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かのうさん
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かのうさん
@readskanokanon
かのうさんです。 1ヶ月に10冊くらいの本を読んだり読まなかったり。 色々な本を読みます。
  • 2026年4月11日
  • 2026年4月11日
    世界図絵
    世界図絵
    『世界図絵』J.A. コメニウス 世界で最初の、子どものための絵本、絵入り教科書を大人が図書館の特集で知って読んでみた。 作者の教育への情熱を感じるな。 素朴な絵が温かい。 天道説の時代にこの教科書は出来たらしい。 歴史とロマンを感じる。
  • 2026年4月10日
    これがそうなのか
    『これがそうなのか』永井 玲衣 他者との対話や本を通して、〇〇という言葉を哲学で考える本。 町田康の小説『告白』の主人公を思い出した。 こういうことが言いたいのに、何故かこんなことを言ってしまって後悔する気持ち、なんか気持ち悪い感じ、違うなという感じ。なんだか知らないけれど全然思ってもみないことをあえて言ってしまう感じ。 なんでなんだろう? この言葉ってこういう時に使うけれど、本当はこの言葉を使いたくなくて、もっと深みのある言葉を使いたいんだけど、照れだとか、カッコつけたくないという気持ちで上っ面なチャラい言葉を使っちゃうとか。 なんでこの言葉を皆使っちゃうんだろう?って考えたりするのって結構楽しいなと思った。 普通とは。 の章で 母がラーメン屋に行くと必ず 「普通のラーメンください」と言うのを思い出した。 母にとってのそれは、「ラーメン」と書かれた1番安いやつなんだけど、普通って何味?と思う。 ラーメンというメニューがあって、それに塩味と醤油味があった時、そのお店の「普通」って何だろう? あと、本の中に読んだ本や好きな人が潜んでいて嬉しかった。 読んだ本がこの本を連れてきてくれたのか、この本が私の好きな本や人を連れてきてくれたのか。 読書会で選書していただいた本なのです。
  • 2026年4月7日
    100分間で楽しむ名作小説 文鳥
    『100分間で楽しむ名作小説 文鳥 (角川文庫)』夏目 漱石 家にあった本から。 三宮麻由子さんのエッセイから夏目漱石を読みたくなった。 あとね、4月から始まったドラマに文鳥が出てきて、かわいいなと思ったので。 文鳥。 これは。漱石の随筆だと思うが、彼の性格がよく現れた話だなと思う。恐らく、すごく面倒くさい性格で家族にも相手にされない漱石が、文鳥を可愛がってみたいと飼い始めるけれど、タダでは俺に世話されると思うなよ的な。俺に世話されようとするなら弱々しく、可愛げのあるところを見せてみろ!で行き過ぎちゃったんじゃないかと想像する。 文鳥を時々女性として想像している描写がなんとも艶めかしい。 白い肌の、弱々しいおなごが好きなんだなと思った。 (この文鳥は白文鳥だと思う。) 夢十夜。 これは漱石の不安の現れ?終始こんな夢見てたら大変だな。そして難しい。 こういうわけのわからない夢はたまに見るけれど、ここまで毎日のように続くと鬱々しそう。 琴のそら音。 しっかりとして、特別占いだとか、幽霊だとか信じなくてもこうも続くと色々心配になるよなぁと思った。特に好きな人のことだしね。心配して婚約者に会いに行ってしまうところ、かわいい。
  • 2026年4月6日
    世界でただ一つの読書
    三宮麻由子さんの読書エッセイ。 「おいしいおと」や「でんしゃはうたう」などの絵本でも有名。 我が家の子どもたちはこの2冊が特に好きで私も良く読んだ。 シーンレス(4歳から光を失った)の方。 本を音で読んでからの、その感性が研ぎ澄まされていて、まるで赤毛のアンのようだと思った。 そう。本の感想を読みながら、村岡花子さん訳の赤毛のアンを読んでいるような感覚におちいった。 なんなんだろう。キラキラした音がするというか。 小説の文章の中の色んな感覚を三宮さんの文(このエッセイ)で沢山浴びることが出来るというか。 彼女のような読み方で本を読んでみたいなと思った。 坊ちゃんの文章にある音が気になったので早速読んでみようかと思う。 (たまたま坊ちゃんの話を娘とていて本を読み返そうと思っていた。) ベストタイミング。
