああああやめてくれえというかんじ。共感するごとにヒヤヒヤしながら読んでいた。否定も肯定できないままだと身動きが取れなくなる。









本好きのマーケ屋@and_again2025年9月29日読み終わったようやく読み終えた 【感想(ネタバレではない…はず)】 ・国見さん、あなただって、本当は羨ましいのではないですか…? ・みんな、ちゃみする




たびたび@tabitabi2025年9月28日読み終わったはあ、面白かった。自分が推し活界隈に棲息しているからめちゃめちゃ身につまされた。 最近TVや雑誌などでよく朝井リョウさんをお見かけするようになって気になっていたから、読めて良かった。




転寝@uta_tanezz2025年9月28日読み終わった読みました...!面白かった😭😭 結末、どうなる!?どう終わる!?と怖いもの見たさで後半はページを捲る手が止まらなかった。 自分もアイドルにのめり込んだ経験があるから、所々共感性羞恥が刺激されて「くぅ〜〜」と謎のうめき声をあげるモンスターと化してた。 なんで朝井さんはヲタクが蓋した感情をこんなにも的確に言語化するんだろうと、悔しい気持ちになった(←?) 今でこそアイドルに傾倒することはなくなったけど孤独を感じる時間もあるのも事実で。帯の「中毒症状があるほうが苦しくないのだ、人生は」というキャッチに心から賛同します。 正解のない時代だからこそ、どの生き方を選んでも、他人からは「頭がおかしい」と思われる可能性を孕んでいるわけで。 だから、これ!と思うものに出会ったら「私はこう間違うんだ」って決めて脳みそ溶かして生きていきます。私はこの本から勇気もらえたかも。
朝胡@asahisa222025年9月28日読み終わった@ 自宅人間のどうしようもない、柔らかい弱さを書くのが、相変わらず上手くて面白い。 「人生とは、これまでやってきたことが還ってくるものだと思っていた。(中略)ただ、これからは違うのかもしれない。今後還ってくるのは、これまでやってきたことよりも、これまでやってこなかったことのほうかもしれない。」 この書き出しが、一番刺さった。 私自身、これまでやったことが還ってくると思ってたから。その反対も跳ね還ってくることを考えてこなかったな。 なんか、自分が憂いている他人の視線なんて、すごく狭く偏った価値観で形成したものでしかないのかもね。




- おさんぽ@yktnsm02142025年9月28日買った読み終わった何かに熱狂し、つながりを求める主人公たちのストーリーに恐ろしさを感じながらも読み進めることを止められない自分も、物語に引き込まれている一人なのかもしれないと思った。物語の力をうまく使い、ヘルシーに生きることを目指したい。誰かの物語ではなく、自分や、リアルな近しい大切な人主体の物語だと健やかな物語になるのだろうか。そんな問いが生まれた。



紙村@kamimura_2025年9月27日読み終わった読んだ。気づいたら夜が明けていた。ファンダム経済を仕掛ける側の話死ぬほど面白い〜〜〜中年期のおじさん友達いない問題も。推しゼロでも楽しめる推し活小説があったとは……物語って本当に怖いですねえ


朝胡@asahisa222025年9月27日買った読み始めた@ 自宅表紙の箔押しがきらきらとしていて、好き。 中身は相変わらず、朝井リョウらしい、嫌な現実感が満載だけど! 表紙とのギャップを感じる。 あー、朝井リョウ読んでるな〜〜って浸れて、苦しいけれど楽しいんだよね。


読書猫@bookcat2025年9月27日読み終わった(本文抜粋) “「神がいないこの国で人を操るには、”物語”を使うのが一番いいんですよ」“ ”「結局皆、信じるものが欲しいんだと思います。特に、この社会は生きづらい、自分はこの世界に不当に扱われていると感じている人ほど」“ ”「本当は、理由もなく雑談ができる仲間が欲しかっただけなんです」“ ”勘違いしていた。自分の場合、視野は拡げるより狭めるべきだったのだ。“ ”本質的であろうとすればするほど、何の行動にも出なければどこからも裁かれないという考えに呑み込まれる。そんなことに何の意味があるんだとか、それが最適解じゃないのにとか、そんな冷笑だけが両手に溢れ、人生の砂時計をただ眺めているだけになる。“ ”本質的であることから遠く離れた場所で盛大に咲き誇るその連帯が、今の俺には光って見える。“ ”「私たちはこれまでもこれからもずっと、花道から何も搾り取ってはいません。花道に、自分自身を使い切らせてあげているんです」“ ”人を動かすのは、広い視野を以て立証された完全無欠の正しさではない。狭い視野を隙間なく埋め尽くす、あらゆる正誤を撥ね除ける強度の思い込みだ。“



