
ogyoza
@uuoics
2026年4月23日

読み終わった
図書館で2月に予約をした『西村賢太殺人事件』が一向に手元にやってくる気配がなく、えいやと借りてきたもの。西村賢太を読むのはこれがはじめて。手元に置いておきたく、購める(作中で何度もでてきた、こちらの表記をしてみる)予定。
総じて好きな感じの文章だった。「女体に対する思いは灼けつかんばかりのものがあった。一日も早く、我がマラを然るべきところに突き込む行為を成し遂げたくて、」などは、その静かな迫力に笑ってしまう。また、西村賢太は「映像よりもエロ本派」であるからして「他人の絡みを眺め、男優のフィニッシュに合わせて自分も果てるなぞ云うセンズリは、これは断固拒否したい」というくだりにも腹を抱える。とはいえじぶんが女であるせいかぴんとこなくて(しかしおもしろい)、映像の場合は男優のフィニッシュにあわせるのか? などと夫に訊いてみた。
なかでもとりわけ素晴らしい一文。「悲観は程々に、楽観は慎重に。」