
かのうさん
@readskanokanon
2026年4月23日

読み終わった
イラク戦争の頃のイギリス。
著者が朝日新聞ロンドン特派員だった頃の書簡。
拝啓から始まる季節の挨拶が清々しい。
イギリスの情勢に、これはあれではないか?と著者が読んだ本のことを当てはめる。
圧倒的な知の深みを見せつけられているかのよう。
本は読んでもその内容を時勢に合わせて落とし込める人間は、なかなかいないだろうと思う。
一体どれくらいの本を自らに落とし込んだ人なんだろう?
印象的な文はあとがきの
手紙は「時間の空白をあらかじめ文章に織り込み、未来に向かって変化する読み手の心に向けて矢を放つ行為」
というもの。
この時と今と、何となく状況が似ていると思う。
あの時のあの反省は何だったんだろうか?
いや、そもそもあの国はあれを正義だと思って今も行動してるから、今この世がこんなことになっているんだよな。
せめてもダメなことにはNoと言える教養と心を身につけたい。