  • 2026年4月3日
    血肉となる読書
    血肉となる読書
  • 2026年4月2日
    コーヒーの囚人
    コーヒーの囚人
    『コーヒーの囚人』砂村 かいり 砂村かいりさん、初読み。多分初読みだと思う。 すごく好きかも。 何気ない日常。だけど、ちょっとビターな毎日を過ごす主人公たちが、コーヒーを飲んでちょっと冷静になるというか、自分自身を俯瞰する話。 おしゃれな恋愛もの、短編集。 特に1話目と、どこかの喫煙所で会いましょうって話が良かったな。 一見、不真面目だなぁって思ってる人の方が案外まともだったりするなぁ(まともとは何かって話だけど)なんて思ったり。 「どこかの喫煙所で会いましょう」の彼氏持ちの彼女にはセフレがいるんだけど、その男性、何人もの女性と関係を持っててこっちからしてみたら何やってんのよって感じなんだが、かなりちゃんとした考え方持っていて、彼を応援したくなったな。恋愛面においても。
  • 2026年3月31日
    喫茶おじさん
    喫茶おじさん
    松尾純一郎、57歳、元大手企業の社員、早期退職で今は無職。趣味は純喫茶巡り。 どことなく、私の夫に似ている。 彼はグルメが趣味。 仕事は現役だけど。 週末になると、色々と私たちを巻き込んで(つまり、妻と子ども)食べ歩きするのが趣味。 (無駄使いできないからお金を使いたくないのだけど、彼の趣味を奪うことになるため、お金がどうこうって話はあまり出さないようにしている。)すみません。偉そうですが。 それでもってハイカロリーなものを食べたがる。 甘いものも大好物。 いい歳して、こんなハイカロリーなものばかり食べていて、成人病にならないか?と心配になる。 何度もそんな食べ方していたら具合悪くなるよって言ってるのに、私の話を一向に聞かない。 なんなら、夕食のあと、私たちが寝静まった後に夜中に1人でスナック菓子を食べていることすら毎日のようにある。 と、完全に愚痴になってしまった。 なので、松尾さんの奥さんが彼のことを「なんにもわかってない」って言うのはめちゃめちゃわかる。要はその場の欲求だけで、ちゃんと後のことを考えてないのだ。 もちろん、それがいいことだってある。だけど、家族という親しい立場で彼を見るととんでもなく無責任に思えるんだ。 自分で自分のことを管理できない人と一緒に生活するには、どうしてもイライラする。 ごめん。また愚痴。 自分のことだけで家族のこと全く考えてないじゃん。いいね。自分めっちゃ恵まれてるじゃん。自分の事だけお気軽に考えられていいなぁ。 もちろん、彼が彼なりにちゃんと考えてることはわかる。わかるんだけど。 (すみません。おそらくどの口が言ってる?って話。) だから、松尾さん一家の話が他人事ではなく、このまま行くとうちもこうなるんじゃない?って思った。 松尾さんに対しても私はこんなに純喫茶巡りでハイカロリーなものを食べてて身体大丈夫か?と夫に対する気持ちのように心配になった。 あと、テレ東あたりでドラマ化されそう。 喫茶店のコーヒーと食事は美味しそう。 ハイカロリーっぽそうだと思うけど。 松尾純一郎さんにはイライラするけれど、第2の人生、頑張ってください。 (本を読んで思いをわっと書いただけなので、私の性格が悪いとか、旦那が可哀想っていう感想は受け付けてません。 夫にはまぁ、よくもこんな女と一緒になったもんだとも思っております。)
  • 2026年3月29日
    本を読めなくなった人たち
    本を読むことは貴族の遊びなのか? 私は貴族なのか? 精神的にも経済的にも余裕のある人間なのか? 私は何のために本を読んでいるのか? わかりみを求めているのか、おもしろみを求めているのか? 本が好きだから読んでいるのか? それとも本を読む自分自身が好きだから本を読むのか? もし後者だとして(後者という自覚が少しある)、前者になるためにはどうすればいいの? 色々と自分とは?を考えてしまう本だったな。 本を読まない人はなぜ読まないのか?がインタビューを通して少し分かった気がする。 思い出したのは、「本を沢山読んでいるから賢いというわけではない」という小見出しから。 その昔、私はめちゃめちゃ国語の点数が良く、国語に限っては100点を連発する中学生だった。 (嫌な感じだろうけれど敢えて書きます) ある時、友達に「なんでそんなに国語の点数がいいの?」と聞かれ、「本を沢山読んでいるからなんじゃないかなぁ」と答えた私。