3am_sp@3am_sp2025年9月26日読み終わった元ネタが分かる話がたくさん形態模写されていて、それがストーリーに構築されていてすごい。 「推し活」の問題点が描かれてる!と思わせられがちだけど、その手前・足元・行く先に、「広い視野」教が広く蔓延してることを見抜いてるのが良かった。みんなが「何か」にひっぱられて、普段より「嫌な奴」になる瞬間を逃さないねえ。 QRコードで見れる特典、ふざけすぎ。でもふざけの中に批評性があるの、ウチちゃんと気付いてるからねー。


みさき@chaki3da42025年9月26日信じる神は人それぞれ。ここまでやる?って思うような推し活は誰しもハマる可能性はあるんだろうなと思った。サバ番のアイドルの物語にハマりすぎずに過ごしている私は何を信じてどの物語に没頭しているのだろうか。
イロハ@iroha_mellow2025年9月25日読み終わった推し活を仕掛ける人、推し活に溺れる人、推しを失う人それぞれの物語。 まず、世代が異なる登場人物それぞれの思考回路の解像度に高さに驚く。朝井リョウって人生周回勢だっけ?(話はズレるが購入特典のビハインド動画が変すぎて超笑った) 全員に共感できるところがちょっとずつあり、それだけに、後半にかけ転がり落ちていく展開に心臓がきゅっとなった 発売されて間もないので引用は避けるが、いくつもパワーワードが突き刺さったまま、今夜は眠ることになりそうだ。


うども@udo_momo2025年9月25日読み終わった視野を広めれば広めるほど全てが間違っているような気がしてどんどんアイデンティティが見えなくなったこともあったし、一つのことに対して全力になれる人間が輝いて見えて陰謀論者さえも羨ましく思っていた時期があったので、主人公のおじさんはここの悩みに気づくのが遅すぎた自分を見ているようだった。 朝井リョウは毎回自分のモヤモヤを代弁してくれる気持ちになるが、これも朝井リョウという人間を信仰しているからなのかもしれない。

kazuki24@kzuki58422025年9月25日読み終わった現代社会の皮肉 まさに自分が周りの友人や知り合いと話す内容が記述されており、朝井リョウさんによる現代社会の解像度の高さには驚いた。無宗派の国だから起こりうる独特の文化、そして3人の視点が切り替わることで、その面白さ、そしてつながっていくストーリーには魅了されました。 また物語化批判の哲学も同時に購入しており、何かと話の接点でありそうで、ワクワク





3匹のコハリ@aya_jinkook2025年9月25日読み終わったこんなに夢中に読んだ本を初めてでした。二日間で読み終わったのですが、後半が特に面白く時間が経つのも忘れただただ読んでいました。今の時代をとても反映しているからか、自分がBTSのファンとして数年前からオタクと呼ばれる人たちと関わってきたからか自分が、まるでその本の中にいるような気持ちになりました。昨今の政治不安や外国人に対する苛立ち、日本の弱体化などの問題や日々国民が疑問に思っていることや、もやっとしていることを、登場人物を通して再確認できます。読んだ後少し気持ちがスッキリする、そんな本でした。


しき@shikishaa2025年9月24日読み終わったす〜っごく面白かった。推し活を仕掛ける側・ハマっていく側・かつてハマっていた側の三人視点だけど、どれも身に覚えがあってずっとボディブローくらいながら読んだ。神視点で読んでる読者はある意味一番「視野が広い」けど、まんまと物語に誘導された。これ読んで「自分はまだマシ」と思ってある自分もメガチャーチの一員。読み終わったオタク仲間と話したくなる。

t@tm_10332025年9月23日読み終わった視野を狭めて何かにのめり込んでいく様は恐ろしくもあり、少し羨ましいような気持ちにもなった。我に帰らず何かをただ好きでい続けられることって才能だと思う。 幸せてに生きるために視野をどのくらい広げるのか、考え探していかなければ。
nica@nica2025年9月23日読み終わった書店で買った本いやぁ~ 凄かった! 半分過ぎた頃からグイグイきた 自分は推しがいないから 推し活という物がよく分からなかったけど これ読んで ほんとに凄かった! 最後の1行の後がとても気になる

