
ちゃおくりー
@qiaokeli
2026年4月21日
はるか、ブレーメン
重松清
読み終わった
60歳が近くなり最近よく考えることがある。他界した母が最後に思い出した景色は何だったのだろう。そこに私はいるのだろうか。笑ったり泣いたり心が忙しかったあの頃いつも一緒にいたあの人は、今何をしているのだろう。昔を思い出したりするのだろうか。そこに私はいるのだろうか。思い出す事、思い出したくないこと、既に蓋をして忘れたこと。私は死ぬ時に何を見るのだろう。そんなことを最近よく考える。
たまたま図書館で手に取って借りた本なのに、私がこのところ気になって、心から離れないことについての本だった。死ぬ前に見る走馬灯の絵師、シーンを選んだり消したりする絵師の話しなんてリアリティはゼロなのに、読み始めたら止まらなくなり、読み終わるまでに大量の涙を流した。内容が悲しいわけではない。自分のことを振り返り涙が止まらなくなった。
映画化されないかな。