それでそこに居た友達は納得しかけていたのに、その場にいた塾の先生が「読書と頭の良さは全く関係ない!」と言い切ったのです。 本を読む人=頭のいい人。うん、そうではない。 私、馬鹿ですから。 だけど、本を読む人が頭のいい人、頭を良くしたいから本を読むという10代の思い込みは必要なんじゃないか? あと、思ったのは皆タイパ、コスパに全集中しすぎ。(わざと鬼滅風に書いています) こんな人がさらにさらに増えて、本を最初から最後まで読むのが無駄だと感じる人が大多数の世の中になったら、表面的に無駄だと思われている本当はめっちゃ大切なこと(例えば子育てにおける同じことを何度も子供に話したりすることや、恋人同士の何の変哲もない会話)をできなくなる大人が増えて、人類滅亡ってことになりかねないなぁと思った。 少子化を本当に憂いているなら、政府こそ読書推進を本気でやらなきゃいかんじゃないの? 結構読書から色んなことへの好奇心が広がっていくので、経済的にも読書する人を増やした方が潤う気がするよ。 などと思ったのでした。
  • 2026年3月26日
    暗がりで本を読む
    『暗がりで本を読む』徳永圭子 現役の書店員さんによるエッセイ、書評。 良い本を届けたいという熱量がすごく伝わる文章だった。 徳永さんの書評。ああ読みたいなと思う本が沢山。 徳永さんがいらっしゃる本屋で本に出会いたいなとも思った。売り場を見てみたい。 福岡の丸善かな? 福岡旅行の時は寄ってみたい。 ただ雑然とした本屋より、働いている人たちの熱量が伝わる本屋は、本を買いたいなという気持ちにさせてくれる。 「本を読むのは偉いのか」 エッセイの最初の方に書いてあったテーマ。 わからない。 わからないな、これ。 ただ、私は本を読んでいる。 1番は私とは違う人の頭の中身が知れることが楽しいからか。 ズシンと心に来る本の書評が多かった。 あと、個人的に映画は観たけど本は読んでいないなというお話があって、思ったけれど、映像で観るだけだと物語の細部まで思い出せない。せっかく良い話なんだから本を通して物語を味わおうと思った。
  • 2026年3月25日
    ちょこっと、つまみ
    ちょこっと、つまみ
    なぜか今頃の季節(春)になると、美味しい料理を沢山作りたい欲がメキメキしだし、この欲は8月くらいまで続き、家族が喜びそうなものをわっせわっせと作ろうとする。 しかし、9月くらいから色々な鍋の素がスーパーに登場し、おお!いよいよ鍋の季節!と思い出すと色々なものを作りたい欲も段々と消えていく私。鍋は野菜も摂取できてお手軽なものだから、色々な味付けで、2日に1回くらい鍋になる。 本当にそんな食生活で良いのかなぁ。 もっと色んなもの作りたいなぁ。 しかし、どーしても楽な方に流れちゃうなぁ。 で、その色々なものを作りたい欲を消さないようにする何かいい方法ないかなぁって思って、そうだ!自分のための酒の肴を作ればいい。そうすれば、何か作りたい!という欲が1年間続くぞ。 という理由でこの本を手に取った。 子ども達、好きだしね。酒の肴。将来飲兵衛になりそうなくらいにね。おつまみはそのまんまご飯のおかずにもなるし。 美味しそうなおつまみ。良き良き。 さすが有名な作家さんたちの酒の肴に関するエッセイ。全て美味しそう。真似したいなと思うものが沢山。 旬の食材を使っているのと、魚料理多し。 池波正太郎のポテ正、美味しそう。 子供だった頃、近所の惣菜屋でポテトフライを買っておやつとして食べたことが思い出される。 熱々ホクホクを友達と頬張って食べたな。 あれ、子どもたちも好きだろうな。 あと、ゆで玉子を糸で半分にする方法は祖母がやっていたなとか。 崎陽軒のシウマイ弁当の話とか。 とにかく、私が小さかった頃を思い出した。 昔は今より色んなバリエーションのものを食べていて、それが外食ではなく、家で作られた物が多かったな。 って考えた。 それを皆でああでもないこうでもないしながら食べていたっけ。 今はオシャレで凝ったものを一年中、望めばお金を払って食べられる世の中だけど、 豊かな食事ってそこじゃないなぁって思い直したなぁ。
  • 2026年3月22日
    俺の文章修行