いま@mayonakayom222025年9月22日読み終わった週末から駆け抜けるように読んだ、相変わらず朝井リョウの作品を読んだ時のヒリつき感のようなものはすごい。 金原さんの『ヤブノナカ』の木戸と、本作の久保田の置かれている立場や状況、孤独感、諦念、渇望などが、私の中ではかなり比重が強いテーマ。 共同の目的がない上での仲間とは違う「友達」という関係性作りにおいての性差、男性同士ではケアをしあう関係を取りづらいこと。今回朝井さんも書いていたし、以前「のらじお」のお二人が話されていたなとまた聴き返している。 新しく出た三宅香帆さんの新書にも中年男性のケアについての話が出てきたしここはしばらく考え続けたい部分。





ナガヤ@nagaya2025年9月22日読み終わったひっさしぶりに小説を読んだ 帯を見た時に、これは読まねば思わされた 引き込まれたのは第14章 たった2ページの第14章 ここからラストまで一気に持っていかれた とりあえず味噌汁飲むわ





こはく@nqou-book2025年9月21日読み終わったえぐい。 こんなん書かれたら、自分の好きなことは全てがまやかしで操作されて誰かの物語の上で踊らされているだけで、とても正常には生きていられなくなる。 どの角度から見ても本質的に正しいなんてないんねすね。 何事もテキトーが一番。深く考えずに死ぬまで生きていきましょう。笑 「ずっと我に返ったまま生きるにはこの世界は殺伐としていますし、人間の寿命は長すぎますから」






たま子@tama_co_co2025年9月21日読み始めた読みはじめ10pですでに、うおお…やめてくれ…ちょうど最近考えていたことだよ……となり恥ずかしくなったり、いやわたしはちがう!と言い訳を探したりきもちが忙しい。これだから日本の現代を舞台にした小説を読むのは体力が必要で疎遠になりがち。でもめっちゃおもしろい。これは一気読みしそう……あと『物語化批判の哲学』との読み合わせがすこぶるいい。『ドン・キホーテ』で癒されてから眠ろう。










- maaaaakiiiii@maki11062025年9月20日読み終わった新聞連載時夢中で読み、最終話愕然としたのを今も覚えている。明日からどうしようって(笑) とはいえ誰にもとくに入れ込まず、この空気だけを「異様に知ってる…」みたいな感じだった。 一年以上経ったいまこれだから。小説はすごい。すごい小説はすごい。






mq@365co2025年9月20日読み終わった読みながらすみません許してもらえませんか?て何回か思った 私の推しはこういう強固なファンダム型のアイドルじゃないけどいわゆる推し活ムーブメントの中にはいるからあちこち刺さりまくっている オタクは極論SNSやらない方が健やかにオタクできるのはわかってるけどSNSを通じて社会人になって新しく友達できるなんて思わなかったしそれが嬉しいし、コミュニティに所属してることの安心感ってすごい ライブの醍醐味でよく言われる「一体感」ってつまりそういうことだし…… 総じて許してもらえませんか?て思い続けながら読んだ







- kumiko@dokushorireki07152025年9月19日読み終わった推し活題材の話、と軽い気持ちで読んだけど、エグかった。 推し活してる人に読んでほしい。 今年読んだ本の中で一番面白かった。 ホラーじゃないのに怖い。


ほんね。@Honne_03302025年9月19日読み終わった@ 本の読める店fuzkue初台久しぶりの朝井節。 ここ最近で立て続けに話題になった『正欲』『生殖記』があまり合わなかったのもあって、"推し活"がテーマの本作はあまりにも身近すぎてびたびたに浸った。 全く真逆のように見えた2人の"すみちゃん"…私は違うって思っても呑まれちゃうのが物語の持つ強さなのかな。そう考えたら私も人のこといえないな。 現代は視野を広げることで得られる自由という不自由さ、という点は結構納得したし、目から鱗だった。だって何かしらの指標がないと怖い。 「多様性」「人それぞれの幸せ」、昔に比べたら遥かに自由になった世界で、自らをカテゴライズして枠にはめて、コミュニティ仲間と一心同体になって、自ら不自由な方向へ突き進む。それが現代の幸せ。 視野を狭めれば、それ以外のものが目に入らなければ、夢から覚めない。覚めない夢は心地いい。だって現実は冷たくて苦しい。 それが現代、令和という時代なのかな。 ホラー小説ではないはずなのに、読んでいてすごくぞっとした。紛うことなき今年のベスト10内に入る。