    『俺の文章修行』町田 康 文章にロックンロールを感じた。 すごい。 独特のリズム。 私、町田康さんをあまり存じ上げず、小川哲さんが町田さんの告白が好きでという話をされていて、「告白」を読んで、すごっ!と思い、今回これを読んだんだけど、 めちゃめちゃな熱量ですね。 てんで、何言ってるかわからない 笑 だけど、すごい大切なこと言ってる個所が沢山あるなとも思った。 特にP8の言葉を単語帳などで丸暗記した方が語彙力がつくのでは?否!の内容や、 P17の書くのが上手な人が必ずしも読むのが上手なわけではないにはそうだよねとなった。 文章を極めんとする人の王道として、 1冊の本を何度も読むことを力強く仰ってて、町田康さん自身が1000回読んだ本に昔話の「ちからたろう」があって、そこで『告白』の熊太郎にも繋がった。 参考になったのは心の錦の生まれ方 (心の錦が何なのかと言うのはぜひ本を読んでみてください) あと、文章を書くのに偉ぶるな。等身大の自分を見せろ的な事が書かれていて、文章の書き方の本なのに、生き方についても解かれているような気がした。 ついつい、自分の感じたこととか考えたことが高尚なような気でいちゃっているような気がする。 そこをまず、「しょうもないかもしれん」と疑えと。ありがとうございます。 驕りに気をつけます。
  • 2026年3月19日
    「書くこと」の哲学 ことばの再履修
    『「書くこと」の哲学 ことばの再履修 (講談社現代新書 2777)』佐々木 敦 難しい内容だった。 すごく哲学的。 あっ、哲学って書いてあったわ 笑 高橋源一郎さんが 「書けないことを書くにはどうしたらいいか?」を機動力にものを書いていらっしゃるのを知ってなるほどなぁと思った。 読まないと書けないとも書いてあって、そうだろうと思った。 ヒトとAIの違いは試行錯誤だとも。 試行錯誤が無ければ書き手も読み手もつまらんだろう。 アウシュヴィッツのことを表現することは野蛮だけど、それでもなお表現しようとする人がいる という、ある意味矛盾なんだけど、そこに文章を書くこと(表現すること)の意味を見出しているという個所があって、そこは何となくわかったかな。 全部ひっくるめて、自分にしか書けない、自分だからこそ書ける文章を大切にしたい。
  • 2026年3月18日
    日本一の「ふつうの家ごはん」 自由の森学園の学食レシピ
    ちょっと、朝昼晩きちんとしたごはんってどんなかなぁと思って、自由の森学園のレシピを参考にさせていただいた。 すごく、きちんとしたごはんな気がしたので。 「きちんとした」を連呼したが、私は今本当に子供たちのために「きちんとした」料理、つまり美味しくて、栄養価が高く、安心安全な料理を作りたいと思っている。 はたと、毎日の食事作りに脳を使ってないことに気づいて、ちょっと手間暇かけて料理を作りたくなってきた。 しかし、こうしないと!と気構えると続かないので、趣味程度に考えるのがいいと思う。 されど、大変だなあと思うことでも最初の1週間、3週間、1ヶ月くらいまで続けられれば大変じゃなくなって、3ヶ月過ぎた頃にはやらないと気持ち悪くなっていると思う。 だから、面倒なことだと思ってもとりあえず1週間は続けたいかな。 まずは出汁取り。 最近息子と料理を作ることも多いので、出汁を一緒に取ってみよう。 今は、だしパック使ってるけど。 昆布もカツオもあるんだよね、家に。
  • 2026年3月18日
    向田邦子の陽射し
    『向田邦子の陽射し』太田 光 こう言ったら語弊があるんだけど、1冊で向田邦子の作品と太田光の思いが伝わるお得な本だった。 うーん、やっぱりお得って言葉で片付けたくないな。 向田ファン(太田光)のフィルターで向田邦子とその作品を読むから、共感したり、向田邦子の違う魅力にも気づけた。そしていつもふざけているイメージの太田さんがその根本はめちゃくちゃ真面目っていうのは、向田邦子作品を愛したからだろうなっていうのがわかる本。 向田邦子の恋文を読んだ時に、あああんなにかっこいい女性がこんなに苦しい恋愛をしていたんだなぁと思ったのが20代前半の時、それと「大根の月」を読んだ時のショック(この話はショックだった)も20代前半だったかな? 他、知らない作品もあったけど、恋文の話を和子さんと太田光さんの対談を通して聞けたのと、大根の月を太田さんのフィルターを通したあとでまた読めたのは、結構大きくって、すごく嬉しかった。
  • 2026年3月15日
    その本は
    その本は