彩@Alice2025年9月19日読み終わったアイドルを推している身として、卒論で推し活を扱った身として共感するものばかりだった。『正欲』しかり『生殖記』しかり、朝井さんは時代の流れを正確に掴んでいて脱帽。 オタクによって様々なタイプがあること。アイドルにハマりたては全てが新鮮で楽しくて、後で後悔するとわかっているのに何枚もCDを積むこと。現実が楽しくないから、視野を狭めてSNSに張り付いて同じアイドルを推す人たちと語り合って……。 数年前の自分がそこにいた。 2年もすれば新規ハイは落ち着いて、売上を気にして積んだり供給に飛びつくことはなくなったけど、なりふり構わず周りに推しの魅力を語ってた当時は何にも変え難い充実感があったなと思う。 そこで得られた友人もいるし、当時は推しのおかげで生きていられたし、初めて生で推しを見たときの感情はずっと忘れたくないって思う。 ただ新規ハイが落ち着くと、推しを消費していることへの罪悪感やCDの大量購入大量廃棄という実態、推し活を推奨するメディアへの不信感などが募って、正解が分からなくて身動きが取れなくなっていた。 視野を狭くして没入することの快感、それでいいのか?という疑問、視野を広げても結局行動を起こせない自分への嫌悪……一通り味わってきた感情が全て描かれていて、朝井さんに全て見透かされている気がして恐怖さえ覚えた。 凄まじい読書体験でした。






いぬを@_____on7222025年9月19日読み終わった@ 電車他人と繋がっていられる安心感は誰もが求めるもの。 推し活、仕事など何かに没頭することで視野が狭まる。それは即ち、我を忘れて何かに夢中になっている状態で、幸せを感じることができる。人生は、そのような中毒症状がある方が楽で皆それを求めている。 逆に俯瞰して、「それって何の意味があるの?」と他人を見下すような広い視野を持つ人は、何かを間違えないだけ。何にも没頭できない、寂しい感情が残る。 視野を広げること、狭めること、両方に良いことと悪いことがある。 自分は何かに没頭する経験が乏しいので、思い切って実行して何かを間違えることが羨ましく思いました。









- 風@8ash_62025年9月18日読み終わった「推し活」にのめり込みすぎることの恐ろしさを感じながらも、このような良い面もあるのだと双方の意見が入り混じっているところに物語の複雑さを感じた。こっち側の人だけが悪いと決めつけることがない物語。「推し活」を通じてそれぞれの年齢や性別によって生じる問題で物語がすすんでおり、自分もこれからこうなっていくのかもしれないな、この立場の人はこのような悩みを抱えていたのだな、と考えながら読んでいた。考えすぎて、自分も既に何かの"物語"に…と頭の中がグルグル。日付が変わってもページをめくる手を止めることができず、駆け抜けた。



日向@mudream_31zZ2025年9月18日読みたい自分ってまあまあファンダム経済に翻弄されているんじゃないかとか、(そうならないように気をつけてはいる)(そもそもそれが悪いことなわけでもない)、アイドルを取り巻く環境とか、最近いろいろなことを考えすぎてただ楽しく推せなくなってきている気がしてたから読みたい(そういう話で合ってる?)そして朝井リョウさんの本、全然読んだことないことに気づいた。『武道館』も読みたい!自分の読む作家さんが偏りすぎている問題。


なみだめ@nmdm2025年9月18日読み終わった主人公と登場人物が対話するシーンで、主人公が相手の話を全然聞いてなくて頭では違うことを考えているけど会話が進む構図が何度かでできた。読者は相手の「 」内のほうが気になるようなことを言っているところが面白かった。


さおり@prn9909082025年9月17日読み終わった読み始めたら入れる保険はないしたとえ手持ちにどんな保険があったとしてもどの保険も適用されないです.「今という時代を鋳型に流し込んだらこういうかたちになりました」と言われたら「そうですよね」とこたえるしかない、「わたしはそういうんじゃないんで…」みたいに高みの見物を決め込んでも無駄です気づいたら引きずり下ろされている寧ろそういう人の方がもしかして読み終えたあとのダメージは大きのではないかとさえ思う.「逃げろオズワルドにされるぞ」という言葉はゴールデンスランバー(伊坂幸太郎)のなかにある言葉でこの作品がたぶんわたしが「物語のもつ暴力性」みたいなものに初めて触れた作品でもあると思うけどまだここには「距離」があった気がする.「イン・ザ・メガチャーチ」はもう大分近い、すぐそこにある、わたしも嬉々として呑み込まれている節がある、そういう「生感」が凄まじかった. 「物語」と同時に「視野」という言葉も頻発しておりそのとおり「どこにフォーカスを合わせるのか」という話でもあった.皆わりとどこか冷静に自分のことや所属している「界隈」のことを見ているくせに、自分の身近なところに関しては急にその「解像度」が荒くなるところとか絶妙だった.きっとみんな「答え」を知りたくないんだな、と思う.大学の食堂のシーンに圧倒された.


yayano@yaya72025年9月16日読み終わった勝手にもっともっと踏み込んだ物語を想定してしまっていたので、綺麗にまとまったことに物足りなさを感じてしまった。もっとえぐるような、もっと読み進めるのを躊躇うような、朝井リョウを期待していた。それに十分耐えうる題材だったと思うだけに、新聞連載ということでブレーキをかけられたのかな?などと邪推した。朝井リョウ×アイドル界隈、いくらでも読みたい!







nami 𓐃✈︎@____73r2025年9月16日読み始めた読んでる読み終わったこれ読んでたら現代日本読書界隈のアイデンティティよ!みたいなSNSの波に飲まれて苦しいのでInstagramでぎゃーぎゃー言うことはしないけれど、わたしも読んでいる。朝井リョウの「世界地図の下書き」に救われてからずっと彼の作品を追いかけている。〝リョウ様!〟と呼ばれている彼を眩しく思いながら、わたしは新刊を静かに読む。大変良い。







t20vision@t20vision2025年9月15日読み終わった2020~2025年の閉塞と狂乱が詰め込まれた時事小説 熱狂の語りと俯瞰の語りが対比するいくつかのシーンが、一心にのめり込む信者の盲目感を豪速球で投げてくる


yuki@yk_books2025年9月15日読み終わった何か感想を打とうとしたけど打てなくて、そのまま投稿したあとにこれを編集で追加してる。 わたし自身は自分を使い切りたいという欲すらなくなってしまった気がしていて、そういうエネルギーを燃やしている人を眩しく眺めることが多い。誰かにとっての害になりたくないとだけ思い続けたまま何事も成さずに終わる、それでもいいかな、だからこそ消費者として本を読ませてもらい面白かったと人生のどこかにそのかけらが残っているだけで幸せな気持ちになるしわたしは土俵にすらあがれないとも思う





- youy@youy2025年9月15日読み終わった今読んでよかった。作中のいろんなところで自分を発見し、怖くなる小説、なかなかない。読んだ人と話してみたい、感想を聞いてみたいとここまで思える小説もなかなかない






沙希@isagonozomi2025年9月15日読み終わった@ 自宅そんなつもりじゃなかったのに完徹で一気読み。 朝井リョウ氏なので、あらすじも調べず前のめりに購入。 多様性の時代を生きるからこそ、誰しもが“宗教”を必要としているということ、ああもう絶対に全員がそれ!!と思ってしまった。 ああこれまさに視野狭窄、自他の境界の甘さの賜物…なんせ私はINFJ…。 朝井リョウ氏がYouTubeで新書について 「同じ時代を生きる作家が書いた本を読めることは素晴らしい」(雰囲気) というようなことを話していたはず。 そう言う彼の小説こそ、出来たてホヤホヤのアチアチを火傷しながら食べるのが至高なのです。