    『その本は』ヨシタケシンスケ,又吉直樹 お笑いのような本。 さくさく読める。 15分くらいで読んだ。 本を沢山読んでいる王様がいよいよ弱って、そんな時に2人の勇者(?)に面白い本の話をしてくれと頼む。 2人は寝ている王様に交互で世界中の面白い本の話を聞かせる というような話。
  • 2026年3月15日
    昭和ごはん
    昭和ごはん
    美味しそうなごはんが沢山あった。 素材にこだわったものが沢山。 桜飯、新玉ねぎの含め煮、さんまの梅干し煮、里芋の白煮はこの本のレシピでぜひ作りたい。
  • 2026年3月13日
    ポトスライムの舟
    『ポトスライムの舟 (講談社文庫 つ 31-1)』津村 記久子 日々のことを淡々と。 お金の使い道について、そんな無駄に使わず地道に節約して日々小さいことに楽しみを見つけていれば、お金も貯まるし人生も結構楽しいんじゃないか?って思ったよ、薄給でも。友達の娘ちゃんが小さい幸せを見つけるプロのような気がして、ああ子どもって皆こんなんだよな、大人はつまんないなと思った。 ポストに毒があるってのも初めて知ったな。 主人公の生活感だったり、どこにでもいそうな普通っぽさを客観的に、第三者の目で見るからか、なんだかとても、生活に対してのたくましさを感じたし、何かあったとしても生きていけそうという気持ちになった。 →ポストライムの舟 すごく辛い話なのに、俯瞰的、とても。 主人公を一人称にしてしまうと、耐えられないから? こういうパワハラの人、いるよな。組織には。 だいだい言いやすそうな人、つまり真面目でいい人そうな人がターゲットにされる。 上司だからキレられない。 今だったらそいつにも余裕無いんだなぁなんて思ってスルーする力が備わってるけれど、新卒で初めての上司がそれじゃ、私が悪い、私が悪いってなるよな、普通。 ロスジェネ世代はさ、一生懸命就活してやっとその会社に入った人が多いから、そんなすぐ辞められなくて無理しちゃう人も多かった。 ああ。 解説にも書いてあるけど、この話、辛いけど一人称ではなく、三人称として客観的に書かれているから、変に感情移入して辛くならない。そこがいい。 嫌な上司が入れば組織に助けを求めればいいと思うし、もし見て見ぬふりをする組織だったらそんな組織辞めてしまえと今だったら思う。 それにそもそもその仕事は自分には向いてないかもしれない。 何度だってやり直せると思うよ。 まだ若いうちは特に。 という勇気、もらえるんじゃないかな? →十二月の窓辺
  • 2026年3月11日
    深夜の散歩
    深夜の散歩
    『深夜の散歩 (ミステリの愉しみ) (創元推理文庫)』福永 武彦,中村 真一郎,丸谷 才一 当時最先端のミステリの話を福永武彦、中村真一郎、丸谷才一という当時の文豪が話している。すごく豪華な1冊。 福永武彦の文章がとても好きだったのでその福永氏がミステリにどういう感覚を持って楽しんでいるのかというのも興味があり、また福永氏のお仲間であるお二人の感想も興味を持った。 同じような活動をされているので、この方たちはどういうところで面白がるのかな?と。 結構難しい。 というのは ここに書いてあるミステリ、クリスティ以外は読んだことないなと思ったからだ。 そしてこのミステリっていうのは今もなお面白いものなのかな?とも思った。 昔のミステリだからだ。 中村真一郎が遅読だったのが結構意外だった。 この方は遅読の魅力をわかっておられて、さすが凄いなぁと思った。 ソマーズの震える山を読んでみたい。 骨太のミステリのようだが、私でも読めるか? そして、タイトル通り、やっぱりミステリは深夜に読むのがかっこいいなと思う。 誰にも邪魔されずしんみりと集中して読みたい。 けれど最近疲れて夜9時には眠くなる。 早すぎるね、寝るの 笑
  • 2026年3月10日
    虚空へ
    虚空へ
    『虚空へ』谷川 俊太郎 生前最後の詩集ということだ。 どんどんと谷川俊太郎さんの頭の中が宇宙的になっているというか、禅問答をやっているような感じで、何度も何度もこれらの詩を反芻しないと本当によくわからない。 もしも未来人が谷川俊太郎さんの詩を読んだら、もしかすると令和時代に亡くなった高尚なお坊さんだと思うかもしれない。 それくらい、仏教の教えに近いような詩を書かれているなぁといった印象を持った。 俵万智さんの解説でようやく少し理解できた詩がある。
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