Daidaigo@df21792025年9月14日読み終わった「(誰かのセリフ)」 →それを聞いてる人がセリフを言ってる人と別視点別解釈で噛み砕いていく独白 →「(誰かのセリフ)」 → それを聞いてる人がセリフを言ってる人と別視点別解釈で噛み砕いていく独白 →「(誰か 略 この流れ朝井リョウの真骨頂で、今回も存分に楽しめます。 視野を広くする、とか狭める、とか簡単に使う人は、この本の思考プロセスを読んで同じくらい深く考えられるか内省しても良いかも。 金原ひとみのYABUNONAKAほどではないけど、ゴリゴリ脳に言葉を押し込んでくる感じが快感。


harami@msk4062025年9月14日読み終わった恐怖。その感情が読後感に襲ってくるようだった。3人の登場人物を描き進んでいくストーリーで、立場も年齢も性別も違う三者三様のキャラのはずなのにどの登場人物にも感情移入してしまうのが朝井先生の凄さであり怖いところだと思う。自分もこうなるかもしれない、こういう道を辿っていたかもしれないというあり得たルートを見せられているようでフィクションだと簡単に割り切れない凄まじさがあった。正気を保って生きていくには生きづらい社会で視野を広げていくのか、狭めていくのか生き方を問われているようだった。最後の章で一つの答えが提示され、その答えに軽く絶望しつつも諦め・開き直りもでき、ある種吹っ切れて進めるような一つの結論だとも感じた。この答えの受け取り方はいろんな人と意見を交わしてみたい。



塚田@tsukada2025年9月14日読み終わったあぁー、凄かった! ありきたりだけど、朝井リョウは本当に現代社会と現代に生きてる人に対する解像度が高い。そしてそれを文字にする力。凄いを通り越して、怖い。 視野を広くすれば、色んな対象物を多角的に見られる(自分のことも)。結果、間違わない。でもそれはあらゆる事を考慮して動けなくなるから。 視野を狭めれば、その対象物にのめり込み、夢中になる。結果、他視点から見て間違っていることが往々にしてある。でも、動けてはいる。 そして人は、動けている(自分の余白を埋められている)時に、充足感や幸福感を感じることができる。自分を使い切れる。 あと文章構造で、登場人物の内面思考とその周囲の声が交互に書かれているところが、まさに「物語」にのめり込み、周りの声が聴こえていない状況を上手く表していると思った。 とりあえず、次に『学生を戦地に送るには』を読みたい。あと、将来の“孤独”の対策をしなくては、、、



- 本を食べない山羊@goat1234562025年9月14日読み終わったファンダム経済とMBTIについて。 慶彦とダブルすみちゃん、全員に共感した。 澄香ちゃんがINFPだと明記されていて、たぶん主人公たち全員そうなのだけど……わたし(INFT-A)とはけっこう違うな……と思いながら読んだ。 けど、結局そうかも。わたしも大人数での飲み会とか苦手だし。慶彦のすべてを都合よく解釈してしまうところとかわたしをみているようで、目を覆いたくなった。 朝井リョウ!やめて!わたしのライフはゼロよ!!!でも視野を狭くしてこれが正しいと思ってないと立っていられないのよ!!!みんなどうやって立ってるの?! ……と、読了した当日は思っていたけど、朝目覚めると冷静さを取り戻していた。 が、じぶんの目の前に広がる世界が、やっぱりわたしの色眼鏡で歪んでいて、わたしにはほんとうの姿がみえていないのではないかという感覚が残った。


5yndr0m3@5yndr0m32025年9月14日読み終わった感想紹介読んでる途中で気持ち悪くなってきた。過去の自分もこんな感じだったんだと。自分も推し活に励んでいたから気持ちが良くわかる。ちゃみするほどではなかったが、CDや本、ライブのグッズを買っていた。推しにハマるというより、推しを描く物語に没頭していたと思う。 コロナを機に推しの情報が少なくなってからは、あれほど熱中していた推しを追わなくなかった。これは物語が途絶えたからか。 視野を狭く持つと行動はできるが周りが見えなくなり、広く持つと周りが見え過ぎて行動ができなくなる。推し活にハマるとどんどん視野が狭くなるのが良くわかる。このバランスを保つのが難しく感じる。


yuri@ysz_1422025年9月13日読み終わった大人になって、推しが増え続けてる。常にプライベートでやりたいことを考えていて、大きな旅行も頻繁に行くようになった。好きなものが沢山あるのは良いことだって思って、予定をギチギチに埋めるようになった。 これってきっと自分の余白を埋めるため、将来の不安だったり不都合なことや辛いことを考えないための防衛本能みたいなものなのかもと思った。 没頭、中毒、視野狭窄、連帯、そして物語。何が正解かわからない人生の中で実際それらに救いを求めている自分がいる気がする。 全体として、うわー仰る通り、、となる言葉が多すぎた。3人の誰に、ではなくて、どの登場人物にも重なる部分と重ならない部分があって、無意識に持っている考えや気持ちを言語化し尽くして揺さぶってくるなぁと。凄かった。







- 出口晴臣@haru04112025年9月13日読み終わった新作が出るたびに、そのときの"今"こんなにも早くリアルにおもしろい物語にできるなんてとひっくり返らされる 一生ついていきます ビハインド動画も最高



図書館マン@tosyokan-man2025年9月12日気になる読みたい借りたいTV番組“あの本、読みました?”から注目。 朝井リョウの本、個人的に怖がっているのであまり読めてはいないんですが。ファンダム経済については知りたいかもしれない。


- ゆ@y_uk_a2025年9月12日読み始めた普段単行本は買わない(移動中に読む&金銭面から文庫まで待つ派🙏🏼)けど、帯の「人を操るには″物語″が一番いい」というコピーと朝井リョウ15周年記念とサイン本ということで一目散に購入 オタクや女性への解像度高いし、活字なのに映像見ているかのような読み心地 まだそれぞれの1章目までで展開はしてないのでわくわく LINEを長押しして既読つけないように読む描写とか「オプチャ」ということば、ウクライナ情勢とか出てくるから、今、リアルタイムで読みたい本 朝井リョウと同じ時代に生まれて、同年代なの最高




り@ryohei_132025年9月11日読み終わった怖い話でした。救いがなかった。 呑まれる人たちの話。 3人の主要人物、誰にも共感は出来なかったけど、いつか何かのきっかけで自分もこのうちの誰かになるかもしれないと思うとただ恐怖でした。

harucaの本棚@mochacha2025年9月11日読み終わった一つのことにのめり込みすぎると地獄を見るということがわかった。何事もほどほどに、だけど今の世の中はそのほどほどでやめられないような仕組みが沢山あって、それが本当に闇。面白かった〜!



私の個室@yuco702025年9月10日読み始めた読み終わった読んでる間はかなり引き込まれて時間さえ許せば一気に読みたい小説ではあった。金原ひとみ「ヤブノナカ」安堂ホセ「デートピア」と共通点がありつい比べてしまう。3作とも父親(世代の昭和時代の男性)と令和を生きる子どもの対立がある。令和じゃなくても子どもと親が対立するのは当たり前なんだけど、父親のほうが社会性や時代性をもろに内包していて、下の世代には受け入れ難いんだろうな。


gumiko@megmilk2025年9月10日読み終わった一気読みしてしまった……! 登場人物それぞれの解像度が高くて怖いくらいに感じる。 推し活に限らず◯◯界隈ってたくさんあるけど、自分の人生の視野を広げるのとのめり込んで視野を狭くするか、紙一重だなと思った。



ポチ@takupochi_19932025年9月9日読み終わった推し活を題材にした小説だけど、ただの趣味の話じゃない。元ファンが推し活をやめた後、陰謀論にハマっていく流れが衝撃的。「推しのために課金する心理」と「陰謀論を信じて寄付する心理」が同じメカニズムだなんて...。私たちが「物語」に依存せずには生きられない存在だということを容赦なく突きつけられる。普段小説読まない人にこそ読んでほしい。現代を生きてる以上、この本で描かれてる心理と無関係ではいられない。





島@lpxlf2025年9月8日読み終わった一気に読んだ めちゃくちゃ面白かった 読書面白すぎる 「客観性を伴わない猪突猛進さこそ今の時代に機能しえる唯一の物差し」刺さりました 私は澄香な部分もあるし久保田な部分もある ダヴィンチ10月号も買いました



core_@core_2025年9月7日読み始めた生殖記をいまだに積んでいるというのに即買いしてしまった。 うっかり冒頭だけちら読みしたら、最初の一文でもう「え、いきなりそんなこと言わないでよ………」てなった😇 今日のところはいったん踏みとどまったけど、どうせ一気読みするんだろうな…




- 風@8ash_62025年9月7日読み始めた用事があったため最初のページだけチラッと読もうとしていたのだが、気づいたら50ページまでスッと読んでしまっていた。何故こんなにも年齢や性別が異なる人への解像度が高いのだろうか。





obama@obamabooks2025年9月7日読み終わった@ 自宅カーーーーーーーッ! 2025年に生きるみんな読んで。そうSNSに投稿することすら悔しいけど、最高でしたもう最高でした。 新聞連載小説ならではの時事性があり、差し込まれる小泉進次郎構文とかについクスッと。それも悔しい。推し活経験はないし、LINEのオプチャやTwitterとも距離を置いてるけど、そんなの関係なしにスマホを手にネットの海を漂うひとたちみんなに読んでほしい。仕事柄、深夜に電話やLINEしてくるおじさんの友人たちにもぜひ読んでほしい。そして感想が聞きたい。 物語をキーワードに難波優輝さんとか、作品に今っぽさ(いつ作られたかを読み手にあえて意識させる)を盛り込む点でYaffleさんとの対談も読みたいなぁ なんというか、同世代で、同時期を生きる作家の作品って〝いま〟読む面白さがギュッと詰まってる。こんなにも面白いんだなぁほかの作品もちゃんと読んでみよう



みずかり@mm_calling2025年9月7日読み終わった終盤クライマックス読んでるときに、だいぶ年下のオタク友達から 「休日って何してる?アイドルより自分にお金使いたくなったけどSNS見てない時間空白すぎて何していいか分からない」 ってLINEきたのタイミングすごくて何とも言えない笑い出た 私はユリちゃんに近い。物語にすごく熱狂しやすい気質だけど飽き性で次の物語に移る 信じる物語を自分で選ぶこと、そしてその選択に腹を括ること。単なる自己責任論じゃなくて幸福論の域だな…という感じ 読み手によって、耳が痛い話と俯瞰の視点と目まぐるしく変わる。最終的には救いになると思う







くまこ@iitenamoko2025年9月5日読み終わった「視野を広げる」は一般的にポジティブな意味だけど、本当にそうだろうか。 "すみちゃん"の物語を読みながら、正しくない視野を広げるのは危険だと思った。でも「正しさ」って誰が決めるの?私が正しいと思っているものは、本当に正しいの? あー現実ってややこしい。こんなときは「物語」の世界に逃げたい。それが搾取されるだけの世界だと分かっていても。 骨の髄までアイドルヲタクで生きてきたので、推し活描写がリアルすぎて感動した。特に「骨が一般人」のアンチコメントのリアルさとその子が一番下の順位で選ばれていることに納得してしまった。 こんなリアルなドルヲタ小説が読めるなんて最高だ。


tsuki@tsuki_ni_once1900年1月1日読み終わったファンダム経済ってもはや一大市場だけれど、それが孕む消費の恐ろしさって誰しもがうっすら感じながら見てみぬふりをしているよね〜 っていうのをこんなにはっきり言語化されて、ウッ!となった!- ふわふわのパグ@bianca1900年1月1日読み終わった本書は推し活を煽る側と煽られる側の心理的ストーリーと思っていたが、私にはプライベートがイマイチで生きづらさを抱えて苦悩しながら生活する人々の小説に思えた。登場人物3名は孤独を感じている。 私には推し活の言動の源泉が依存に思えた。他人との適切な距離感をはかるのが苦手で、内向的な彼らは現実の人間関係では傷つくことが多い。でも、推し活なら。。。推しにはどんなに依存しても直接NOを突きつけられることはない。逆に応援してくれてありがとうと感謝されるくらいだ。ファンダムの仲間とならスラスラと会話できるし、メンバーと一緒に過ごすことは心地よい。CDやグッズを大量購入したり、推しを紹介したSNSがバズればファンダム仲間から褒められ、自己肯定感も上がる。推し活は、寂しい人の隙間にスルッと入って虜にするカルト宗教も似ていて怖いなと思った。


小林音@yoru_yonaka1900年1月1日気になる読みたい朝井リョウ熱が上昇しているので読みたいに決まっている。 ただ、本の質量に圧倒されて踏み込めてないだけで。 先日うんと年下の派手髪の可愛らしい子がこの本だけ買って行くのを目の前にして、自分の小ささを感じた。目の前にいる子の方が小柄だった。


- 夜井@beginner_reading1900年1月1日読み終わった共感と自己嫌悪。登場人物の一人である久保田慶彦の考え方すべてが自分に似ていた。やはり、将来のことを考えすぎる(広い視野)より今のことだけ考える(狭い視野)の方が生きやすいし、この2つの視野を交互に持って何も手につかなくなる。 推し活の信徒作りのマーケティングの話が興味深かった。 本のページ数の数字が変だったけど気のせいかなぁ…































































































































































































































































































































































































